【三文日記】2009年8月
8/1(sat)
平野啓一郎氏がゲストにいらした番組収録風景の動画が「You Play Jazz」にアップされていた。
息子、実家の両親のところへ遊びに行き、たんまり遊んでもらい、たんまりと食糧を貰って帰ってきた。
夜、寿司と黒糖焼酎、動けなくなるほどたらふく、クリント・イーストウッドの『センチメンタル・アドベンチャー(Honkytonk Man)』を観てホロリとなる。
8/2(sun)
なぜかGLAYが聴きたくなり、『HEAVY GAUGE』を購入。
ノンアルコールデイ。
今泉正顕『40歳を過ぎたら、好きなことをやれ!』読了。
8/3(mon)
「快楽ジャズ通信」9月放送ぶんの選曲作業。
朝飯・昼飯を食べ忘れたので息子と夕方、早めの食事。
知人よりいただいた芋焼酎がうまかったので半分空けてしまう。
8/4(tue)
午後より半蔵門にて「快楽ジャズ通信」の収録、ゲストは「春犬バンド」でおなじみのピアニスト&作編曲家の中村尚子さん、アフターアワーズのセッションで盛り上がる。
知人よりいただいたブランデーがうまかったので、ボトル半分空けてしまった。
野口敏『誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール』(すばる舎)読了。
8/5(wed)
年なのか、今日ぐらいの暑さをむしろ心地よいと感じる。
ノー冷房万歳!
ノンアルコールデイ。
8/6(thu)
夜になり、いくつかラジオの企画が突如として閃き、関係者に連絡しまくる。
ノンアルコールデイ。
マシュー・W・ラガス、ボリバー・J・ブエノ[著]、安田拡[訳]『カルトになれ!』読了。
8/7(fri)
朝、TFMプロデューサー氏が近所までやってきた。
息子は、オオクワガタをいただき、私は、以前投げていた企画、実現の可能性を話し合う。
夜、秋葉原にてADLIB編集長松下さんや、じゃこのめ氏をはじめとしたジャコフリークの集まり「ジャコ・ミーティング」。
8/8(sat)
近所の美容室に行ったり、各方面にある案件でのメールを書きまくったり。
近所で夏祭り。
息子と女房はそれぞれ祭りを夜遅くまで楽しんできたようだが、その間私は芋焼酎を飲みながら、たまりにたまった未見の映画DVDの鑑賞。
8/9(sun)
ブログ記事がアップされる時間指定を間違えてしまった。
ノンアルコールデイ。
苫米地英人『まずは親を超えなさい!』読了。
8/10(mon)
夜、地元の商店街を歩いていたら、頭の中から音楽が同時に何曲も一気に溢れ出してきた。
こういう特殊体験は、数年に一度の頻度で起こり、多重旋律がカラフルに脳内を鳴りまくっている間は、自分で自分をまったく制御できない。
ノンアルコールデイ。
8/11(tue)
大事なことは己の感性や好き嫌いではなく、その世界(業界、社会)のフレームワークを理解しているか・していないのかであって、フレームワークを理解しない(しようとしない)まま、意見や批判を繰り返す自分にオリジナリティがあると思いこむのは大きな間違い、いくつになっても子供よりタチの悪い「コドモなオトナ」のまま、世界を錯覚したまま勘違い人生街道を歩み続けることになるのだろう。
ノンアルコールデイ。
篠原菊紀『勉強にハマる脳の作り方』読了。
8/12(wed)
訪れるたびに店と景観が変わる六本木に夕方。
夜、「サテンドール」にて「松本茜セッション」を3セット。
パーソネルは、松本茜(p)、市原ひかり(tp)、山﨑史子(vib,marimba)、山下弘治(b)、加納樹麻(ds)、はたけやま裕(per)。
8/13(thu)
息子がバスケの合宿から戻ってくる。
女房、息子と近所の居酒屋で晩飯。
アミューズメント・アンソロジー・シリーズ23『新世紀エヴァンゲリオン コミックアンソロジー』読了。
8/14(fri)
暑いが湿度少なく爽やかな夏の日。
夜、ブランデー回しながら(笑)、『スウィング・ガールズ』鑑賞してみた。
やっぱいいねぇ~、これで観るの何回目だ?
8/15(sat)
昼も夜もカレーの日。
高円寺の商店街、お盆にもかかわらず(お盆だから?)人が多い。
ノンアルコールデイ。
8/16(sun)
暑いが湿度少なく、まるで北海道の盛夏のような空気を愉しんだ1日。
世間は、お盆休み中ゆえか、ここ数日の間ひっそりと静まった街の空気と、蝉の鳴き声、そして、様々な形の雲がぷかぷかと空に点在し、いつもより少しだけ澄んだ空気の向こうには、クッキリと羽田空港から飛び立つ飛行機の輪郭が映し出されていた。
ノンアルコールデイ。
8/17(mon)
快楽昼ビール。
ジャズ聴きながら、夕方まで500ml缶を7本、これって多いの少ないの?
小学校のときに読んだ筒井康孝の『ミラーマンの時間』が面白かったことを思い出し、息子に「超能力・ア・ゴーゴー」を読んであげたら面白いと大喜び。
8/18(tue)
午後より息子を連れてTFM。
トランペッター・類家心平さんがゲストの回の収録をし、ほかTOWERのジャズバイヤー吉村さんとのアフターアワーズ編や、ポッドキャスト編などもまとめて収録。
夕方帰宅後、晩飯作り、イタリア風街並みの背景美術が美しい『魔女の宅急便』を観ながら呑み&晩飯。
8/19(wed)
企画を数本考える。
キングレコード森川氏より、クリスチャン・マクブライドの取材OKとの連絡。
ノンアルコールデイ。
8/20(thu)
渋谷、八重洲など書店めぐり。
京橋にて桜沢エリカ(原作)、大森美香(監督)『プール』の試写会。
ダ・ヴィンチ編集部『自分の死亡記事を書く』読了。
8/21(fri)
白いYシャツ、クリスチャン・マクブライドに関して書いた記事が掲載された『スイング・ジャーナル』見本誌が届く。
ノンアルコールデイ。
倉科遼『帝王』読了。
8/22(sat)
某大学の学祭のライブで、椎名林檎のバックバンド・ベーシストとして出演する夢を見た。
リハ中に、私は数日前に知人より譲ってもらったフェンダー・ジャズベース75年製を手に、初めてみる新曲の譜面と、いまひとつ納得の出る音が出ないアンプと格闘している最中に、緊急の電話があり、昼間に石原都知事と某有名陶芸家と食べた鮎が腐っていたらしく、某有名陶芸家は食中毒で病院に担ぎ込まれ、石原都知事は元気に記者会見で取材記者をボールペンで指さし偉そうな態度を相変わらずとっているようだが、あなたは大丈夫か、と電話の向こうの週刊誌の記者の声はかなり焦っている様子だが、腹の具合にさしたる変化のない私は、林檎ちゃんに、「オレ、このままライブ出るから大丈夫」と言ってから、時計を五分進め、夢終了。
連載記事が掲載された『ジャズ批評』見本誌が届く。
8/23(sun)
息子、朝から張り切って埼玉の小学校までバスケの試合遠征。
夕方、負けて帰ってきてふて寝していた。
ノンアルコールデイ。
8/24(mon)
学生と話してときどき気になるのは、己の「知識量」の自己評価が高く、これが自信の拠り所にすらなっている人もいるということ。
もちろん知識はないよりもあったほうが良いが、「知っている」と「理解している」と「活用できる」のレベルには雲泥の差があり(例えば、火のおこし方を知っていることと、実際に火をおこせることの違い)、大事なのは自己の知識を統合し、何か新しい切り口、企画、オリジナリティを生み出すことこそだと私は考えるが、この大事さは実際にビジネスとして企画の仕事をやってみないことには身にしみて理解できないのかもしれない。
ノンアルコールデイ。
8/25(tue)
ソニー・クラークの『ダイアル・S・フォー・ソニー』ばかりを繰り返し。
テレビをつけたら、偶然『徹子の部屋』が映り、ゲストが勝間和代だった。
夜中に缶ビール1杯のみのアルコール。
8/26(wed)
蝉の鳴き声が鳴り響くも、心地よい秋の日差しになってきた。
先日見本が届いた、私の初ライナーの仕事、クリスチャン・マクブライドの『カインド・オブ・ブラウン』を久々に繰り返し聴く。
20代の若人集と朝呑み。
8/27(thu)
朝8時まで高円寺の居酒屋で若人衆と呑んだくれた後、久々に乗った満員電車に揺られて帰宅。
夕方、丸の内の「コットンクラブ」にてクリスチャン・マクブライドのライブに行き、ふくよかでパンチの効いたマクブライドの低音に完全にノックアウトされてしまう。
ライブに来ていた『スイング・ジャーナル』の若手編集者と、ライター&ディレクターの櫻井隆章氏ともつ煮の旨い飲み屋で終電前まで呑み。
8/28(fri)
午後、ふたたび丸の内の「コットンクラブ」に行き、クリスチャン・マクブライドの取材。
ニューアルバム、今回のライブ、敬愛するレイ・ブラウンについてなど様々な話を伺う。
取材見学にいらしたジャコ・パストリアス研究家のじゃこのめ氏と打ち上げ呑み。
8/29(sat)
先日、呑んでいるときにじゃこのめさんよりいただいたアイデアをさっそく頂戴し、ブログのリニューアル作業。
数時間で終わらせるつもりが、半日以上の作業になってしまった。
ノンアルコールデイ。
8/30(sun)
雨、大降り、小降り、小雨、霧雨。
肌寒い夜。
ノンアルコールデイ。
8/31(mon)
翌日の番組収録のための選曲作業。
久々に真面目なベースの練習を20分ほど。
缶ビール3本、ワイルドターキーボトル半分を空ける。