ドラマ『ありふれた奇跡』から匂い立つ全共闘世代男女の青春

      2019/09/05

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仲間由紀恵、加瀬亮が主演のドラマ『ありふれた奇跡』をなにげに見てます(笑)。

脚本は山田太一。

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時代は現代だけれども、登場人物の思考パターンやセリフ内容からは昭和の香りがぷんぷんと匂いたち、世代は違うけれども微妙に懐かしい(笑)。

そう、ちょうど高野悦子の『20歳の原点』あたりの時代。

私が生まれるか生まれてないかぐらいの頃だよね。

全共闘時代の学生たちの心の襞と切なさを非常にうまく短編小説化した吉川成仁さんの『無伴奏ヴァイオリンソナタ』の匂い(先日は本を贈っていただきありがとうございました!)。

あるいは、石川達三あたりが書くと、とても面白い小説になりそうな雰囲気。

俺、こういう不器用というか、もどかしい戀愛進展っぷりって結構好きなのよね(笑)。

だから、いちおう最後まで見てみようと思っています。

で、中学生の時に読んだ『二十歳の原点』、久々に読み返してみようかのう。

記:2009/01/24

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