雑想 2012年5月

      2022/10/29

ボサ風 Love Fool

カーディガンズの《ラヴ・フール》は、ボサ風のリズム、和声の親和性がとても高いということがよく分かる演奏。

ただ、ヴォーカル次第では、非常に「ご立派」に感じてしまうかも。
まさに、この動画の女性も(笑)。

ガール・トーク ケイト・マクギャリー

ジャケットのインパクト一発!

でも、内容はフツー( ̄ー ̄)

誤解を恐れずに言えば、ケイト・マクギャリーの声色は甘口アニタ・オデイか。

キース・ガンツのギターが良い(・∀・)b

▼収録曲
1. We Kiss in a Shadow
2. Girl Talk
3. I just Found out about Love
4. The Man I Love
5. O Cantador
6. This Heart if Mine
7. I Know rgar You Know
8. Looking Back
9. Charade
10. It’s a Wonderful World

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アンプリファイド・ハート エブリシング・バット・ザ・ガール

EBTG(エブリシング・バット・ザ・ガール)の諸作の中では、これがお気に入りですね。
⇒アンプリファイド・ハート

▼収録曲
1. ROLLER COASTER
2. TROUBLED MIND
3. I DON’T UNDERSTAND ANYTHING
4. WALKING TO YOU
5. GET ME
6. MISSING
7. TWO STAR
8. WE WALK THE SAME LINE
9. 25TH DECEMBER
10. DISENCHANTED

トレイシー・ソーンのヴォーカルの切なさっぷりがイイ感じ。
丁寧に作られたアコースティック色の濃い作品。

EBTGを最初に聴く方は、このアルバムからはいるのも悪くないと思います。

あるいは、個人的なお気に入りをもう1枚上げれば、『哀しみ色の街』も好きです。

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こちらは、アンビエント色が濃く、シンプルな音作り。80年代エレポップやニューウェーヴ好きの琴線を刺激する内容なんじゃないかと思います。

関係ないけど、ジャケットの女性、そこはかとなく、元AKB48のあっちゃん(前田敦子)に似ているような似てないような。

ホロヴィッツ ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番&ピアノ・ソナタ第2番

臨場感たっぷりのコンサート。
生々しい演奏とは、まさにこのことか。

皮膚の裏側がぐらっとくるような生々しさの要素は、ジャズの演奏に多いと感じるので、私の中では、いつのまにかジャズが守備範囲の中での多くを占めるようになってしまっていますが、「ジャンルとしてのジャズ」を編愛しているわけではありません。

クラクラっとくるような演奏は、ポップスでもクラシックでも、出会うことが多いですし。

まさに、それがコレ。

▼収録曲
1. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30 I.Allegro ma non tanto
2. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30 II.Intermezzo:Adagio
3. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30 III.Finale:Alla breve
4. ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 I.Allegro aditato
5. ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 II.Non allegro;Lento
6. ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 III.L’istesso tempo;Allegro molto

クラシックのマニアの意見だと、ホロヴィッツの最上の演奏とはいいがたいそうなのですが、客席から聞こえてくる咳なども含めて、本当にコンサートホールで聴いているような臨場感があるし、なんだかピアノの音がヒタヒタとせまってくるような、鼓動する美しい旋律に、ときおりゾクッとくるのです。

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Heaven ウラン

現在はジャズシンガー・青木カレンがウランの名で活躍していた頃の、「ウラン」名義のファーストアルバム。

スタンダードを歌うカレン嬢も良いが、オリジナルと同化したこの時代がたまらなく好きだという方も多いはず。

▼収録曲
1. AU!RORA
2. Winter Sleep
3. 深海
4. LUCKY!(Toy-Box Version)
5. 微笑わない楽園
6. LOVE PRAY
7. Angelic
8. Birds cry to sing
9. MIDDLE OF THE DARKNESS
10. 寒空の下
11. Fini
12. Heaven

ねじくれ過ぎずに捩じくれた感じ~ハービー・ニコルス・トリオ

今日は朝からハービー・ニコルス聴いてます。

この微妙に捩じれた感じ、かといって捩じくれ過ぎない按配が、やっぱり独特です。

解放感のない陰鬱すぎない閉塞感と密度。

これもまた独特。

この独特な気持ちよさに気づくには、かなりの時間を要しましたが、「なるほど、これがニコルズの音世界なのだ」と腑に落ちた瞬間から、どんよりした重層的な音世界の住人になれること間違いなし。

難解ではないのですが、少なくともポップではない。

ノリノリではないのですが、しかし奥底から揺れる力強い鼓動。

うむ、やはり、このピアノトリオ、一筋縄ではいかない!

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