休日出勤、『結婚できない男』を見てから、息子を連れて。
2019/09/01
つれづれ雑記
ここのところ、あまり息子と接する機会がありません。
徹夜だったり、夜遅く帰ると寝ていることが多いからです。
昨日の土曜日も、私はずっと外にいたし。あ、午前中にちょっとだけコミュニケーションとりましたが…。「ゲームロボ10」をオミヤゲであげたので、その使い方説明ですね。
今朝も「今日もちちうえ仕事?」と聞いてくるので、「うん、そうだよ」。
「なーんだ、つまんないの」と息子。
「んじゃあ、仕事場くるか!?」と訊くと、行きたい!そうなので、連れてきてます(笑)。
いま、ちょっと離れたところにある大画面パソコンでDVDを観てます(笑)。
ま、赤ん坊の頃から何度も連れて行ってるので、仕事場に息子を連れてゆくのは、いつものことといえば、いつものことなのですが。
そういえば、こんなこともあったな。
ようやく言葉を喋りだした、たしか2歳か3歳の頃。
私が仕事をしている間、息子はトコトコと別の部屋に行き、女の子の幽霊(本人は女の子と言っていたが)と会話をしていたらしい。
その場所は、昔から、夜中になると足音がする、人影が横切ったという噂で持ちきりのエリアなので、やっぱりいるんだな、と思ったものです。私はまだ見てませんが…。
連れてゆく前は、息子は習い事のバレエがあるので、それが終わるまで、私は家でゴロゴロして息子の帰りを待ちました。ゴロゴロしている間、録画しておいた毎週火曜日に放映されているドラマ『結婚できない男』を観ていた(笑)。
久々に、私の中では大ヒットのドラマで、毎週欠かさず観ています。
さっき観ていたのは5日前の火曜日に放映されていたぶんだから、これで観るの2度目です。毎週2度は見返しているという稀有なドラマ。
地味だが丁寧に作りこんだ設定、演出。
毎週、お約束のシチュエーションが必ず用意されており、その微妙な差異を楽しみ、ニヤリと出来るので、見れば見るほど面白いのです。
正直、第1話を見たときは、「こんなもんか」って感じだったけれども、2話目から急速に面白く感じはじめた。それは、毎回「お約束」のシチュエーションがたっぷり用意されているからです。
ライバルの建築家が女を口説きに連れてくるバー、
そこで交わす「どうも」という軽い挨拶、ライバルの建築家のホームページチェック、夏川結衣が内科医を務める病院の診察室、漫画喫茶、コンビニ、レンタルビデオ屋、阿部ちゃんが住むマンション近くの橋(そこをトントンと叩きながら猫背で渡る阿部ちゃん。歩き方などで、心模様が分かる仕組みになっている)、国仲涼子と愛犬ケンちゃん、週を重ねるごとに親密度が増してゆくケンちゃんと阿部ちゃんの微妙な空気感(笑)、ランチは必ず6人がけの席の真ん中に1人で座る阿部ちゃんと、なんだかイヤそうで煙たそうな顔で応対する店員、阿部ちゃんの妹(三浦理恵子)が嫁いだ阿部ちゃんの親友(夏川結衣が勤める総合病院の副院長)の家での食事シーン……。
繰り返される日常の中、誰もが日々、同じような行動パターンをとっているわけで、そのようなディティールの部分を丁寧に描くことで、生活感が出てくると同時に、行動面を丹念に追いかけることで登場人物の嗜好や人生観までもが少しずつ浮き彫りになってゆく。だから、登場人物の一人一人に愛着を持てるのです。
特に、晩飯はラーメン屋で野菜ラーメンを食べ、漫画喫茶で『ゴルゴ13』や『ブラックジャック』などのどちらかというと男向けのコミックを読み、レンタルビデオ屋に寄って帰宅する夏川結衣がいい(笑)。
美人女医が、独身男性のような生活パターンを繰り返しているというギャップに痺れる(笑)。
『結婚できない男』を見終わったタイミングで、息子がバレエから帰ってきたので一緒に外出。
電車の中で取り出した本は、『まんゆうき』。
まんゆうき 上―ばばあとあわれなげぼくたち (ヤングジャンプコミックス)
ほんと、この漫画好きなんだねぇ。
この前も一緒に電車乗ったときに読んでたし、あ、そういえばハワイに行ったときも飛行機の中でケラケラ笑って読んでいたな。
ちなみに、私もこの漫画大好き。満☆画太郎といえば『珍遊記』で有名ですが、私はおなじ“遊記”だったら、『漫遊記』のほうが好きかな。
特に2巻の“ゴッド・ベーダー編”が良い(笑)。
ライダー好きには、たまらん内容?
記:2006/09/10(from「趣味?ジャズと子育てです」)