HG スーパーカスタムザクF2000 制作記
2021/02/09
組み立て完了/マホガニーで下塗り
『ガンダムビルドファイターズ』に登場したスーパーカスタムザクF2000。
取りあえず組み立て完了しました。
全体にマホガニーで下地を塗装してみました。
これ、盾なんですよね。
ザクの肩にくっついている縦を外して、手持ちになるような状態に改造されているものなんですね。
裏側から見ると、わかりやすいかな?
こちらは横から。
基本色で塗れば、もう少し何を持っているのかわかるのかもしれないけど、なんだかモッサリとしていて、あんまりシャープじゃないですよね?
ただでさえ、ズングリムックリしている体型なのに、さらに、モソっとしたものを持っている。
もう少しシャープにならないものか?
ハンブラビのライフルを流用
そう考えていたところ、ジャンクパーツ入れの中から、HGハンブラビのフェダーインライフルを発見!
さっそくスーパーカスタムザクに持たせてみました。
おっ、なんかいい感じかも。
太い体型に、細い武器。
なんかバランスよさそうなので、これで行こう!
どうせ、この前作ったハンブラビは失敗作だったし。
脚部の塗装
ザクスーパーカスタムの脚の部分を塗装しました。
マホガニーを拭いた後、インディゴブルーを吹きました。
しばらく乾かした後、陰影と表面の塗装にメリハリをつけるために、インディブルーにマホガニーと明灰白色を混ぜて筆で軽くチョンチョンと表面に塗料を置く感じで塗ってみました。
ちなみに、黒い部分はカウリングブラックです。
頭部の塗装
スーパーカスタムザクF2000の頭部に、インディブルーのスプレーを吹き付け。
(その前にマホガニーも吹き付けてますが)
中のモノアイに塗料が届かないように、紙でマスキング。
乾いた後に、紙をペラッとはがすのが楽しみです。
青と黒乗せ
スーパーカスタムザク、青い箇所はインディブルー、黒い箇所はカウリングブラックで色乗せ。
十分に乾かした後に、組み立ててみました。
でけぇ~。
顔小せぇ。
というより、首が埋まってしまっている感じなので、首が回らないじゃん。
モノアイで左右見渡せば良いと思ったら、左右両脇はミサイルポッドに囲まれているから完全に横が見えませんな。
ま、頭部のモノアイはメインカメラですから、他にも色いろとカメラがあるということなんでしょう、きっと。
で、背中はこんな感じ。
さてさて、このままだと、どうもオモチャっぽい感じ。
特にインディブルーは光沢で塗装しちゃってるからね。
肩のショルダーパッドのテカテカっぷりがスゴい。
さて、ここからが筆塗りの醍醐味がスタートします。
すこしずつ色を重ねながら、色調を整えていこう。
赤褐色混ぜ塗装
ザクスーパーカスタムのカウリング色の箇所。
そう、黒っぽい箇所ですね。
この色に、プロペラ色(赤褐色)とフラットベースを混ぜて、要所要所に、色を上乗せしてみました。
薄めた残りの色は、インディブルーの陰になる箇所にもランダムに色乗せ。
ちょっと写真暗くてわかりずらいね。
黒い部分の変化も、写真だとわかりずらいですね。
うーん、ライティングって難しいね。
といっても、自然光と部屋の電気だけだからね。
うーん暗い。
インディブルーのテカテカもなんとかしないとね。
塗り残しを筆塗り
スーパーカスタムザク、各パーツごとにバラして、細部の塗り残しの修正塗装をしています。
ボディの側面から背中、バックパックにかけてが、動力パイプに、銃を持つ腕、腰のアーマーなど、けっこう筆が届かない場所が多いので、バラして塗装をしないと、なかなか難しいのよね。
組みながら塗っておけばと少々後悔。
ガンプラ製作のコツは、「一気にまとめて!」という発想をなくすことかもね。
一気にまとめて組み立て!
↓
一気にまとめて塗装!
ではなく、組んでは塗装、塗装しては組んでいく。
こういう発想のほうが、後々の手間(分解したり組み直したり)が省けるようです。
もちろん、考え方はひとそれぞれ。
一気に組んで「ドリャーッ!」と塗装!というのも一つの方法だとは思いますし、自分自身も、わりと、そっちに近い発想ですから(笑)。
ついでに青の箇所は、ベースとなるインディブルーにパープルと明灰白色とフラットベースを混ぜた色を練り練り塗りこんでいます。
上から練り練り色を塗り混む際は、多少フラットベースを混ぜるとよろしいようで。
紫ボディに変身!
インディブルーで塗装していたスーパーカスタムザクF2000ですが、光沢テカテカ、なんかちょっと暗い感じだったので、ちょっと色味を修正!
ボディ、腕、足とパーツをいったんバラして、塗装をしやすくしました。
インディブルーに、明灰白色少々、パープル少々、フラットベースを少々加えた色を筆につけ、筆についた塗料をティッシュで拭き取り、カサカサになった状態でボディに叩きつける感じで塗り塗り。
いわゆるドライブラシってやつですが、ドライブラシは、どちらかというと、デッパリや角の部分を明るく色で浮き立たせるための方法なんですが、今回の場合は、面の色調に変化をつけることが目的なので、筆先ではなく、平筆の面の部分をプラの面にこすり付けるような感じで行っています。
で、こんな感じになりました。
ずいぶん、紫っぽくなりました。
パープルは、ほんの少ししか混ぜてないのですが、かなり支配力の強い色なんだなぁ、と。
ちなみに、青⇒紫に変化する途中の状態。
ミスターカラーのパープルは光沢なので、テカテカを抑えるために、フラットベースも混ぜています。
銀でドライブラシ!
スーパーカスタムザクの腰回り、カウリング色で塗装した黒の部分。
シルバーで軽く、ほんとに軽~くドライブラシをしてみました。
筆先にかすかに残ったシルバーを軽く、軽~くプラモの表面にこすっていくんです。
それによって塗装のハゲを軽~く表現。
もっと派手にやっても良かったんだけど、いきなり派手にハゲちょろにしちゃうと、直すのが面倒なので、とりあえずは控えめに。
足りないと思ったら、また後でやればいいのだし。
と、画像を見て気が付いたんだけど、ボディの紫が、なんとなく眠たくて中途半端な感じ。
これも少しずつ直していこっと。
薄く黒乗せ
スーパーカスタムザクの脚部に、薄めたつや消し黒をランダムに乗せてみました。
といっても、写真だと分かり辛いっすね。
あとは、シルバーの塗料の裏側についた塗料をこれもランダムに軽くペタペタ。
といっても、これも写真だと分かり辛いっすね。
ミサイル塗るの忘れてた~!
スーパーカスタムザク、バーニアや、色調の調整ばかりに気をとられていて、いたるところに武装されていたミサイルポッドの中のミサイルの色を塗るのを忘れていた~!
とりあえず、銀で下塗り。
先っちょの細い筆で、ちょこっ、ちょこっと色を乗せていく感じで。
けっこう楽しいですね。
バーニアをメタリックレッドで塗装
スーパーカスタムザクの、背中や足の裏にあるドでかいバーニア(噴射口っていうのかな?)、メタリックレッドで塗ってみました。
すでに焼鉄色で塗ってあるので、まずは軽く白をひいて、
3日ぐらい白を塗ったことを忘れていて、はっと思い出して、銀を塗って。
そして、数日。
また、銀を下塗りをしたことを忘れていて、思い出したように、メタリックレッドを塗装。
1回目の塗りなので、まだ下地が透けてみえてますね。
数日後に2回目の塗り。
うーん、どぎつい。
どぎつ過ぎた。
赤濃すぎ。
失敗や~。
メタリックレッドではなく、銀の上に、クリアレッドを塗れば良かったかな。
ミサイルの弾頭を塗装
スーパーカスタムザクのいたるところに付いているミサイルポッドに収納されているミサイルの弾頭を塗装しました。
メタリックレッドで。
その前にシルバーで下塗りをしています。
こんな感じ。
で、塗った後で気が付いたんだけど、モノアイと同じ感じの色調じゃーん!
w(゜ロ゜;w
モノアイまでもが、ミサイルの弾頭に見えてきた。
どちらかの色を調整するしかありませんね。
ボディの色調をグレー寄りに調整
スーパーカスタムザクの色調、最初は、インディブルー
⇒テカテカ&ドギツい
そこで、パープルを混ぜ、もう少し柔らかな感じに。
それでも、なんだか落ち着きがないので、ニュートラルグレーをドライブラシをして、またまたボディの色の調子を調整してみました。
路線変更しまくり(迷走しまくり?)のスーパーカスタムザク。
いったいどうなることやら。
巨大斧。
スーパーカスタムザクの特徴のひとつでもある巨大斧を背中に装着することを忘れていた!
背中がますますニギヤカに!
正面から見ると、急に背が高くなったような感じになりますね。
ほんま、武器だらけやわ~。
肩のアーマー、塗り残しを修正
たびたび色の路線変更をしまくってしまった、HGスーパーカスタムザクF2000。
新しい色に変わる度に筆で塗っていたのですが、塗り残しがあるため、現在の色とは違う色がコンニチハをしている箇所がいくつか。
特に、肩のショルダーアーマーが露骨だったので、急いで修正しました。
ちょっとキレイになり過ぎたので、乾いたら、汚しまーす♪
ヒートホークがポロッ!
HGのスーパーカスタムザクF2000をいじって遊んでいるうちに、腰につけていたヒートホークがポロリと取れてしまいました。
あらららら。
特にガンダム系のMSには、武装しまくりの機体が少なくないのですが、取りつけるアイテムが多ければ多いほど、ポロリ!が多いような気がします。
個人的には、武装が少ないMSのほうが好みということもありますね。
ボトムズのスコープドッグもフル武装のレッドショルダー・カスタムが人気ですが、個人的には昔からあまり好きではなかったんですよね。
やっぱり、「シンプル・イズ・ベスト!」が好きなのかもしれません。
ま、サンダーボルト系のMSや、フルアーマー・ユニコーンなどは、見ているぶんには楽しいんですが、あんまり作ろうとは思わないんですよね~。
とかいって、将来作るかもしれないけど。
腰を改修
スーパーカスタムザクの腰に装着したヒートホークがポロリと取れてしまったのですが、これを支えるホルダの根っこから折れてしまったので、白濁したプラスチックの下地が見えてしまって、少しみっともない。
ですので、そこの箇所と周辺にパテを盛り、パテが乾かないうちに、デザインナイフで、折れたパーツをその周囲を平らにならしました。
パテを盛ると、周囲のプラが柔らかくなり、カッターで削りやすいのですよ。
そして、一晩寝かせて乾いてから、400番の耐水ペーパーでゴシゴシと。
この箇所が平らになりました。
カウリング色(日本機)に、少量のマホガニーを混ぜた色を平筆でペタペタと塗りつけました。
まだ、下地が完全に隠れていないので、塗料が乾燥したら、さらに色を重ねるつもりです。
バックパック・バーニアの色味を調整
スーパーカスタムザクのバックパックにある巨大バーニアの色を修正しました。
何度か焼き鉄色や、艦底色を塗り重ねているうちに、何十回も出撃してクタビレた感じになっちゃいました。
最初の下塗りの段階の毒々しさを取り除くつもりが、結果的にボロボロな感じになってしまった感があります。
ミサイルの弾頭・微修正
スーパーカスタムザクが武装しているミサイルポッドのミサイルの弾頭、ちょっと色味が中途半端だったので(下塗りの銀の色が出ている箇所がある)、ちょこちょこっと弾頭のてっぺんに色をペタペタ置きました。
艦底色とメタリックレッドを混ぜた色で。
肉眼で実物を見ると、下地が隠れて、だいぶ落ち着いたんだけれど、写真で見ると、あんまり変化ないな~。
完成! HG GPB-06F スーパーカスタムザクF2000
ボディカラーが二転三転して、迷走を繰り返しまくったスーパーカスタムザクF2000ですが、ようやく、完成しました。
というより、とりあえず完成。
今後、まだまだ塗り重ねていく可能性が大だから。
後ろから見ると、こんな感じ。
(・∀・)b
重たそうだな~。
ま、重武装が最大の特徴のザクですからね。
こんなに武器を全身にくっつけて、火機管制はどうしてるんだろ?
ってか、これはガンプラバトル用の改造されたガンプラだから、ガンプラバトルしてる人が、ミサイル出ろ~、後ろのマシンガン発射~!と思えば、思ったように動くんでしょうね。
それにしても、本当、このザクは作っていながらもなかなかイメージが湧かず、色が本当に二転三転しましたね。
ニュートラルグレーをドライブラシして、青と紫の色調を抑えてみたら、こんな感じになりました。
数か月寝かせると、良い色味になっているかもね。
で、忘れた頃に、また手入れをしてリニューアルしようかなと思います。
記:2016/06/07