素組み完了!1/100 フォースインパルスガンダム
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素組み、つや消しラッカー吹き完了
MG(マスター・グレード)ではない1/100スケールのエールストライクガンダムの素組みが終わりました。
組み立てて、いったんバラしてつや消しラッカーを吹き、乾かしたのちに再び組んだ状態です。
バックパックの羽だったり、胸のV字マークだったりと、細かなところはラッカー系塗料で部分塗装をしていますが、基本は無塗装です。
思い切りヒザを曲げてふんばっている後ろ姿。
白、赤、青、黄。
きわめてガンダム、ヒーロー、主役なカラーです。
顔もゼータガンダムやνガンダムっぽくしゅっとしていて、なかなかハンサムですね。
カッコいいといえばカッコいいんですが、おもちゃっぽいといえばおもちゃっぽい。
それは仕方のないことなのではありますが、さて、これから汚していこうと思います。
つや消しラッカーを乾かす時間をもう少し確保したいと思うので、明日以降の作業になるかとは思いますが。
以前の私は、塗装やウェザリングって、手を入れれば入れただけ、厚みや重みが増すと信じてました。
手数に比例して重量感と存在感が増す!みたいなね。
しかし、必ずしもそうでもないということに最近気が付きはじめています。
ベースを演奏している人ならお分かりだと思いますが、重たい音、コシにくる音を出したいと考えた場合、ベースやアンプで低音を強調したセッティング(ローを上げて、ハイを絞るみたいな)にすれば良いというわけではないんですよね。
むしろ、不快な低周波を放ってスネアのスナッピーを絶えず振動させたり、妙な圧迫感のある空気を生み出しておしまいということも少なくない。
それよりは、セッティングはオーソドックスでも、弾き方、タイミング、間、アーティキュレーションに心を配ったほうが、むしろ重たく粘りを感じさせるベースラインになることが多いんですよね。
それと同じで、ウェザリング関係の塗料やツールはたくさん出回っている昨今ではありますが、それらをすべて駆使して使ったところで、かえって何を表現したいのか焦点がボヤける作品に仕上がってしまうことが多いんですね(私の場合)。
単に汚いだけ、みたいな。
それよりも、ピンポイントで強調したいところを重点的に汚し、それ以外の箇所はあっさり目の汚しをしたほうが効果的なことも多いということに気づきはじめています。
なので、今回のフォースインパルスガンダムに関しても同様に、基本全体的にはあっさり汚し(具体的には軽いスミ入れ、フィルタリング)にとどめ、エアダクトや足回りなどメカとして酷使されそうな箇所の油汚れなどを重点的に汚していきたいなと考えています。
ま、手を動かしながらどんどんエスカレートしてしまうのが私の悪い癖なので、実際はどういう仕上がりになるのかは分かりませんが……。
記:2020/05/12