マンション買うなら南向きにかぎる!
28歳の時に新築の分譲マンションを買い、翌年完成直後の部屋に引っ越し、現在に至っています。
部屋を選ぶ際にもっとも重視した点は、立地もさることながら、それ以上に「太陽」ですね。
とにかく、住む部屋は、「絶対に南向き!」「死んでも南向き!」という条件を最優先項目に掲げて部屋選びをしました。
私が実家で両親と暮らしていた頃は、南向きのマンションの部屋でした。
近隣には太陽の光をさえぎるビルもなかったので、昼は太陽の光が窓からたっぷりと注がれます。
冬でも昼間は暖かい。
結婚後、安いアパートで新婚生活を始めるのですが、さすが家賃が安いだけのことはあり、西向きの部屋だったんですね。
これがまた寒いのなんの。
特に冬が、猛烈に寒い。
毎晩、鍋をつつき合いながら鍋の湯気で暖をとっていたものです。
それはそれで良い思い出ではあったのですが、とにかくその時の記憶といえば「寒い・冷たい・陽が恋しい」の3拍子でしたね。
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この時、はじめて南向きの部屋のありがたみを身に染みて理解しました。
そして、「早くここから脱出するぞ!」という気持ちだけをモチベーションに、働きに働きまくり、節約に節約を重ね三年かけて頭金を貯め、都内にマンションを購入することが出来たのです。
もちろん南向きです。
当時の金額で、約四千万円ちょっとでした。
同じマンションの部屋の中には、もう少し広い間取りで価格も三千万円台と安かったのですが、西向きのだったんですね。だから却下。
迷うことなく南向きのほうを選びました。
一千万円前後高くついても、やはり太陽の光はお金では買えないことを思うと、安さだけに飛びつくのは、後々の人生の損失だと考えたのです。
これからずっと太陽の光を一千万円で買えるのなら安い買い物です。
冬は暖房も必要最低限しかかけずに済みます。
そういえば、ここ数年は真冬でも暖房のエアコンを動かしたことがありません。
昼間は太陽の光で十分ですし、太陽が沈んだ夜になれば床暖房で十分に暖を取れるからです。
やはり、多少の出費があったとしても、マンションの部屋は南向きに限りますね。
「寒いから上着をもう1枚着よう」とか、「エアコンをガンガンにかけるのもいいけど電気代が高くつきそうで不安」とか、「ストーブもいいけど一酸化炭素中毒には気をつけなくちゃ」といったような、「寒い」をめぐる思考をすることがなくなったぶん、他のことに気を回せるようになったので、快適ラクチンなのであります。
やっぱり太陽は偉大!
その太陽をたっぷり吸収できる南向きは最高!
記:2014/03/19