デカい!MGシャア専用リックドム 1/100
小説に登場した「赤い」リックドム
むかしむかし。
シャア専用リックドムというものが出ておりまして(今でも出ているけど)。
MG(マスターグレード)で。
もちろん、アニメの本編では、そういうMS(モビルスーツ)は登場しないんですが、昔、原作者の富野氏による小説には登場するんですよ。
だいぶ、テレビ版の「ファースト」とはストーリーが違いますからね。
アムロはセイラさんと恋するし。
文庫版の3巻の最後のほう、「セイラ・マスは失禁した」というフレーズが、妙に生々しく脳裏に焼きついています。
エナメル系塗料
それはそうと、このリック・ドムは、まだ私がプラモに復帰してなかった頃に、なぜか手に入れたものです。
その頃は、仕事とジャズと椎名林檎とバンドと遊びと子育てに忙しく、とてもガンプラまでには頭が回っていなかった時期です。
そんな時期に、なにかのパーティのビンゴ大会かなにかの景品だった思いますが、とにもかくにも、シャア専用リックドムが手に入ったんですよ。
ジャイアント・バズーカのほか、ビーム・バズーカを装備しているところが新鮮でしたね。
で、このドム、暇を見つけては少しずつ作っていたのですが、さすがに、ピンクの色でドムを作るのは、自分的にはヘンな感じがしたので、黒とグレーで成型色を塗りつぶしながら作っていったんですね。
しかも、塗料はパクトラタミヤ。
エナメル系ですね。
エナメル系の塗料は、注意しないと、プラスチックをよ~け溶かすのですわ。
w(゜ロ゜;w
で、例にもれず、作っている最中に、指がポロポロ、関節がポロポロ。
もともと指のパーツはポロポロと取れやすい構造だったということもありますが、巨大なバズーカを支える指にしては、なんだかちょっと心もとない感じ。
そんな指が、ポロポロと抜け落ちたり、エナメル系塗料に侵食されてパキッ!となったりが重なり、そのうち制作意欲がなくなってフェードアウトしてしまっていたんです。
その「フェードアウト・ドム」が、先日、ジャンクパーツボックより「発掘」されました。
白黒で撮影したわけじゃないんですよ。
本当に、黒と白だけ。
あとは、レッドブラウンで、ドライブラシ、というよりは、ウェットブラシを足元にゴシゴシほどこしております。
なんか、今みると、塗り方は一本調子で投げやりな感じだな~。
途中で断念しちゃって残念な機体ではあるのですが、それにしても、やっぱりドムはデカい!
すんげぇ迫力とボリュームです。
「ドムでごわす!どすこい!」って感じです。
記:2014/02/06