【三文日記】2000年9月

      2024/05/22

9/1(fri)

早朝帰宅、睡眠とらずに出社。

昼はカレーライス、夜食はカレーうどん。

再び、早朝帰宅。

9/2(sat)

六本木バックステージにて1歳の息子もパーカッションで参加した「創音御法度工房」のライブ。

おでん屋で打ち上げ。

Y嬢、うちに泊まる。

9/3(sun)

自宅で、Y嬢、息子、女房と森高千里の『古今東西』のLD、来日時のアート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズのビデオ、『ブルーノート・ヒストリー』、『性的ヒーリング其ノ二』、『真夏の夜のジャズ』のDVD、先月の和装オフ会の映像、昨日録画した『フード・ファイト』の録画などを見て過ごす。

女房、息子と行き着けのイタ飯屋に行き、若鶏のマリネ、蟹のリゾット、イタリアソーセージのピザ、ミートソースのパッパルデッレ、黒ムツのグリルなど。

息子、昨日からあまり寝てない上に、元気に騒ぎ暴れまわるので、疲れる。

9/4(mon)

仕事で渋谷へ出かけたついでに、ソニー・ロリンズのオン・インパルス、ユタ・ヒップとズート・シムズの共演盤、ジミー・スミスとウエス・モンゴメリーの共演盤、ベツレヘムの方のハービー・ニコルズのトリオなどを購入。

急に涼しくなってきた。

別冊宝島146『変態さんがいく―これを読めば、私もヘンタイになりたい!』読了。

9/5(tue)

おでんが喰いたくなったので、Y嬢とお茶の水で呑み。

途中I君も参加するが、小一時間ほどで退場。

珍しく終電前の電車で帰宅、すぐに就寝。

9/6(wed)

モノグサで三日坊主だった自分が、ここまで日記やメルマガを続けているのはどうしたことだろう、と改めて思ってみたり。

こんなにマメな性分では絶対なかったハズなのだが、振り返ると仕事の忙しさに比例して、遊びもホームページの更新も音楽活動も充実していることに気が付く。

朝焼けの六本木で「夜よ明けるな、俺の遊びはこれからだ~!!」と薄明るくなった空に向かって叫ぶことの多い生活を送っていれば、時間の大切さをイヤでも実感するだろうし、ある意味、時間の使い方が非常にケチになってきているのかもしれないが、それでも充実した毎日を得られるのであれば、ヒマで安穏とした生活なんてクソくらえと思っている。

9/7(thu)

「今日は徹夜で仕事だぁ!晩飯いらんぞ!」と言い残して出社したら、あれよこれよの間にスルスルと仕事が終了してしまい、何と22時過ぎにはフリーの身に。

帰宅したら当然晩飯の用意はないので、仕方なく近所のコンビニでカルビ丼と天丼のダブル弁当というのと、カップ麺を買い、10年近く前に録画した「報道特集:ロシア・タイフーン級潜水艦」のドキュメントビデオを見ながら食事。

タイトルは「トンデモ本」チックだが、読んでみると至極真っ当な“しつけ論”が展開されていた吉本康永『ぐうぜん東大に合格させる法~たそがれ親父の家庭環境づくり大作戦』読了。

9/8(fri)

昨夜は息子が朝方までパーカッションを割り箸で連打していたため、その音のうるささでちょっと寝不足気味。

23時過ぎまで仕事。

後、Y嬢と呑み。

9/9(sat)

午前中、散歩がてら息子を連れて書店とCDショップへ。

午後、息子と『精武門(ドラゴン怒りの鉄拳)』と『師弟出馬(ヤングマスター)』のDVDを見る。

夜、息子を強く叱ったら、長時間デカい声で泣かれてしまった。

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9/10(sun)

「立憲ポムドゥテール」の朝連、渋谷で朝の8時(!)から。

練習終了後、渋谷にやって来ていたY嬢と、背が高くて優しい性格の林檎オフ会主要人物の一人君と合流し、昼飯。

深夜、寝ずに陽気に騒ぎまくる息子を落ち着かせるため、散歩を1時間ほど。

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9/11(mon)

少しCDを整理。

以前『雑想』に掲載したCD整理法をヒマを見て少しずつ実行しているが、CDケースの山で足の踏み場もないくらいだった部屋も、ケースを捨てることによって、今では1,000枚収録の棚に3段もの空白が出来るほどスペースに余裕が出来てきた。

染谷和巳『上司が「鬼」とならねば部下は動かず』読了。

9/12(tue)

椎名林檎の『絶頂集』発売日で、女房が昼に予約をしたCDショップへ買いに行ってくれたらしいが、台風の影響で入荷が夜になると言われたそうだ。

突然酷い腰痛。

夜の11時頃の入荷という連絡を受けつつも、歩くのがツライためCD屋に寄らずにそのまま帰宅、就寝。

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9/13(wed)

突然「世界がゼンブ、ブッ壊レチマエ」という発作的かつ猛烈な破壊衝動に襲われる。

ラーメン屋でビールと油蕎麦と豚飯、回転寿司屋でビールと赤身のマグロのみ10皿、カレーショップでビールと激辛カツカレー、牛丼屋でビールと特盛と卵と味噌汁、別のラーメン屋でビールと餃子とカレーラーメンを喰い、自宅ではコンビニで買った納豆巻きとジャックダニエルをガブ飲みしながら朝まで『絶頂集』を大音量でリピートさせ、ワケの分からん破壊衝動を必死に内側に向ける。

クイックマッサージに行くも、腰痛治らず。

9/14(thu)

先日から股間が痛むので、一瞬35名ほどの女性の顔が頭をよぎり(ウソです)、「性」と「病」なる恐ろしい漢字二文字が眼前に鎮座し、心は「ムンクの叫び」状態だったのだが(誇張です)、泌尿器科で診察してもらったところ「性病」ではなく疲労か外部からの損傷による「副睾丸炎」にかかっているとのこと。

8時半に終わる段取りを立てていた仕事も、周囲のトラブルとミスの連発で結局終了したのが12時。

後、Y嬢と六本木で呑み。

9/15(fri)

腰痛と睾丸のズキズキした痛み、それに伴って体全体が熱っぽく、妙にダルかったので、ほぼ一日中横になっていた。

カラダがいうこときいてくれないと、気持ちのほうまで弱気になってきてしまうので困る。

吹上流一郎『椎名林檎歌姫物語』読了。

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9/16(sat)

女房に「キンタマ痛い痛い病」のことを話したら、先日入院した「爆笑問題の田中みたいだねぇ」と笑われ、俺が股間を庇ってヘンな姿勢をするたびに爆笑しやがる(まぁヘンに深刻になられるよりはマシだけど)。

医者から貰った抗生物質を規則正しく服用しながら、ひたすら安静にゴロゴロと一日を過ごす。

暇な時に読み直そうと買っておいた『北斗の拳』の文庫版を6巻まで寝ながら読む。

9/17(sun)

痛みが少し引いてきたので、午前中は息子を連れて楽器屋と書店めぐりをし、息子用の絵本とともに書籍を十数冊買い込む。

軽く昼寝をしたつもりが、起きてみると、「サザエさん」の終わる時刻だった。

三代目魚武濱田成夫『俺様は約束していない事を守ったりする』読了。

9/18(mon)

自分としては快挙といってもよいくらいなのだが、連休の3日間、まったく酒を飲まなかった。

そして、今日は帰宅後にビールをグビッと一缶一気に飲み干した。

旨い!

9/19(tue)

「玉」の症状は一向に良くならず、相変わらず内側からズキズキとした鈍い痛みが止まないので、朝一番に都立病院の泌尿器科へ行くも、手術が重なっているため本日は休診日だと門前払いされてしまう。

Y嬢と六本木におでんを食べにいく。

丹生敦『林檎アレルギー』読了。

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9/20(wed)

都立病院で検査を受けたが、分かったことは以下の通り。

・尿から膿が検出された
・睾丸と前立腺が炎症をおこしている
・尿道から侵入したウイルスが、前立腺と睾丸を侵している
・前立腺の炎症は、中々薬で退治出来るものではない
・左の睾丸、二つの睾丸が一つに合体したような状態になっている
・二つに見えるこの腫れのシコリは、治療で小さくはなるが、一生消えない
・痛みが引くまでには相当時間がかかるだろう
・二ヶ月ぐらいは覚悟した方が良い
・痛みが引くまでは長期戦になるので、ゆっくり気長に構えること
・というより、完治することはあり得ない
・将来、普段は痛みを感じなくとも、疲れたときに痛みだすので注意
・この、じくじくした痛みとは一生つきあわねばならないだろう
・しばらくは安静
・股に血が鬱血するような姿勢はとるべからず
・睾丸摘出の必要はない
・水分と食事と睡眠と休憩はたっぷり取ること
・だけど、酒はしばらくダメ
・二週間は抗生物質を食後に服用すること

だそうな、こりゃこりゃ。

山本信幸『「キャバクラ」の心理学―「いい気」にさせて通わせるエモーショナル・マーケティングの真髄』(オーエス出版)読了。

9/21(thu)

アシスタントのZ嬢から、レディオヘッドの『パブロ・ハニー』を借りて聴くが、歌詞の内容とは裏腹に、そのなかなかにメロウで伸びやかなサウンドが心地良く感じた。

息子に『絶頂集』のケースを割られる(薄くて割れやすい材質だから仕方ない)。

Asahi original66号『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人が村上春樹にとりあえずぶつける282の大疑問』(朝日新聞社)読了。

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9/22(fri)

ギリギリ終電に間に合い、どこにも寄らず、まっすぐ帰宅。

禁酒3日目。

ハンス・ペーター・リヒター(著)、上田真而子(翻訳)『あのころはフリードリヒがいた』(岩波少年文庫520/岩波書店)

9/23(sat)

息子と一緒に新宿のライブハウスに、И嬢がドラムと叩く椎名林檎コピーバンド「火消魂連合軍」のライブを観に行く。

来ていた富山出身の女子大生P嬢とP嬢彼氏のカップルと一緒にタイムズスクエアで昼飯。

お茶の水へ行き、楽器屋を数件回るが息子大喜び、ドラムコーナーでワイヤーではなく、ナイロン製のブラシを買ってあげたら、またまた大喜び。

9/24(sun)

昨日買ってあげたブラシを息子がものすごく気に入ってくれて、昨日からずっと夢中になってブラシでボンゴを叩いたり、さすったりしている。

禁酒中ではあるが、今日は自分自身で勝手に禁酒解禁日とする。

よって、女房&息子と「つばめグリル」へ行きビール・ワインをがぶ飲み。

9/25(mon)

渋谷へ行き、「味源」で洗面器のような丼に2人分のラーメンが入れられた「でっかいどうラーメン」を食し、ディスク・ユニオンにてロリンズ、グラント・グリーン、スティーブ・コールマンとデイヴ・ホランドのデュオ、持ってるつもりで持っていなかった『ケニー・バレルの全貌』などを購入。

昨日は、しこたまワインをガブ飲みしたので、今日は休肝日にして大人しくしていようと思っていたところに社長から飲みの誘い。

飲み屋やバーのハシゴをし、5時間以上ぶっつづけで飲む。

9/26(tue)

午後出社。

出社の前にお茶の水に寄り、持ってそうで、持っていなかったモンクの『パリ・コンサート』をディスク・ユニオンで購入。

おかひろみ他編、別冊宝島529『図説でスッキリわかるIT&ビジネスチャンス』読了。

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9/27(wed)

体調不良の旨をメルマガに一言書いて配信したら、読者の方から励ましのメールがたくさん届いて、とても嬉しい。

終電直前の電車で帰宅。

ベースで空ピッキングがカッコいい《病床パブリック》のリフの箇所を練習してみる。

9/28(thu)

関西のドラマー氏が、ホームページを閉鎖してしまった。

理由は分からないが、突然の閉鎖は残念だし、朝の9時とか10時の起床から始まる非常に羨ましく、優雅な生活を綴った日記のファンだった私としては、細々とでもいいから続けて欲しかったと思う。

別冊宝島512『最強!侍伝説』読了。

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9/29(fri)

本日で禁酒4日目!!

仕事片付いたのが明け方近くで、机の上で伏して寝てしまっていたところ、外の明るさで目を覚ます。

朝8時過ぎに帰宅、就寝。

9/30(sat)

2時間ほど睡眠をとり、息子を連れて新宿へ。

C君、N嬢、B君と新宿の「げんこつラーメン」を喰いに行く。

N嬢抜けて、残りのメンバーでしばし喫茶店で雑談後、紀伊国屋書店新宿本店にて、椎名林檎の『絶頂集』のスコアを購入し、爆睡して全然目を覚まそうともしない息子を抱えて帰宅。

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