X-29とコルセアとサンダーバード2号
2016/05/03
息子の運動会が終わり、その日は終電まで仕事、翌日も早朝から終電まで休日出勤、で、本日もわりかし朝早くから仕事に出てしまっているので、ほとんど息子を会話を交わしてません。
今朝に少しだけ会話を交わしましたが、テーマが「サンダーバード2号やX-29の前進翼と、F-4Uコルセアの逆ガルウイングについて」。
足元に転がっていた紙に空気の流れを鉛筆で書きながらの説明でしたが、「格闘戦になると…」と言ったら、「バランスの悪い前進翼のほうが強いんだよね?」と息子が身を乗り出してきました。
おお、以前教えた空気抵抗の話しを覚えているじゃないの(笑)。
と、頼もしい気分で出社!
玄関での出社するときの「頑張ってね」の一言が身にしみる雨降りデイでした。
次は、X-29はデジタル・フライ・バイ・ワイヤ飛行制御システムが1秒間に40回のペースで動翼制御を行っているから、不安定な型なのに飛べるんだよ、ということを教えてあげよう。
……って、説明しても分からないか。
でも、スペースシャトルも同じシステムを使っているんだよ、といえば、少しは興味を示してくれるかな?
なんて考えながら、傘を差し、駅までとぼとぼと歩く私でした。
仕事がひと段落したら、『ステルス』でも観につれてゆくか。
そういえば『エリア88』の主人公・風間真も乗ってましたね、X-29。
X-29は、映像で見ると、さらに飛んでいる姿の美しさを味わうことが出来ますね。
もっとも、作者の新谷かおる氏は、マンガでは前傾翼のために、前に向かって飛行している描写をしにくいからという理由で、あっさりと主人公の真にX-29を放棄させてしまってますけど、真がX-29から脱出してサキを折ってアスラン宮殿に降下するクダリは、勿体無いなーと思ったものです。
いっぽう、コルセア。
逆ガル翼の代表格といえば、やっぱコレでしょうな、コルセア。
無骨さと優美さを兼ね備えた、いかにも大戦中のアメリカ!を感じさせる機体。
これは、以前、プラモで作ったことがあるのですが、なかなかガッシリとした作りで作っていて楽しかった記憶があります。
隣に日本機を並べると、なんだかトマホークと日本刀を並べたような感覚になったものです。
以上、羽の形状が「特殊」な飛行機についてつらつらと書いてみました。
記:2005/10/17(from「趣味?ジャズと子育てです」)