風呂が好きになってきた
風呂嫌いの反動
長らく風呂嫌いだったことの反動か、最近は風呂が好きになってきた。
1日に2回、多いときは3回入ることもある。
自分でも驚くほどの変わりようだ。
朝 風呂
ここのところ私は朝、起きるのがわりと早い。
特に最近では6時、早いときは5時に目が醒めて寝床から這い出てしまう。
最初にすることは、まず、コーヒーかトマトジュースを飲むこと。
そして、次にすることは、入浴。
寝る前に、つまり、数時間前に入ったばかりなのに、夜と朝は「別腹」ならぬ「別肌」なのか、無性にお湯が恋しくなってしまうのだ。
昔から私の風呂は、「烏の行水(からすのぎょうずい)」なので、風呂そのものに入っている時間は短い。
しかし、ちょっと風呂につかるだけでも、朝から身体全体が気持ちよさと満足感が駆けめぐってくる。
この変化、年をとった、と考えられなくもない。
ちょっと前の自分からしてみれば、信じられないことだ。
脳が悦ぶ
しかし、風呂に入るのが嫌だった頃の生活、心理状態と、風呂に入るのが好きでしょうがない現在の生活、心理状態を比較すれば、確実に今現在のほうが充実して、落ち着いた生活を送れていると思う。
風呂が嫌いで仕方がなかった頃の自分を振り返ってみると、なんて殺伐とした自分だったのだろうと思ってしまうほどだ。
皮膚は脳の情報入力端末なんじゃないかと思えてしまうほど、お湯に浸かっていると、脳が悦んでいるような実感があるのだ。
そんなわけで、しばらくは1日に風呂2回の生活は止めようとは思わない。
いや、身体が既に止められなくなっているのかもしれない。
記:2002/08/24
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