ヘイフラワーとキルトシュー/試写レポート
もうとにかく、「かわいい~!」の一言につきます。
しっかりものお姉ちゃんのヘイフラワーと、わがままし放題のキルトシューも、ふたりとも、とってもキュート!
着ている服も、とても可愛いです。
フィンランドの映画です。
北欧というと、曇り空をイメージしがちですが、この映画からは、太陽の匂いがします。
暖かい陽光が照らす、森、畑、家。
とても綺麗に太陽の光をフィルムに封じ込めていると思いました。
最初から最後まで、ぽかぽか暖かい。
日だまりの匂いがする。
とてもほのぼのとしたお話で(ま、当人たちにとってみれば大きな問題なんだろうけどね…)、大きなクライマックスやドンデン返しはないのだけれども(だからストーリーはあえて書かない)、観ている間は、終始、微笑みを絶やさない状態です。
観終わったあとは、なんだか、とっても優しい気分になれること請け合いです。
あ、あと「スパゲッティーヤ」が食べたくなります。
あ、これはパスタのフィンランドの発音です。
あと、やっぱり色彩のセンスが素敵ですよね。
フランス映画にも多いんですが、原色がちっとも下品じゃない。
このへんの派手だけれども、派手じゃない色彩感覚って、淡い色彩をどちらかといえば好む我々日本人にとっては、とても勉強になるんじゃないかな。
可愛いモノが大好きなセンスのよい女の子は、是非、観に行こう!
この世界は、ハマれば、ちょっとクセになるかも。
すでに、もう一回観てみたいオレ(笑)。
観た日:2005/08/08
movie data
ヘイフラワーとキルトシュー
監督:カイサ・ラスティモ
原作:シニッカ・ノポラ、ティーナ・ノポラ
製作:マルコ・ラウハラ
脚本:カイサ・ラスティモ、マルコ・ラウハラ
出演:カトリーナ・ダヴィ、ディルダ・キアンレト、アンティ・ヴィルマヴィルタ、ミンナ・スローネン、メルヤ・ラリヴァーラ、バイヴィ・アコンベルト、ロベルト・エンケル、ヘイキ・サンカリ ほか
2002年
フィンランド
記:2005/08/09