さわりで覚えるジャズ・ヴォーカルの名曲25選
「さわり」で気軽にジャズに触れよう!
私が執筆に参加した本が発売されました。
『さわりで覚えるジャズ・ヴォーカルの名曲25選』(中経出版)。
さわりで覚えるジャズ・ヴォーカルの名曲25選 (楽書ブックス)
ジャズの『さわりで覚える』シリーズは、おかげさまで好評につき、今回が3冊目となりました。
“さわり”というタイトルのからもお察しのとおり、残念ながら付録CDには最初から最後まで、まるまる1曲は収録されていません。
収録時間は、どの曲もおおよそ1分半強です。
しかし、曲の雰囲気は十分に掴むことが出来ると思います。
「百聞は一見にしかず」と言いますが、まさに「百読は一聴にしかず」。
我々レビュアーがどんなに言葉を尽くして曲の雰囲気や観賞のポイントを説明しても、限界があります。やはり、実際に音を聴いてもらうことが一番なのです。しかし、それだけでは、聴きどころを逃がす可能性もあります。
だから、本のレビューを読みながら、実際の音源を「さわり」だけでも聴いてもらおう!という仕組みなのです。
「さわり」聴き
ジャズを「さわり」聴きすることによって、短い時間の中、効率よく自分好みのジャズを見つけることが出来ると思いますよ。
ジャズヴォーカルのアルバムを25枚買って、「当たった、ハズレた」と一喜一憂するよりも、まずはこの本で自分の好みのジャズヴォーカルをじっくり選んでみるのはいかがでしょう?
監修はジャズ喫茶「いーぐる」のマスター・後藤雅洋氏。
執筆は、第一線で健筆を振るわれている名だたる評論家の方々ばかりです。
私以外は……┐(´~`)┌
しかも、「ジャズを知らない80歳のおばあちゃんが読んでも分かるほど丁寧な解説を」 という執筆上の厳しいルールに則って書かれているので、入門者も安心して読めると思います。
ジャズをまったく知らない入門者を想定して、わかりやすく書くことは大変でしたけど、それでもワタクシ頑張って書きましたですよ!
で、CDを聴きながら活字を追いかけると、気軽に楽しめると思います。
こういう入門の仕方のほうが、活字だけのガイドよりも、誤解も散財も最小限に抑えられると思うんですよね。
是非、書店で手にとってみてください。
というか、買ってくださいね!
<(_ _)>
記:2006/02/21