素組み!百錬(HG)from 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
2023/02/08
アジー・グルミン
味の素といえば、グルタミン酸ですが、テイワズといえば、アジー・グルミン。
味の素のグルタミン酸からネーミングされたのかどうかは定かではありませんが、冷静沈着で「華」のないキャラではありながらも、物語にはかかせない、なにかと「役に立つ」キャラではありました。
そのアジーが搭乗するMS(モビルスーツ)は「百錬(ひゃくれん)」。
「百戦錬磨」からネーミングされたのかどうかは定かではありませんが、彼女が駆る「百錬」は、エヴァンゲリオン的凶悪な顔相と、装甲騎兵ボトムズのキリコをはじめとしたAT(アーマード・トルーパー)乗りが着用していたオレンジ色の耐圧服を連想させる太い太腿。
そして、紺を貴重とした配色から、まるで背中に斜めに刀をさせば忍者を連想させるようなルックスが印象的な機体でした。
バンダイからHG(ハイグレード)でキットが発売された時から注目はしていたのですが、次から次へと発売される新作ラッシュで、いつしか百錬の存在を忘れていました。
そして先日、お風呂の中でふと気が付きました。
「しまった!そういえば百錬を作っていなかった!」
さっそくアマゾンで購入、すぐにダンボールにはいった百錬が届きました。
思ったよりも小さめの箱です。
絶妙なバランスと配色
他のキットもそうですが、『鉄血のオルフェンズ』のガンプラは安いものが多いですね。
今回、購入したときも、たしか700円前後だった気が。
箱を開けるとランナー数も少なく、パーツも効率よく分割されている印象。
色分けも部分塗装が必要な箇所もあるにはありますが、パーツごとに巧みにプラの配色をしているように思われます。
この百錬の同型機の「アミダ機」は、赤が基調のカラーとなっていますが、アジーが乗る百錬の紺とブルーグレーは、アミダのイメージそのものを表した色ですね。
同様に、アミダの赤も、アミダ的キャラが反映されているように感じます。
説明書の設定画を見て改めて気が付いたのですが、足先が滅茶苦茶小さいですね。
まるで身長170センチの人が22.5くらいのサイズの靴を履いているような感覚。
太腿のボリュームに対して、小ぶりな足先。
このアンバランスなようでいて、実はよく考えられているプロポーションも『鉄血』に搭乗するMSの魅力のひとつです。
よし、作るぞ!
今回は成形色を活かして、塗らずに作ろうかな。
武装に関しては、『鉄血』のHGにありがちな扁平なライフルよりも、片刃式ブレードのカタチがそそります。
完成したらライフルよりも、そちらのほうを持たせようかな。
記:2018/02/27
制作開始!
そして制作開始!
パーツ数が少なく、比較的廉価なキットの多い『オルフェンズ』シリーズのキットなだけあって、小さめな箱です。
正直、劇中では、あまり印象に残らなかった機体なだけに、改めてボックスアートを見ると、「こんなにカッコ良かったっけ?!」と思ってしまいます。
プラス、強そうですね。
さてさて、箱の中身を見ていきましょう。
箱の中
百錬の箱の中です。
「鉄血」のHGはだいたいそうなのですが、パーツ、ランナーの数が少なくて、「よし!すぐに完成しそうだぞ!」と前向きな創作意欲が湧いてきますが、百錬も例にもれず、です。
ランナーたち
ランナーやポリキャップなどを並べてみると、こんな感じ。
う~ん、すぐに作れてしまえそうだぞ、早く作ろ作ろ、完成させよ!って気分になってきますね。
Aランナー
百錬のAランナーです。
濃い青。
取説によると、この本体部ダークブルー部を塗装する際の塗料の配合レシピは、
インディブルー :35%
パープル :30%
ネイビーブルー :30%
ブラック:5%
……となっていますね、はい。
Bランナー
百錬のBランナーです。
この、すみれ色っぽいランナーの色の塗料配合比率は、取説によると、
すみれ色:65%
ホワイト:15%
グレー:10%
みず色 :10%
……だそうです。
ホワイトやグレーで、すみれ色の青っぽさが薄めてはいますが、微量にみず色が加わることで、ほのかな青味がキープされる、そんな調色比率のように感じます。
Cランナー
百錬のCランナーです。
武器類などのパーツ。
相変わらずライフルはオルフェンズシリーズのHGにありがちな、薄っぺらな感じだけれども、片刃式ブレードのモールドは、シンプルながら、えぇ~感じです。
武器類、関節などのパーツで構成されているランナーですね。
塗装をする人のための塗料の混ぜ比率は、
関節等グレー部は、
グレー :80%
ブラック :20%
武器等グレー部は、
グレー :95%
ウッドブラウン :5%
すみれ色 :少量
だそうです(取説より)。
Dランナー
百錬のDランナーです。
小さめなランナーです。
手の甲のカバーを見ると改めて、手、小さいんだな~ということを実感します。
Eランナー
百錬のEランナーです。
白だけど、真っ白ではない。
コクのあるおいしそうな色。
塗料で塗装する場合は、ホワイトにグレー5%と、すみれ色少量を混ぜるのですが、この微量な色の混合が良い具合の白になっているのですね。
ポリキャップとシール
百錬のポリキャップとシールです。
「目」のシールが小さい!
ちゃんと貼れるかな?
他の部分は、シールではなく部分塗装にするか、貼らずに誤魔化すようにしようかな。
さて、組み立てていきます!
胸部の組み立て
百錬の胸部を組み立てました。
首の下あたりの黄色い下向き三角は付属のシールを貼りました。
背中はこんな感じ。
けっこう複雑な形状を、少ないパーツと効果的なパーツの色分けで、すごくうまく表現していると思います。
ま、背中から見えるリアクターの部分は後ほど部分塗装が必要でしょうが、べつに塗らなくても見栄えが著しく悪くなるというわけでもなさそうだし。
頭部の組み立て
百錬の頭部を組み立てました。
不機嫌になると、こういう表情になる女の子、いるよね(笑)。
「目」の部分はシールです。
デザインナイフで台紙から剥がして、そのまま刃の上にのっかったシールを目の上ま持って行き、あとはピンセットでつまんで乗せたら、意外とうまくいきました。
顔と胸部を合体させました。
どうも、百錬の顔をはじめて見たとき、なにかに似ているなと思ったんですが、思い出しました。『ジョジョ』第三部のディオのスタンド、ザ・ワールドだ。
スタチューレジェンド「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 ザ・ワールド
尖った目とか、広くて扁平っぽい頭部とかが。
えっ?似てない?
あら、そうですか。
腰部の組み立て
百錬の腰部を組み立てました。
横から。
フロントとお尻のアーマー(板)の裏は部分塗装したほうが良いかもしれませんが、しなくても別にどうということはないかもしれません。
見る角度によっていろいろなカタチを見せてくれます。
そして、胸部、頭部のユニットと合体させたら、こんな感じになりました。
やはり兵器というよりは、スタンド(ザ・ワールド)に見えてしまうのは私だけでしょうか?
脚部の組み立て
百錬の脚部を組み立てました。
やはり、モモが太いですね。
だから太もも呼ぶに相応しい形状です。
そして、足先。
小っちゃい!
すんげぇ小っちゃい!
これで立てるんかいな?と思ったのですが、狭い面積にうまく重量が集中するためなのでしょう、遊んでいたら片足立ちも出来ましたよ。
そして、足先と脚部をドッキング。
太い!
そして、下に行けばいくほどキュッ!と締まってくるんですね。
腰から上とドッキング!
良いプロポーションしてますわ。
しかも、股関節もよく動くんで、こんなポーズも取れますよ。
ヨガ行者ですかいな?
腰のアーマーを備え付けたら、ここまで動かなくなるとは思いますが。
腰アーマーの組み立て
百錬の腰の脇のアーマーを作りました。
けっこうデカい!
アーマー下の白くて四角い物体は、パンチする時に手に装着するカイザーナックルナックルガードです。
参考記事:百錬アッパーカット~ジェット・アッパー?ラベンダー?
裏側はガンメタルなどの金属系の色、もしくはマホガニーなどの影系の色で部分塗装する必要があるかもしれませんが、その判断は、いったん全身を組んでからにしたいと思います。
で、ボディに装着してみたら、こんな感じ。
う~ん、ザ・ワールド!
腕の組み立て
百錬の腕を組み立てました。
「鉄血」登場のMS(モビルスーツ)は、皆、手が小さいし、腕も小ぶりです。
というよりは、最近のガンプラの多くは、腕細くて小さいのが多いですよね。
特に二の腕の部分が。
こんなに小ぶりでパンチの威力強いんかいな?と思うのですが、だからこそのナックルガードなんでしょうね。
そして、本体とドッキング!
なんだかイバッてますな。
ライフルカノンの組み立て
ライフルカノンを組み立てました。
といっても、左右のパーツを合わせただけですけどね。
鉄血のHGにありがちな、幅が薄~い銃ではありますが、ボディ全体のバランスから考えれば、これぐらいがちょうど良いのかも?
では、実際に持たせてみましょう。
うん、悪くないと思います。
片刃式ブレード
片刃式ブレードと鞘(ホルダー)をランナーから切り出しました。
こんなふうに鞘(ホルダー)に収納することが出来ます。
では、お尻のアーマーに装着してみましょう。
けっこう大きく感じます。
人間が持っていたら、かなり刃渡りのある凶器となることでしょう。
ヤバイ、ヤバイ。
こんなの繁華街で振り回されたら。
で、実際に百錬に持たせてみると、うん、デカいです。
刀や剣とまではいかないにせよ、ナイフなんかよりは全然デカい。
馬乗りになれば、首ぐらい簡単に斬り落とせそうです(怖)。
はい、これで、百錬のキットの全パーツを切り出し、組立て(素組み)が完了しました!
オレンジ色の部分塗装
百錬の肩の装甲の三角の部分、本当ならシールを貼るべき箇所なのですが、ちょっと安っぽくなっちゃうかな?と考え、蛍光オレンジで部分塗装をしました。
それに加えて、胸というか首の下あたりの箇所。
最初は、小さな三角シールを貼りました。
しかし、筆に付着した残りの塗料が勿体ないという、ただそれだけの理由で、シールを剥がし、そこの箇所の三角の部分も蛍光オレンジで塗ってしまいました。
こういう時でないと、ほとんど使い道のない塗料ですからね、蛍光オレンジは。
以前、ヅダのベースカラーに使ったっきりですから。
参考記事:HGUCヅダ 1/144制作レポート
いろいろ部分塗装
百錬を組んでみて、気になった箇所。
それは、腿の部分のスラスターが薄いすみれ色の成型色のままだということ。
なので、ここの箇所を黒鉄色で部分塗装をしました。
ついでに、裏返したところにあるエアインテークとおぼしき箇所はパープルで部分塗装もしています。
本当は、黒かマホガニーあたりが適当なんでしょうけど、過去の「紫実験」の結果から、紫も「陰」になることもあり得ると考えているので、とりあえずは実験的に。
ついでに、腿の円形くぼみや、肩の円形窪みもパープルで塗ってみました。
モモのスラスターを黒鉄色で塗ったついでに、股間のジョイントパーツも黒鉄色で塗装しました。
この部分は、腰のアーマーに隠れてほとんど見えない箇所なので、素組みの場合は無理して塗装する必要もないところではあるのですが、ひさびさの黒鉄色なので、ちょちょいのちょいと筆先で塗ってしまいました。
金属色といえば、お尻のアーマーの裏も部分塗装しています。
黒鉄色だと、ちょっと濃いかなと思い、焼鉄色です。
もっとも、この箇所も、組んでみると分かるのですが、それほど裏側は見えない箇所です。
ついでに、腰のアーマー裏や、肩のアーマー裏も焼鉄色で部分塗装しました。
裏側が落ち着いたところで、次は表側です。
べつに深い意図など何もないのですが、お尻のアーマーの表側の窪んだ箇所んは、蛍光オレンジとパープルを塗っています。
同じようなノリで、腰のサイドアーマーも同様にパープルとオレンジで部分塗装。
ついでに、おへそに当たる部分の窪みも塗装しました。
そして、背中のスラスターの箇所は、焼鉄色とメタリックレッドで部分塗装をしました。
そうそう、あとは忘れてはいけない。
リアクターの箇所、ここはカッパーで部分塗装しました。
ここの部分がグレーだと味気ないですからね。
最後に顔パーツの「耳」の部分。
円形の白のままでも良いのですが、もう少し賑やかにしようと思い、青竹色で塗ってみました。
理由:日本機を作る時以外にあまり使う機会がないから
ちょっと違和感かな?
ま、いいや。
以上、部分塗装でした。
これくらい部分塗装すれば十分なんじゃないでしょうか?
頭部の合わせ目消し
百錬の頭部は左右にパーツが分割されているため、組み立てると、頭の上に分割された合わせ目線が目立ちます。
さすがにここは消したほうが良いだろうと判断し、ペーパーがけをしました。
240番、400番、800番、1000番と、荒い目から次第に細かい目のペーパーに移行し、なんとか合わせ目線は目立たなくなりました。
もっとも白濁したゲート跡は消すことができず(もっと粗い目のペーパーで周囲も削る感じでゴシゴシすれば消えたのでしょうが)、ここは後に吹くつや消しトップコートと、スポンジを使ったチッピングなどで誤魔化してしまおうと思います。
けっこう、百錬の頭頂は目につくところなので、素組み無塗装で作る方も、ここだけは消しておいたほうが良いと思います。
つや消しトップコート吹き
つや消しトップコートが吹き届いていないところ何か所かにプシューっと吹いて乾燥させました。
う~ん、ご立派な体躯であります。
後ろから見たところ。
さて、これから汚しモードに突入します!
スミ入れ
分解した百錬の各ブロックごとに、スミ入れをしました。
使用した塗料は、Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンとマルチブラックです。
幅が広めの筆でビタビタに塗ったら、すぐにティッシュで拭き取り。
これを何度か重ねているうちに、少しずつヘコんだところやモールドに暗い影がついてくれるのです。
表面がだいぶ暗めになってしまいましたが、乾いた後にドライブラシをかけて、もう少し明るくします。
完成!
百錬のボディにパクトラタミヤのニュートラルグレーやフラットホワイトでトライブラシをし、その上からウェザリングマスターのオイルや赤焼けを塗りつけました。
この作業を何度か繰り返して、百錬、完成しました!
左手にはナックルガードを取り付けた状態にしています。
正面から見ると悪魔っぽいんですが、後姿は「鉄血」のMSらしさが漂っています。
カッパーで塗ったエイハブ・リアクターが目立っているからかもしれませんね。
片刃式ブレードを持たせた状態。
怖い……。
アップで見ると汚し過ぎ……。
部分塗装やウェザリングをしているものの、基本、無塗装の素組みでここまで出来ちゃうんだから、最近のバンダイの色分けと造型の技術は、本当に凄いと思います。
なんだか最近作っているガンプラは、このパターンで完成させてしまっているケースが多いので、「手抜きでそれっぽく作る」には、つや消しトップコート→エナメル系でスミ入れ→エナメル系でドライブラシという流れが時間がかからず、少ない手数で「それっぽく」なる方法だと思います。
ガンプラ作る時間をあまり確保できな方がいらっしゃったら、ぜひ試してみてください。
記:2018/03/12
追記:ジェット・ラベンダー
先日購入したガンプラの「百錬」。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場したMSですね。
箱の中身のパーツを物色する前に、設計図(取説/取り扱い説明書)の完成見本写真を見ると。
ひときわ目を引いたポーズがありました。
おお、強そう。
まるで『リングにかけろ!』の河合武士のスーパーブロー、ジェットアッパーが決まった瞬間のようなポーズですな。
あれ?
ジェットアッパーは右だったっけ?
だとすると、この左手アッパーのポーズは河合さんの必殺フィニッシュブローの「ジェット・ラベンダー」ですな。
「ギリシア12神戦」でオーデコロンをつけて試合に臨むというナルシストボクサー、ナルシサスを撃破した究極のフィニッシュブローですな。
あるいは、カイザーナックルを装着した高嶺竜児が放つ「ウイニング・ザ・レインボー」?
いや、ウイニング・ザ・レインボーは右手だったような。
「殴」の魅力
ま、そんなことはどうでもいいんだけれども、なぜ、ここでカイザーナックルが出てくるのかというと、カイザーナックルって、指に装着する凶器じゃないですか、要するに。
『リングにかけろ!』の物語内では、もっと神聖かつスーパーナチュラルな聖器というような描かれ方をしていましたが、要するに相手を殴るためのナックルダスター(メリケンサック)のようなものです。
この相手を殴るためのカイザーナック……、いや、ナックルダスターというか、僕深部のグローブみたいなものが、百錬にも装備されているんですね。
それは、腰のアーマーをご覧になっていただければ分かると思います。
腰部のアーマーの下中央に白い物体がありますよね?
これ、ナックルガードなんです。
これを取り外して、マニピュレーター(手)に装着して、相手を殴るわけですな。
こんな風に。
なんとも合理的、かつ原始的な。
合理的というのは、MS(モビルスーツ)の指って、ライフルなどの銃器のトリガーを引いたり、荷物を運搬したりといった操作もするわけで、そんなデリケートな操作をする部位で、思いっきり相手を殴ったりしたら、あっという間に関節などのパーツがボロボロになってしまいますからね。
だから、それをガードするための指を守るためのカバーということなのでしょう。
そして、原始的というのは、人類が火星にまで到達し、火星で生活できるまでに環境を改善できたほどの科学力を有する時代の兵器にしては、かなり原始的な戦いかただよな~、と。
それに関しては、様々な設定がなされているため、理解すれば、「ああなるほどね」と腑に落ちるといえば落ちるのですが。
基本、ガンダムの「宇宙世紀」ものと違って、ビーム兵器がない世界の、ある意味原始的な、巨大な鉄器と鉄器同士が、巨大な鈍器をもってガツンと殴りあう。
そんな原始的でハラにガツンとくるリアルな「打」の魅力を感じながら、そういえば私は『鉄血のオルフェンズ』を観ていましたね。
よく『仁義なき戦い』が引き合いに出され、実際にそれのオマージュと取れるような内容もあるにはあるのですが、むしろ私は『戦闘メカ・ザブングル』の乾いた大地を思い出し、また地上でのMS同士の闘いは『装甲騎兵ボトムズ』のローラーダッシュを思い出したりしながら見ていました。
もっとも、そのような諸作品のことを持ち出すまでもなく、『鉄血』は『鉄血』で、従来のガンダムシリーズにはない魅力をたしかに有していた作品だったと思います。
記:2018/03/01