イントゥ・ザ・サイレンス/アヴィシャイ・コーエン

2021-01-26

アヴィシャイ・コーエンの『イントゥ・ザ・サイレンス』。

ベーシストではなく、トランペッターのほうのアヴィシャイ・コーエンね。

ECMでの録音。

あれ、ECMで?って最初は思ったものです。

彼の力強いトランペットは、もちろんそのサウンドの隙間からはほとばしる情熱とともに、それと相反するかのような痛々しいほどの哀しみのニュアンスが滲み出ることがあるのだけれども、ECMだと、その持ち味が生かされるのかな?

……なんことを思っていましたけど、杞憂でした。

アヴィシャイの「熱」の部分も当然ながら上手に捉えつつも、「哀」の部分をさらに引き出し、彼の見逃されがちな側面を上手にプレゼンテーションすることに成功しています。

演奏力はもとより、さすがはECMのマンフレート・アイヒャー、プロデュースの勝利でもありましょう。

記:2016/03/20

ジャズ

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