雑想 2008年2月

      2021/12/18

ウエストコースト・ジャズのジャケットの多くを飾ったカメラマン、ウィリアム・クラクストンの 『カメラが聴いたジャズ』の中にある「Mrs.Donald Byrd」と題された写真が好きだ。

夫のトランペットなのだろう、華奢な身体に大きなトランペットを持つバード夫人。

街の風景と、可愛らしい笑顔がぴったりとキマっている。

何度見ても「いいなぁ~」な写真です。

私の好きなジャズポートレイトの1枚。

クラクストンというと、

や、

の写真が有名なカメラマン。

皆さんも、一度や二度は上の写真見たことあるでしょ?

なんだか、音が聞こえてきそうなカッコいい写真だよね。

いかにもジャズ!って感じで。

たとえ、ジャズマンじゃなくても、ドナルド・バードの奥さんでも、すごくジャズな感じになる。

彼女はトランペットを持っているけど、トランペットを持っていなくても、この風景、この雰囲気は濃厚にジャズ!だよね。

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ジャズの歴史とウイントンがやろうとしたこと

100年に及ぶジャズの歴史を、チャーリー・パーカー、マイルス、ウイントン・マルサリスの3人だけで総括しようと思えば、できないわけではない。

パーカーがジャズをつくり、マイルスがそのパーカーがつくったものを極限まで引き伸ばし、ウイントンがそのマイルスが引き伸ばしたものをきれいにふたつに折りたたんだ。それがジャズ史の本質だろうと思う。

したがってウイントンとパーカーは上下に重なり、ウイントンの視点に立てば、折りたたんだことによってジャズは伝統と初心を取り戻し云々という美談が成立する。

だがそれは「なにも変わっていない」ことを意味し、ゆえにウイントンは、昔も今も虐げられたままの黒人の代弁者にならなければならないと考える。

富裕層に属する黒人少年が教壇を見上げ、その教壇にトランペットというジャケットの構図は(『ブラック・コーズ』)、ウイントン自ら黒人少年たちにとって、"先生"でありたいという願望と使命感を表している。

中山泰樹&ジャズストリート『読んでから聴け!ジャズ100名盤』より

なるほど!
なんかあっさり、かつ、あんまり夢がないけど、でも言われてみれば、そのとおりなような気がしてきた(単純)。

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サラ・ヴォーン グレート・アメリカン・ソング・ブック

サラ・ヴォーン入門に最適(・∀・)b

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安すぎる!

CD 1
1.They Can’t Take That Away From Me
2.Body And Soul
3.Polka Dots And Moonbeams
4.If I Knew Then (What I Know Now)
5.Lover Man
6.I Cried For You
7.Prelude To A Kiss
8.Deep Purple
9.Perdido
10.Summertime
11.Just Friends
12.Thinking Of You
13.Ain’t Misbehavin’
14.Goodnight My Love
15.Can’t Get Out Of This Mood
16.I’ll Know
17.Street Of Dreams
18.I’m Gonna Sit Right Down
(And Write Myself A Letter)
19.Once In A While
20.Trouble Is A Man
21.Everything I Have Is Yours
22.I Get A Kick Out Of You
23.A Hundred Years From Today
24.It’s Magic
25.It’s You Or No One

CD 2
1.Give Me A Song With A Beautiful Melody
2.Nice Work If You Can Get It
3.My Funny Valentine
4.Come Rain Or Come Shine
5.It’s Easy To Remember
6.Whatever Lola Wants (Lola Gets)
7.Mr. Wonderful
8.Embraceable You
9.You Hit The Spot
10.April In Paris
11.It Might As Well Be Spring
12.The Nearness Of You
13.Spring Will Be A Little Late This Year
14.Come Along With Me
15.East Of The Sun (And West Of the Moon)
16.My One And Only Love
17.September Song
18.He’s My Guy
19.Black Coffee
20.Tenderly
21.Honey
22.Linger Awhile

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