旧キット風新キット FGシャア専用ザクを作ります!
旧キットとは違うのだよ
FG(ファーストグレード)のシャアザクを作ってみたいと思います。
— Model Making (@modelnica) June 17, 2020
なにしろ安い!
300円。
第一次ガンプラブームのときの1/144スケールの旧キットと同じお値段。
しかも、パッケージの大きさや、イラストのテイストからも、旧キットを彷彿とさせるものがあります。
くわえて、ぺラ1枚の紙が折り曲げて箱の底部に敷かれた組み立て説明書も、旧キットのイメージそのもの。
ガンプラブームの頃、入荷したらすぐに売り切れてしまうガンプラを求めて小銭を握りしめておもちゃ屋に走った時の気分がいやおうなく蘇ります。
ところが、旧キット風なのは、あくまで「外身」だけ。
中身はまるで旧キットにあらず。
— Model Making (@modelnica) June 17, 2020
まだ組み立てていないので完成写真からのみの感想ですが、このシャアザク、プロポーションが滅茶苦茶良いではないですか。
しかも、可動域も旧キットの「大雑把にひとつの部品」というわけでもなく、このお値段にしてはそこそこ可動する作りになっているようです。
ランナーを眺めてみると、良くも悪くもノッペリとしていた旧キットのザクとは異なり、メリハリのある三次元曲線が魅力。
特に、ふくらはぎの各足にそれぞれ2基ずつ埋め込まれたスラスターの盛り上がりは、HGシリーズのザクには無かった解釈で、これはなかなかカッコ良さそうです。
— Model Making (@modelnica) June 17, 2020
ヒートホークが付属していないことが気になりますが、気にしなければ気にならない(?)。
組み立てもすぐに済みそうですし、もちろん成型色はピンク一色なので塗装の必要はありますが、組み立ても塗装も気軽に楽しめ、なおかつ満足いく出来に持っていけそうな予感をもたらしてくれる好キットなのではないでしょうか。
旧キットはプロポーションが悪いし、接着後のパーティングライン消しが面倒くさそうだからと、旧キットを遠ざけている人も、このFGなら、きっとそのような思いは払拭することが出来ると思うのですよ。
さて、作ろう。
記:2020/06/21
続きの記事⇒FGシャアザク完成!