小学校の体育館でカラオケ大会

   

taiikukan

息子が通っている小学校には、毎年恒例のカラオケ行事があるようです。

昨年は、夏休みの間に体育館で催されたみたいですね。

ま、なんというか地域のおじちゃん、おばちゃんの交流会のニュアンスが強く、歌われる内容は、ほとんどが演歌だったり、お父さん、お母さんたちの青春時代、70年代、80年代ソングのオンパレードのようです。

しかし、肝心な建前上の主役(なにせ会場が小学校の体育館だからね)である小学生たちが歌わないと、話になりません。

だから、10組ぐらいの小学生たちが大人の前で歌うのですが、ほとんどの子供たちは父兄の前ということもあり、恥ずかしがって歌わないし、親に歌えといわれた子たちは(特に女の子たちは)、3~5人のグループを作って歌っているようです。

なので、1人で歌うという奇特な子はほとんどいない模様。

ところが、昨年、当時小学校1年生だった息子は、1人で「ウルトラセブンの歌」をジャイアンばりに大声で歌って、大うけしたのだそうです(私、その日は仕事だったので、そんなことがあったとは知らなかった)。

それで調子にのって、今年はスパイダーマンのコスプレをして「スパイダーマン」の歌(日本で30年前に放映された東映制作の実写版テレビ番組の主題歌)を歌うことを楽しみにしていたようですが、今年の夏はそのようなイベントの告知がなかった。

「なーんだ、つまんねーの」

目立ちたがり屋の息子は、人前で歌えないのを残念がっていましたが、このイベント、じつは今月末に繰り越されていたようなのです。

で、いつもは、カラオケで歌う生徒を事前に募るらしいのですが、先日、学校からかPTAからか直々に我が家に電話がかかってきて、「今年も息子さん、是非、カラオケ大会に出演させてください!歌ってください!」と言われたそうです。

照れて元気のない歌ばかりを歌う子供たちばかりの中、息子のようなバカ元気な要素が、イベントを盛り上げるために欲しいようです(笑)。

よーし、今度は何を歌おうかな、モロボシダンの店で買ったウルトラセブンの変身アイテムを使ってまたセブンの歌をやろうかな、それとも、快傑ゾロのようなコスプレして、「かいけつゾロリ」の歌を歌おうかな、とあれこれとわくわくしながら、ノートにアイデアを書いていました。

その日、俺は仕事でいけないけど、頑張って場を盛り上げてくれ、チビッ子芸人!

記:2007/09/11(from「趣味?ジャズと子育てです」)

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