タミヤ1/35 KV-I C型 3日で制作記

      2021/11/26

馴染みのキット、あっという間に完成!

またまた、タミヤのKV(カーヴェイ)を作りました。

IIではなく、今回はI。

KV-1C(KV-I C型)ですね。

KVシリーズ、どれだけ好きやねん、って感じですが、なにしろ部品が少なくてすぐに完成するし、あの無骨なカタチがたまらなく好きなんですよ。

ガンプラのHGのザクなみに作っているKVなので、ザク同様、もはや組み立て説明書を見ないでも組み立てられるレベルにまでなってきています。

ですので、今回は3日で作りました。

塗料やデカールを乾かす時間を含めての3日なので、もし乾燥時間を除外した実作業の時間だけであれば、半日くらいでしょうか。

とにもかくにも、まずは箱の写真。

おなじみの「握りこぶしおっさん」を作って塗るのも、今回で何回目になるのやら。

箱の中身。

ランナーほかパーツ類もいちおう撮影。

組立説明書。

そして、あっという間にほぼ完成。

今回はタミヤのアクリルミニは使用せずに、ラッカー系(クレオス)のロシアングリーン2を筆塗りしました。

いつものように、下塗りはせず、サフ吹きもせず、いきなりプラスチックの地肌にロシアングリーンをたっぷりと筆塗り。

なんと、筆塗り一回で作業完了。

二度塗り、三度塗りはしないで良いように、いつもとは真逆で、かなりドロリとした粘度の塗料をたっぷり、ゆっくりと塗っていきました。

もっとも筆ムラは極力避けたかったので、乾燥時間を遅らせるためにリターダーは混ぜています。

半日乾かしたら、タミヤのスミ入れ塗料の黒でスミ入れ。

半日ほど乾かしたら、今度は溶剤をふくませた筆で拭き取り作業。

半日ほど乾かしてからデカールを貼りました。

そして、いよいよ最終仕上げの汚し作業ですが、今回はあまり小汚くしたくなかったので、油彩のバーントシェンナとピーチブラックを中心に、筆でアクセントを入れるように塗りたい個所に塗っていき、後はターペンタインを含ませた筆で拭き取り作業をして完成です。

フィギュアの軍服は、もう少し濃い青にしたかったんですが、油彩のホワイトでドライブラシをかけているうちに、どんどん白っぽくなってしまいました。

ロシア戦車を作る中で、いちばん面倒な作業のひとつ(面倒というほどでもないんだけど)、燃料タンクの合わせ目消しは、それほどガッツリやっていません。

240番か300番くらいの洗い耐水ペーパーでこすって、それでオシマイという、なんとも手抜きな作業です。

履帯は、タミヤのスミイれ塗料のダークブラウンを筆塗りし、アクセントとして軽く油彩のホワイトでドライブラシをかけただけという、なんともお手軽(手抜き?)な作業量。

履帯は瞬間接着剤を使って、ちょっとだけ弛ませています。

もう少し明るい色にしても良かったかなとも思うのですが、まあこれはこれでいいかな、と。

全体に万遍なくバーントシェンナ一色だけだと、なんとなく単調な気もしたので、ところどころにカドミウムオレンジも微妙に混ぜています。

握りコブシおっさんは、今回こそ戦車に乗せようと思ったのですが、結局、いつもの立ちポーズです。

もう少し、色々な色を使えば、もっとメリハリがついたのでしょうが、今回のテーマは「時短」なので。

せめて履帯は、もう少し色を重ねたりしてテクスチャーを増やしたかったかな、とも思うのですが、次回からはそうしようと思います。

というわけで、あっという間のKV-I制作。

最近は、タミヤから新商品として初期型のKV-Iが出ていますが、そちらのほうも気になるところ。

ただ、旧キットのKVも、なかなか味わいがあって良いものです。

記:2020/07/29

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