ザ・キャッツ/トミー・フラナガン&ジョン・コルトレーン

   

一応はトミー・フラナガンがリーダー、かつ彼名義のアルバムの『ザ・キャッツ』。

艶やかに演奏に色を添えるケニー・バレルに、確かなタッチで共演者を鼓舞し、なおかつ自身の存在もイヤミなくアピールするトミー・フラナガンのピアノが素晴らしい。

ベースにダグ・ワトキンス、ドラムにルイス・ヘイズと、ハードバップでは一流クラスの豪華な顔あわせ。

聴きやすさはもちろんだが、それにとどまらず、深みとコク(コーヒーみたいだな…)をも感じさせる1枚だ。

非常に聴きやすい典型的なハードバップです。

▼収録曲
1.Minor Mishap
2.How Long Has This Been Going On
3.Eclypso
4.Solacium
5.Tommy's Time

記:2016/11/04

 - ジャズ