ぼんやりジムさん~HGUC ジムIII制作記
久々ガンプラ
なんだか最近はアーマード・ファイティング・ヴィークル(AFV)ばかり作っていたので、ここらで息抜きの一つでもしよか、ってことで久々に(久々でもないか)ガンプラを作ってみました。
ジムIIIです。
ジムが武装強化されているなってことはパット見でわかるのですが、それでも、ジム的弱そうな雰囲気はそのまま踏襲されているところがナイスです。
いくらジムの後継機といってもジェスタやジェガンくらいになってしまうと、もはやジムとは別次元の期待にしか見えませんからね。
その点、ジムIIIは、武器は増えたものの、そしてところどころカッコよくなっている感じがしなくもないけれども、でも、やっぱり、あの顔がね、やっぱりジムだよなぁ~、でなんだかホッコリするのです。
で、箱。
— Model Making (@modelnica) February 23, 2021
箱の中は、こんな感じです。
— Model Making (@modelnica) February 23, 2021
ランナーを並べてみました。
— Model Making (@modelnica) February 23, 2021
組立説明書です。
組み立て&塗装
頭部と胸部から組み立てました。
— Model Making (@modelnica) February 23, 2021
黄緑の要素が多いところが、なんだか爽やかでヘルシーでエコな感じもして、そこが逆に「強そうだけどなんだか弱そう」なジムのイメージを上手に覆さないでくれています。
— Model Making (@modelnica) February 26, 2021
バックパックはかなり強力な推進力がありそうですね。
— Model Making (@modelnica) February 26, 2021
腰の脇の2連大型ミサイルランチャーも「強くなってます」感が強調されていますね。
— Model Making (@modelnica) February 26, 2021
で、あっという間に素組み完了。
— Model Making (@modelnica) February 26, 2021
なかなかカッコいいプロポーションですね。
— Model Making (@modelnica) February 26, 2021
付属シールは使っていませんが、この状態でもなかなか秀逸な色分けだと思います。
— Model Making (@modelnica) February 26, 2021
ビームサーベルも比較的長めで、なんだかけっこう強そうに見えます。
— Model Making (@modelnica) February 26, 2021
いや、実際のところ設定ではガンダムMk.IIに迫る性能だったそうなので、強いのでしょう。
塗装
いつものとおり、プラスチック地をなくすための下地塗装をしました。
— Model Making (@modelnica) February 27, 2021
黒、マホガニー、ジャーマングレー、ダルレッドの4色を適当にスプレーしていますが、思いのほかダルレッド効果でガンキャノンっぽく一瞬見えますね。
あまりにも統一感がないので、黒鉄色を全体にうっすらとスプレーしました。
— Model Making (@modelnica) February 28, 2021
執拗なほどプラスチックの下地が隠れる塗装をほどこしたら、あとはあっさり仕上げです。
タミヤのアクリル塗料(水溶きアクリル)で数回塗り重ね、油彩のホワイトでドライブラシをかけて完成させました。
— Model Making (@modelnica) March 2, 2021
後姿。
— Model Making (@modelnica) March 2, 2021
ドライブラシをかける前に、油彩のバーントアンバーや黒などを混ぜた色でスミ入れをしています。
今回は、油彩のホワイトのふき取りが甘かったためか、かなり露骨なドライブラシ効果が出てしまっています。
— Model Making (@modelnica) March 3, 2021
ホコリっぽいというか、なんだかボンヤリしていますよね。
— Model Making (@modelnica) March 3, 2021
でも、ふき取って乾かしてやり直すが面倒だったので、そのまま最後まで突き進んでしまいました。
— Model Making (@modelnica) March 3, 2021
頭部のグリーンのバイザーは、クリアパーツだったのですが塗りつぶしてしまい、フラットアルミを塗った後に、Mr.ウェザリングカラーのフィルタリキッドグリーンを重ねています。
— Model Making (@modelnica) March 3, 2021
バイザーの緑が光って見えるのは、光の反射ではなく、ドライブラシでのっかった白の効果です。
— Model Making (@modelnica) March 3, 2021
やっぱり色わけがパキッとしていませんよね。
ボンヤリな感じ。
特に、タミヤアクリルのフラットレッドはパンチのない赤だと個人的には思っているので、メリハリを利かせたい場合は、オレンジやイエローを混ぜる必要がありますね。
— Model Making (@modelnica) March 3, 2021
ま、ボンヤリGMも悪くはないですけれども。
再び後ろ姿。
— Model Making (@modelnica) March 3, 2021
作りやすいうえに、プロポーションも良い、なかなかコスパの高いキットだと思います。
テキトーに塗っても、そしてドライブラシをやりすぎても、なんとかサマになってくれるのは、元となるキットの造形やバランスが秀逸だからなのでしょう。
関節ポロリや関節ヤワヤワなところもいまのところないし、完成後もしばらくは遊べる秀逸キットなのではないかと思っています。
記:2021/03/10