【三文日記】2000年5月

      2023/12/16

harajuku

5/1(mon)

たまには「カチッ」とした音楽を聴きたくなり、クラフトワークの『人間解体』と高橋幸宏の『ニウロマンティック』を立て続けにかける。

久々に聴くと… か、カッコいい!!!

安西水丸+稲越功一『町の誘惑』(宝島社)読了。

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5/2(tue)

四国から出てきて東京で専門学校に通いながらシンガーソングライターを目指している歌姫、そしてJ嬢一緒に六本木で呑み。

バックステージに移動し、ステージに飛び入り、歌姫はオリジナルの弾き語りを披露(これがまた、中々良いのだ)、私とJ嬢はスタンダードを数曲披露した。

スーパーデザイナーO氏が夜明け前に駆け付けてくれて、4人で蕎麦屋で日本酒を呑む。

5/3(wed)

四国から出てきて東京で専門学校に通いながらシンガーソングライターを目指している歌姫、そしてJ嬢一緒に六本木で呑み。

バックステージに移動し、ステージに飛び入り、歌姫はオリジナルの弾き語りを披露(これがまた、中々良いのだ)、私とJ嬢はスタンダードを数曲披露した。

スーパーデザイナーO氏が夜明け前に駆け付けてくれて、4人で蕎麦屋で日本酒を呑む。

5/4(thu)

息子とトイザラスへ行き、おもちゃ見物。

本当に見るだけで、買い物はしなかったけど。

ガンダム、マジンガー、ウルトラ関係の復刻版が多いのに驚き。

5/5(fri)

息子の初節句で、一族郎党11人が我が家に集結。

息子、終始ゴキゲン&興奮気味で、奇声を発するはピアノやパーカッションを思いっきりぶっ叩くわで、非常に大変だった。

「かふぇもん」、細部の更新作業。

5/6(sat)

息子と書店へ立ち読みしにいったら、今月の『Model Graphix』は、おぉ!!な、何と「マシーネンクリーガー(旧・SF3D)」の大特集ではないか!!

相変わらずカッコよくて、刺激的で、独創的で、気持ち良く度胆を抜いてくれる内容満載で、思わずレジへ直行。

蔦屋に行くと、新品CDが500円で大量に投げ売りされていたので、マイケル・ジャクソンの『BEN』(最高!)、ヴァルサーノの『サティ:ピアノ曲集』(何枚目のサティだろ?)と、デビッド・サンボーンの『hearsay』、『ドラメタル』(笑)を購入。

5/7(sun)

今月27日に秋葉原のLAOXのオープンスペースで行うライブイベントに出演するために急遽結成したジャズ&ボサノバユニット『シークレット・マジンガー(仮)』の練習を渋谷で朝の10時から午後まで。

打ち上げは東急文化村の『TANTO・TANTO』で白ワイン(名前忘れたがカラダの中身が透明になっちまうぐらい旨かった)とシーフードピザと&茄子のピザ、後、センター街のオンボロカラオケ屋。

夕方に帰宅後、シャワーを浴び、今日の練習の成果をプレイバックしながらメール&掲示板のチェックをしつつ息子と遊び、腹が減ったので、女房&息子と以前はかなり親しくしていたのだけれども、残念ながら最近倒産してしまった近所のイタ飯屋の跡地に別の店舗としてリニューアルオープンした同じくイタ飯屋に味見をしに行き、シャルドネに合わせてジャガイモのニョッキ蟹肉ソースがけや、ウサギ肉と野菜のパスタなどを喰い、ソースがどれも旨かったので、ついつい長居をしてしまった。

※「シークレット・マジンガー(SM)」は後に、「食用ムーミン(SM)」と改称。

5/8(mon)

スピリッツ連載の『旅マン』(ほりのぶゆき)が今週号で最終回。

けっこう好きだったのに残念。

先日の食事の反動で、寿司が無性に喰いたくなったのだが、仕事終わったのが11時過ぎで行けず、残念。

5/9(tue)

ロス土産で「世界一辛いタバスコ」なるものを貰った。

「Ultimate~」というラベルの表記からしてスゴイが、よく読むと、料理に一滴以上かけないで下さいという注意書きも。

新宿で関西オフ会帰りのE君とY嬢と呑んでいたので、まだ試してはいないが。

5/10(wed)

J嬢と、六本木の某回転寿司屋へ行き、およそ寿司とは呼べない代物を数個口にした後、口直しにおでん屋で呑み。

後、バックステージでH嬢と合流し、ジャズ演奏をしたり、エロ談義に華を咲かせたり。

帰路は、J嬢が運転する車の助手席で、カーステレオから流れる小曽根真奏でる信じられないくらい美しい音色と旋律のソロピアノに陶酔することしばし。

5/11(thu)

今日という今日は、夜遊びせずに真っ直ぐ家に帰るぞ!と決意して仕事に臨むも、そういう日に限ってやることが重なって帰宅時間が遅くなってしまうんだよなぁ、の深夜帰宅。

息子が寝ずに待っていてくれて、ビールを飲みながら一緒にシシャモと卵焼きを食べる(息子は0歳児のくせにシシャモが大好き)。

東條由布子『祖父東條英機「一切語るなかれ」』(文春文庫)読了。

5/12(fri)

徹夜覚悟日だが、思ったよりも早く終了。

終電で渋谷へ向かい、J嬢と待ち合わせ。

「Bar 1989」で飲み。

5/13(sat)

近所のイタ飯屋で、ソアベ・クラシコと、魚介類にニンニクとレモンを搾ったマリネ、鱸のグリル・トマトソースがけ、息子用にオレンジのリゾットなど。

息子、店内で赤ん坊スマイルを振りまきまくった結果、ウエイトレスの女性3人から「将来お嫁さんにしてね」と言われて御満悦顔でやんの。

女房はエルトン・ジョンのベスト、私は、友人に貸したっきり未だ戻ってこないYMOの『HURRAH』でのライブ映像がコンプリートなカタチで編集されたDVDを発見したので購入。

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5/14(sun)

孫子よりもある意味ドライで非情、そして殺伐とした韓非子の思想にちょっと興味を持ち始めてきた。

まぁ「放伐の思想」が基本の中国だから、儒教のような考えの方がむしろ異端なのかもしれないが。

時間と機会があれば何か概要を記した本でも読んでみようかと思う。

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5/15(mon)

J嬢と、近所の高いけれど旨い焼き肉屋で、旨い焼き肉を少しずつ愉しむ。

学生時代の俺のライブのビデオを数本見て唖然、俺って全然進歩してねーじゃん……。

まるで昨日の出来事を見ているようだった。

5/16(tue)

月曜日から女房と息子が、建て替えをしたという実家へ帰っているため、一人で近所のラーメン屋で夕食、一人静かに読書とCDの整理など。

27日のライブの練習ということで、深夜にJ嬢がわが家に来訪、うちのサイレントピアノで個人練習をして、早朝に帰っていったようだ。

ようだ、というのは、昨日もほとんど寝ていなかったので、J嬢がピアノを弾いている間の私は爆睡していたから。

5/17(wed)

J嬢と、小川町の「魚河岸日本一」。

閉店間際にすべり込んだため、すぐにラストオーダーだったのだが、だからといって、注文したメニューが一品も来ないうちから「アガリ」を出すのは如何なものか?

オーダーの聞き間違い、ガキの使いのような杓子定規な返事しか出来ないアルバイト、閉店間際ということも手伝ってか、客をブロイラー扱いするかのような店側の空気、回転寿司や、安さを売りにしている件のような店に、きめ細かなサービスを求めるのもどうかとは思うが、自分は多少値が張っても、気分良く寿司を楽しめる店じゃなきゃイヤだなと思った。

5/18(thu)

女房と息子が帰ってくる日なので、少し早めに帰宅したところ(といっても11時頃だけど)、息子発熱、39度。

腕や体の一部が発疹していたので、急いで女房と夜間診療をやっている病院へタクシーを飛ばし、診察してもらう。

本日で当ページのアクセス・カウンタが2万を突破。

5/19(fri)

息子は、座薬のお陰なのか朝になると熱は下がっていた。

だが、まだまだ動きが緩慢で、ダルそう。

当ページの新しいコンテンツのアイディアが浮かぶ。

5/20(sat)

秋葉原のLAOX楽器館8Fのライブ会場にもなるスタジオへ、種とも子のコピーバンド『めれんげパイ』のライブを見に行く。

昨日閃いた、新コンテンツの基本フォーマットと方針を検討してみる。

メトロノームのテンポを、非常に弾きづらい40ぐらいのスローテンポに落としてベースの練習。

5/21(sun)

息子、咳と鼻水が止まらないので、区民センターの休日診療署へ連れてゆき、薬をもらう。

電話をする、と言ったっきりかけるのを忘れていたR嬢から電話がかかってきて恐縮。

熊本に帰ってしまった我が同士、「b」ちゃんより電話があり、嬉しさのあまり話し込む。

5/22(mon)

仕事で原宿へ行き、ぼんしゃんの全部入り、替え玉一回の明太子ご飯。

仕事で渋谷へ行き、タワーレコードでクラウス・ノミの『Klaus Nomi』とBrand Xの『Do They Hurt?』を購入。

夜は自宅で読書。

5/23(tue)

J嬢と六本木の雛寿司。

J嬢とバックステージ。

J嬢と駐禁・レッカー移動のため麻布警察に出頭。

5/24(wed)

午前中から突発的な会議、来客、依頼の連続。

朝から片付けようと段取っていた自分の仕事を自席に戻ってようやく開始できたのが、夜の8時を回ってからだという……。

帰宅し、ブラインド・レモン・ジェファーソンを聴く。

5/25(thu)

特に日記系のサイト巡りをしていて、時にウンザリしてしまうのは、愚痴あるいは他人(サイト)への攻撃。

「内」に、或いは「外」に向けられる攻撃の原因は、
1、単調かつヒマな日常ゆえ(要するに「それ」しか書くことがない)
2、男女関係がよろしくない(快楽を享受している人は、ストレスの溜まった猿が自分の毛を引っこ抜いて食べるようなことはしないと思う)
3、他者を見下すことによって得られる優越感
なのかなぁと思ったが、いずれにしても、くだらないクズのような人間がほとんどなことには間違いないと思う。

西尾幹二『国民の歴史』読了。

5/26(fri)

午後になり、急に悪寒と目眩がした。

喉も痛くなり、早退を考えたが、私以外に仕事の内容と流れを把握している人もいず早朝まで仕事。

翌日のライブに備えて帰宅後すぐに就寝。

5/27(sat)

秋葉原のLAOX楽器館8Fにて久々のジャズ&ボサノバのライブ。

私がベースを弾くピアノ・トリオで、バンド名は『食用ムーミン』。

見に来てくれたI君、C君、Z君、B君、途中参加のY嬢とで居酒屋とカラオケ屋で打ち上げ。

5/28(sun)

女房外出のため、半日息子と2人でお留守番。

つかまり立ちをせずにヨロヨロと10歩ぐらいは平気で歩けるのには驚き。

夕方は家族3人でトンカツ屋へ行き、茎ワカメのからしマヨネーズ和えに舌鼓を打ちながら、生ビールをしこたまガブ飲み、揚げ物の盛り合わせを馬鹿喰い。

5/29(mon)

風呂に入っていたら、浴室の扉を空けてパジャマ姿の息子が乱入してきた。

浴室の中央で正座をしたため、パジャマがグチョグチョ。

相変わらずワケの分からない赤ん坊も、あと少しで1歳の誕生日を迎える。

5/30(tue)

青山ブックセンターは行く度に触手の動く本が目白押しで、今日の収穫はレヴィ=ストロースの『神話と意味』と『フェティシズムの修辞学』などを購入するが、一体いつ読めることやら。

J嬢と六本木で飲み。

遥洋子『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(ちくま文庫)読了。

5/31(wed)

とにかく仕事はためない、後延ばしにしない、出来るだけその場で処理してしまう。

仕事のたまった状態を「便秘状態」だと考えれば、面倒臭くとも片っ端から処理してしまいたくなるものだ。

切通理作『怪獣使いと少年』読了。

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