素組み!グフカスタム(HGUC) from 機動戦士ガンダム 第08MS小隊
2021/02/08
グフカスタム、アマゾンより到着!
発作的にグフカスタムを作りたくなったので、アマゾンで注文。
そしたら、数時間後、すぐに届きました♪
グフカス作るの、これで何個目だ?
1/144、HGUC、MGと作ってきたので、今回で4つめですな♪
グフカスの箱
グフカスタムの箱です。
う~む、惚れ惚れとしますな。
開けるのが勿体ないほどです。
しかし、開けなきゃ話は始まらない。
開けたら、ドリャ~ッ!と作ります!
グフカス箱の中
グフカスタムの箱の中です。
設計図(取説)と、ランナーやシール、ポリキャップなどが入った袋が3枚。
う~む、袋を破くのが勿体無い。
いつまでも、酒を飲みながら眺めていたいのだけれども、袋を破って部品を取り出さないと先に進めないので、袋、破ります!
そして、袋から取り出した部品たち(それと取説)。
素晴らしい部品たち。
一日中眺めていても、きっと飽きないと思うんだけど、眺めてばかりでは先に進めないので、制作を開始します!
Aランナー
グフカスタムのAランナーです。
多色成形のランナーですね。
はじめて多色成形のランナーを見たときには、ものすごく驚いたものです。
昭和の第一次ガンプラブームの頃にタイムスリップをして、その頃、ガンプラを作っていた中学生の私にこの多色成形のランナーを見せたら、きっと、ノケゾり、気絶するか狂喜乱舞するでしょう。
それぐらい、当時のガンプラは、今のガンプラに比べると、ショボかったのです。
いやいや、それでも当時は、十分に楽しんでいましたけど。
さて、塗装する際の塗料の配合比率は、
▼動力パイプの水色パーツ
ホワイト:70%
スカイブルー:20%
ミディアムブルー:10%
モンザレッド:極少量
▼ボディ濃い青のパーツ
インディブルー:80%
イエローグリーン:20%
▼脚部、胸部、バックパックなどのパーツ
ミッドナイトブルー:75%
ホワイト:25%
です。
グフカスタムを特徴づける水色の配合が難しそうですね。
ま、今回は無塗装でいこうと思うので、あまり塗料の調合はしませんが……。
B1、B2ランナー
グフカスタムのB1ランナーです。
次いでB2ランナーです。
特にA1のほうは、光の加減で、グレーっぽい画像になってしまっていますが、どちらも同じ色。
色はグフカスタムならではの水色です。
塗装する場合の塗料の配合比は、
ホワイト:70%
スカイブルー:20%
ミディアムブルー:10%
モンザレッド:極少量
です。
Cランナー
グフカスタムのCランナーです。
マニピュレーターや、盾に装着されたガトリング砲のパーツですね。
配色は、
グレー:85%
ブラック:15%
とシンプルな配合。
ガトリングの銃身などは、ガンメタルなどのメタリック調の色で塗装しているモデラーもいますね。
D1ランナー
グフカスタムのD1ランナーです。
とはいえ、D2ランナーはありませんけど。
また、ランナーとはいえ、部品はひとつ。ガトリング銃のベルト式弾帯のパーツですね。
塗装する場合は、Cランナーと同じく、
グレー:85%
ブラック:15%
だそうです(取説より)。
Eランナー2枚
グフカスタムのEランナー2枚です。
塗料の配合率は、取説の「間接部」というところを見ると、
グレー:85%
ブラック:15%
となっていますね。
ほかの間接パーツと同じ色味です。
少し薄いかな?と感じる人は、ジャーマングレーのような濃い色や、ガンメタルや黒鉄色のような濃い目のメタリック色で塗っても良いのかもしれませんね。
シールとポリキャップ
グフカスタムのシールとポリキャップ、そしてリード線です。
リード線はヒート・ロッド(電磁ムチ)に使うものですね。
グフカスタムを操縦するノリス(・パッカード)さん、ヒート・ロッドの使い方、うまかったなぁ。そういえば。
ショルダーアーマーの裏地塗装
今回のグフカスタムの制作は、ランナーにパーツがついたまま、つや消しスプレーを吹いてから組み立てに取り掛かる予定でいます。
しかし、肩のアーマーのパーツだけは、先に組み立てておきたい。
なぜなら、合わせ目けし作業があるからです。
バンダイさんの技術力の賜物で、最近のガンプラは、かなり合わせ目が目立たなくなるようなパーツ構成になってきてはいますが、ザクにしろ、グフにしろ、ショルダーアーマーだけは、どうしても、その形状ゆえ、前後に分割せざるをえないパーツ構成なんですね。
だから、そのまま作ってしまうと、肩アーマーの合わせ目が出てしまう。
人形は顔が命だとすると、ザク・グフは肩が命なので(そうなのか?)、ここのところだけは、合わせ目が目立たない処理をしたいと思っています。
なので、ランナーから、ショルダーアーマーのパーツを切り出しました。
そして、両側を接着する前に、裏地塗装。
いつもなら、ラッカー系のマホガニーを使っているところですが、隠ぺい力の弱いラッカー系だと、1回塗りだとプラスティックの下地が見えてしまう。
だから、乾いて2度塗りくらいはしないと、完全にプラの地肌が隠れない。
そんな面倒なことをしてる時間が勿体無い、一回塗りで、さっさとプラの下地を隠したい。
だから、タミヤのアクリル塗料。
メタリックグレーを細筆で塗りました。一回塗りで下地の地肌隠蔽完了!
ショルダーアーマーを接着
グフカスタムのショルダーアーマーの合わせ目を消すために、それぞれのパーツの両方の接着面にタミヤセメントを塗り、グニュッ!と接着しました。
溶けたプラスチックが盛り上がるくらいでちょうど良いのです。
乾いたら、合わせ目で盛り上がった箇所をデザインナイフで削り、耐水ペーパーでヤスリがけをする予定です。
完全に乾くまで、数日間放置!
肩の角のパーティングラインをペーパーがけ
ガンダムは顔が命です。
同様に、ザク・グフは肩が命です。
グフカスタムの「角」のパーツには、パーティングライン(金型で溶かしたプラスチックを流し込んだ際に成形された時にできる金型の分割線)がついています。
これを消すべく、まずは、ランナーからニッパーで切り離し。
そして、400番、600番の耐水ペーパーで、ゴシゴシとペーパーがけをして、パーティングラインをなくし、つるつるにしました。
あとは、合わせ目を消した後のショルダーアーマーに取り付ければOK。
肩アーマーにペーパーがけ
グフカスタムの肩アーマーをタミヤセメントで接着して、放置すること数日。
完全に乾いたかな?と思ったタイミングでペーパーがけ。
400番→600番→1000番という順番で。
ザクグフは肩が命なので、やっぱり合わせ目は消しておかないと、なんとなく気持ちの座りが悪いんですね。
まあまあ合わせ目は消えたかな?って感じです。
ランナーを部分塗装
グフカスタムのランナーを部分塗装しました。
足裏やバックパックのスラスターの部分を焼鉄色やクリアレッドで。
装甲の裏地でスキマから見えそうなところは、焼鉄色やフラットブラウンで。
ガトリング砲などの金属部分は、メタリックグレーで、などなど、「ここは塗っておいたほうがいいかな~?」と思ったところは、パーツがランナーに付いている状態のまま塗ってしまいました。
それと、ほんのちょっぴりシール(デカール)も貼っています。
ジオンのマークをどこかに貼りたかったのですが、手ごろなものがなく、ジャンクボックスをあさっていたら、ガザCのデカールがあったので、そこから流用したりもしました。
ランナーにつや消しトップコート吹き
シールを貼り、部分塗装をほどこしたランナーに、つや消しトップコートを吹きました。
いつもはラッカー系ですが、今回はシールの表面をグジャグジャにしないために水性です。
今回は、ちょっと趣向をかえて、100円ほど高い「プレミアム」を使ってみたのですが、これが大正解。
表面のしっとり感が、普通の水性トップコートとはかなり違う。
100円の差以上の満足感が得られました。
GSIクレオス Mr.トップコート 水性プレミアムトップコート つや消し スプレー 88ml
肩のアーマーに貼ったシールの枠が少々浮き出てしまったのは、余白を切り落とすのを省略した私の落ち度でござる……。
後ほど、「汚し」で誤魔化そう……。
脚部(下)を接着
ザクやグフを素組みで作っていて気になるところのひとつ、それは、脚部のアキレス腱あたりを覆う装甲の合わせ目。
気にしなければ、まったく気にならない箇所ではあるのですが、いったん気になると、気になりまくります……。
太ももの部分の縦線は、モールドとしてみなせるのですが、その下の箇所の合わせ目がどうも、ね……。
なので、ヒザから下の脚部のパーツはタミヤセメントを両側にたっぷりと塗って接着をしました。
このハミダシを乾燥させて、耐水ペーパーでヤスるわけです。
完全に乾燥するまで3~4日は放置しておこう。
胸部の制作
グフカスタムの胸部を制作しました。
つや消しトップコートを吹いた後、じゅうぶんに乾かし、その後、タミヤのスミ入れ塗料で窪みを強調。
乾いた後に、水性の焼鉄色と、アクリル塗料のフラットブラウンをスポンジでチッピング。
その後、タミヤのウェザリングマスターの「オイル」や「青焼け」で表面を塗りました。
無塗装ですが、塗装した時のような質感を出そうというのが、今回の個人的なテーマです。
グフ脚部、ペーパーがけ
接着したグフカスタムの脚部ですが、数日間放置して完全に接着剤が乾燥した後に、合わせ目消しを行いました。
耐水ペーパーの320番、600番でゴシゴシしただけで、継ぎ目が消えてくれました。
やっぱり、ここの部分の継ぎ目は無いほうが良いですよね。
腰部とバックパックの制作
グフカスタムの腰部とバックパックを汚しながら作りました。
正面から。
後ろから。
ウェザリングマスターを厚化粧するだけで、プラスチックの成形色っぽくなくなるんですよ。
頭部の制作
グフカスタムの頭部を汚しながら組み立てました。
モノアイは、センサー用メタリックシールを使っています。
角度がキマれば、ピカッ!と光って見えるんですよ。
そして、ボディと合体させると、こんな感じ。
モノアイの位置を、少しズラしてみたのですが、なんだか、可愛らしい顔に見えますね。
グフ肩
グフ肩、汚し過ぎました。
せっかく、合わせ目消したのに、これだけ汚いと、べつに合わせ目があっても良かったかな?ってぐらいです。
で、本体と合体させたら、こんな感じ。
角の部分があまり汚れていなくて、バランスが悪いですな。
あとでこっそり調整します。
脚の組み立て
グフカスタムの脚を汚しながら組み立てました。
本体、腰部のパーツとドッキングさせたらこんな感じ。
腕がなくたって、グフカスタムは、かっちょえぇ~のだ!
腕の組み立て
グフカスタムの腕を汚しながら組み立てました。
そして肩のパーツとドッキングさせました。
あとは手のパーツだけですが、手首より下がないだけで、ずいぶんと違和感ですね。
早く手を取りつけなくては。
手の取り付け
汚しながらグフカスタムのマニピュレーターと手の甲のパーツを作りました。
やっぱり大きく開いた手のひらの造型がツボです。
そして、取り付け。
なるほど!(手を)ポン!
というようなポーズのつもり。
モノアイのセンサー用メタリックシートは、光を拾わないとそっけない赤い円になっちゃいますな。
グフ剣
グフカス剣です。
ヒートソードっていうんだっけ?
これで、ガンタンクを上からドビュッ!と刺して、オイルがビシャー!でしたね。
さっそくグフカスタムに持たせて、眺めさせてみました。
おお、この剣はよ~斬れるのぉ、と言いそうなポーズにしてみました。
3連ガトリング砲の組み立て
グフカスタムの3連ガトリング砲を汚しながら組み立てました。
最後にラスト1台のガンタンクを屠った武器ですね。
これをグフカスタムの左腕に装着したら、こんな感じになりました。
撮影するアングル次第では、かなりデカく見えますな。
盾の組み立て
グフカスタムの盾を汚しながら組み立てました。
そしてグフに持たす。
うーむ、汚しが甘かったか。
本体と色調がずいぶん違うな~。
盾に取り付けるガトリングユニットの組み立て
グフカスタムの盾に取り付けるガトリング砲のユニットを汚しながら組み立てました。
盾に装着!
裏側はこんな感じ。
グフ剣も収納しています。
そして、腕に持たせます。
さらに本体とドッキング。
左腕が重いのだ。
二の腕からポロリと取れないように注意!
何度も取れちゃったけど……。
やはり、盾の汚しが足りなかったなぁ。
色調が違う……。
このあたりは要調整ですな。
後ろからみても、やっぱり綺麗な盾が目立ちます。
あとで汚しを追加しよう。
完成!
グフカスタム、完成しました。
最後は、タミヤのウェザリングカラーを塗りまくったため、近くでみると、まるで「粉のお化け」のようです。
後姿です。
タミヤのスミ入れ塗料や、グンゼのMr.ウェザリングカラーを塗りまくったこともあり、やはりといか、パキン!とプラスチックが割れてしまいました。
割れた箇所は、な、な、な、なんと、ガトリング砲の砲身。
急いで接着しましたが、縦長の砲身が真っ二つ。
目立たない箇所ではあったので、言わなきゃバレないかも。
割れ目、見えますか?
やっぱり、無塗装素組みでエナメル系を使うのであれば、トップコートは万遍なく吹く必要がありますな。
今回は、ランナーの上から吹いたので、トップコートの「霧」がいきわたってないところもあったんですよ。
下の画像右下のガトリング砲の先端のプラスチック、少し光ってるでしょ?
さらに、光沢のある箇所に割れ目見えますか?
伸びの良いエナメルは、そういうところからプラを侵食してくる……。
放置すると、プラスチックの内部に侵食し、場合によってはパキン!
そうならないためには、エナメル塗料がプラスチックの内部に浸透する前に拭き取ると割れることってめったにないんですよ。
しかし、ここは穴場だったなぁ。
砲身の溝に浸透していったエナメル系塗料を拭き取るの忘れていたんですよね。
ちょうど良い影のようになっていたので、そのままにしていたんですよ。
そしたら、やばい、またやっちまった!のパキン!
ま、目立たないところだったから良かったけど。
そんなこんなで、完成しました、HGUCのグフカスタム。
いつも思うのですが、左腕が重そうです……。
記:2018/02/19
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