YouTubeの楽器撮影に便利?! iTrack Pocketを買ってみました。
2019/01/17
購入! iTrack Pocket
YouTubeに楽器を演奏しているところなどをアップできると面白いと思い、iTrack Pocketという録音機材を買ってみました。
パッケージからしてそそりますね。
こちらが裏側。
こちらがパッケージ横。
イギリスのメーカー、フォーカスライト社の製品で、お値段はヨドバシカメラで13,200円也。
あとで、アマゾンをのぞいてみたら、アマゾンのほうがちょっとだけ安いですね。
ま、それはいいとして。
ご覧のとおり、iPhoneを横倒しにしてセットするだけで撮影が出来てしまうシロモノです。
商品前面のぶつぶつの穴は、一瞬スピーカーに見えますが、じつはマイクなのです。
つまり、iPhoneに映る自分が楽器を弾いている姿に向かって楽器を弾けば、正面からマイクが楽器の音を拾ってくれるというわけ。
どうして、こういう楽器用のマイクを買ったのかというと、昨日、YouTube用に初動画撮影をしたところ、ウッドベースの音色が、あまりにも再生するとお粗末というかショボい音だったからなのです。
もとより低音って録音するのが難しいのですが、iPhoneのマイクじゃあ限界かなぁ、って。
もちろんiPhoneのマイクは人の声を拾うのとかには適していると思いますよ。
でも、やっぱり楽器の音、こと低音に関しては、やっぱり楽器専用のマイクがあったほうが良いかなと思うにいたったわけです。
それと、電源がいらないというところにも魅力を感じました。
電源はiPhoneから引くみたいなのです。
電池もいらない、かさばるアダプターもいらない。
おお、これは便利!ってことで。
で、箱を開けて本体の入力端子の上のイラストをみたらギターになっていますね。
ベースには向いてないのかな?
ウッドベースを録音
ま、とりあえず、ウッドベースの音を録音してみましょう。
ブルーノートから出ている『サムシン・エルス」の1曲目、《枯葉》の有名なイントロのベースラインを軽く弾いてみました。
ラインで録音してみたせいもあり、うーん、電気くささが微妙に漂う音色ですね。
60年代、70年代のジャズのアルバムでよく聞くウッドベースの音色かもしれません。
サム・ジョーンズが奏でる、ウッドベースの箱の鳴りの音までは当然ながら録音できていません。
ま、ライン録音だから仕方ないのでしょうね。
では、次にiTrack Pocketに内臓されているコンデンサーマイクで、ウッドベースの音を拾う形で録音してみました。
こちらのほうが、ウッドベースの「生」なニュアンスが出ていますね。
ボディの鳴りや、弦が指板に当たる音なども録音されています。
ただ、部屋を閉め切って録音したのですが、やっぱりノイズも録音されてしまっているのは仕方がないのかな?
これは今後の課題ですね。
もう少しiTrack Pocketをベースに近づけて録音すると、また違うニュアンスになるのかもしれません。
エレキベースを録音
次にエレキベースをライン録音してみようと思いました。
5弦フレットレスベースを取り出して……。
で、iPhone用のアプリをダウンロードして、iPhoneを接続すると、ギターのエフェクトがかけられるようになっていますね。
ベース用のエフェクトはないのかな?
twin、brit、V-ACとアンプのイラストから歪みのかかり具合を選べるようになっています。
まず最初は「twin」を選択して、ゲインとリヴァーヴを真ん中の「5」にして《蛤御門》のベースラインを録音してみました。
《蛤御門》とは、学生時代に私がやっていたバンドのオリジナル曲で、ヘンテコなベースラインは私が作りました。
「twin」とは、きっと「ツインリヴァーヴ」の略なのでしょう。
以前、ツインリヴァーブにベースを突っ込んで遊んでいたら、確かにこんな感じの歪みの音になりましたね。
もっとも、ギタリストからアンプが壊れるからやめてくれと怒られましたが……。
(;^_^A
ギターは持っていないので、肝心のエレキギターのかかり具合はよくわからないのですが、ベースの音色がツインを通した時の歪みに似ていたので、おそらく、ツインリバーブに近いかかりかたになるんじゃないかと思われます。
お次は「Brit」モードを選択して、同じく《蛤御門》を弾いてみました。
バリバリとした歪み。
うーん、完全にマーシャルのサウンドですな。
もう、とっくにベースじゃありません(笑)。
でも、それはそれでなかなか弾いているのが楽しいです。
ウッドベースの録音レポートは、また後ほどね!
記:2015/08/15