雑想 2005年6月

      2022/11/08

すっきりグリーンのクレーン

シンプルでスッキリとしたフォルムとカラーのクレーン。

このグリーンは、いったい何色だ?

フォレストグリーン、よりは薄い。

エメラルドグリーン、よりはくすんでいる。

早苗色? よりはもうすこし明るい。

まあいわゆる普通の黄緑ってところなのかな。

タミヤの塗料でいえばライトグリーンということで。

クルマや、あと鉄道のコンテナの色なんかにも使えそうな色ですね。

少し明るいかもしれないけれども、大戦初期のロシア戦車にこの色を塗装して、思いっきり茶+黒系の色でウォッシングをすると、なかなか味が出るかもしれませんね。

曇り空に細い樹木とクレーン

クレーンの手前の細い木がなんともいい味を出している。

今年4月に撮影したんだけど、春というよりは、冬の曇り空ですな。

なんだか憂鬱な感じ。

たしかにその日は寒かった。

新橋や東銀座に足を運んだ記憶がある。

映画を2本、試写を見た。

たしか、『オペレッタ 狸御殿』と『ビートキッズ』。

両方の映画が醸しだしていた「気分」とはかなり異なる曇り空。

それでもクレーンは力強く佇んでいる。

クレーンが告げる「もうすぐ夏」

6月上旬。
されど空と葉っぱの色は「もうすぐ夏」。

空気はもろ梅雨の空気。

しかし、天気は晴れ。
梅雨の合間の晴れた空。

クレーンが告げる「夏間近」。

毎年振り返ってみれば、夏だからといって特に何かが起きたというわけでもないのだけれども、夏前は、今年こそ何かが起こるかもしれないという期待が生まれるのが不思議。

空気感と空の色がそういう希望をヒトに抱かせるのか。

ハンプトン・ホーズ ハンプトン・ホース

ハンプトン・ホーズ
or
ハンプトン・ホース?

ホーズとホース。

皆さんはどちらで呼んでいる?

個人的にはホーズと言ってます。
ホースだと、なんか水を撒くホースみたいで。

それはそうと、親しみやすいハンプトン・ホーズのピアノトリオといえば『ヒア・アンド・ナウ』。

65年の録音です。

初期の頃に比べると、ちょっと勢いというか切れ味みたいなものが、だいぶ丸くなってきているような気はするけど、有名曲の目白押し&親しみやすいピアノであることには間違いありません。

なんたって、ベースがチャック・イスラエルというのも個人的にはツボ。

そういえば、

チャック・イスラエル
or
チャック・イスラエルズ

あなたは、どちらで呼んでいる?

▼収録曲
1. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
2. ホワット・カインド・オブ・フール・アム・アイ?
3. イパネマの娘
4. ロンダ
5. ディア・ハート
6. ピープル
7. チム・チム・チェリー
8. 酒とバラの日々

created by Rinker
¥983 (2024/11/23 18:49:21時点 楽天市場調べ-詳細)

ジャズ・アット・ザ・プラザ マイルス・デイヴィス

《イフ・アイ・ワー・ア・ベル》では、マイルスがソロを吹いている途中でマイクの調子が悪くなってしまい、なんだか遠くから鳴り響いているように聴こえてしまう。

しかし、このようなハプニングを差し引いても、マイルスのソロは素晴らしいのです。

『アット・ニューポート』と共に、ビル・エヴァンスがピアノの椅子に座っていた時代の貴重なライブ記録です。

▼収録曲
1. イフ・アイ・ワー・ア・ベル
2. オレオ
3. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
4. ストレイト,ノー・チェイサー

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント
¥970 (2024/11/23 18:49:22時点 Amazon調べ-詳細)

ダーク・メイガス マイルス・デイヴィルス

ときおり身体の外側も、心の中身もわけもなく無性にヒリヒリ、ゾワゾワしたいときってありますよね?

え?ない?!

私の場合はあるんですよ。

で、そんなときはマイルスの『パンゲア』とか『ダーク・メイガス』を聴きますね。

『ダーク・メイガス』のほうが破壊力高いかな。

『パンゲア』は音楽的完成度が上だから、安定感もあるんですよね。
それに比べると『ダーク・メイガス』にはどこか危なっかしいヤバさがある。

だから私は『ダーク・メイガス』の荒削りなやばやばパワーを愛好するのです。

焼き鳥、もんじゃ。
下町の風景にもよく似合う!?

>>ダーク・メイガス/マイルス・デイヴィス

サッチ・プレイズ・ファッツ

ジャズ史上、希代のエンターテイナーであり実力者の2人、ファッツ・ウォーラーとルイ・アームストロング。

ファッツ・ウォーラーは、ピアノも歌も卓越したものを持っていましたが、それに加えて、たくさんの名曲も作っています。

(お金ほしさに自作曲を人に売ったりもしていたようですが……)

その名曲を、サッチモが演じるのだから、これはもう、素材良し、表現良し、聴いてて楽し!なのであります。

▼収録曲
1. ハニーサックル・ローズ
2. ブルーがグレイに
3. あの娘に夢中
4. スクィーズ・ミー
5. いたずら半分
6. オール・ザット・ミート
7. こんな気分に
8. ブラック・アンド・ブルー
9. 浮気はやめた
10. ブラック・アンド・ブルー(別テイク)(未発表ボーナス・トラック)
11. あの娘に夢中(別テイク)(未発表ボーナス・トラック)
12. ブルーがグレイに(別テイク)(未発表ボーナス・トラック)
13. こんな気分に(別テイク)(未発表ボーナス・トラック)
14. スクイーズ・ミー(別テイク)(ボーナス・トラック)
15. ブラック・アンド・ブルー(別テイク)(ボーナス・トラック)
16. 浮気はやめた(別テイク)(ボーナス・トラック)
17. ブルーがグレイに(別テイク2)(ボーナス・トラック)
18. いたずら半分(別テイク)(ボーナス・トラック)
19. スウィート・サヴァンナ・スゥ(ボーナス・トラック)
20. ザット・リズム・マン(ボーナス・トラック)

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント
¥4,751 (2024/11/23 18:49:22時点 Amazon調べ-詳細)

 - 雑想 雑記