『エトロフ遥かなり』を観ているうちに、スースー寝息

      2016/11/19

umi

色々なところで何度も書いているけれども、私は佐々木譲の太平洋戦争3部作(『ベルリン飛行指令』、『エトロフ発緊急電』、『ストックホルムの密使』)が大好き。

ベルリン飛行指令 (新潮文庫)ベルリン飛行指令 (新潮文庫)

エトロフ発緊急電 (新潮文庫)エトロフ発緊急電 (新潮文庫)

ストックホルムの密使〈上〉 (新潮文庫)ストックホルムの密使〈上〉 (新潮文庫)

ストックホルムの密使 (下巻) (新潮文庫)ストックホルムの密使 (下巻) (新潮文庫)

で、その3つのうち、『エトロフ発緊急電』と『ストックホルムの密使』はNHKがドラマ化しているんですね。

『ストックホルムの密使』も、永澤俊矢が主人公で、沢口靖子がキーパーソンでしたね。

もちろん原作も大好きだけれども、ドラマ化された放送もむさぼるように見たものです。

『エトロフ発緊急電』は、『エトロフ遥かなり』というタイトルに改題されて放映されていたのですが、開戦間近の息のつまるスパイ合戦が緊迫感抜群!

なかなか原作のエッセンスをおいしく映像化しているなぁと思って見ていました。

で、この作品、ビデオ化されていることを最近知り、4巻のうち、2巻目と4巻目を最近手にいれました。

エトロフ遥かなり 第一部 [VHS]エトロフ遥かなり 第一部 [VHS]
エトロフ遥かなり 第二部 [VHS]エトロフ遥かなり 第二部 [VHS]
エトロフ遥かなり 第三部 [VHS]エトロフ遥かなり 第三部 [VHS]
エトロフ遥かなり 第四部 [VHS]エトロフ遥かなり 第四部 [VHS]

(同じパッケージを4つ並べてみるとなんかマヌケだな……)

今日は2巻目を観ました。

主人公のアメリカのスパイ、コードネーム“フォックス”ことケニー・サイトーが、最高軍事機密を見つけだし、日本軍機動部隊の真珠湾攻撃前の択捉島・単冠湾での演習、それにともなう偽装工作を嗅ぎ付ける重要な話なのです。

私は第3話(巻)の、憲兵の目を逃れてひたすら北上、青森、北海道へと移動する主人公の行動もなかなか息を呑むシーンの連続で好きなのですが、いよいよ物語が核心へ向けて滑り始める2話(巻)も捨てがたい。

だから、晩飯後は、息子を抱っこして、2話を観ていたのであります。

すーすー、

寝息が聞こえます。

いつの間にか私の膝の上で息子は眠ってしまったようです。

そうとう学校では暴れているのでしょう。

ここのところ、夜になると電池が切れたようにパタッと眠ってしまいます。

なかなか健康的で良いことだ。

記:2006/05/31(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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