マイルス・ジャレットのトランペットはデキシー風

私が毎週楽しみににしているテレビ番組の一つに、毎週日曜日の朝7時から放送されている『夢色パティシエール』があります。

いつも女房と息子と3人で観ています(笑)。
パティシエに憧れる女の子が、お菓子作りの専門学校・聖マリー学園でスイーツ修行を重ねる話です。


夢色パティシエール 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

『きらりんレボリューション』も我々3人は、ほぼ全話制覇したのですが(笑)、始まってまだ十数話しか経っていない『パティシエール』も、今のところ全話制覇中です(ヒマやな……)。

ところで、今週の日曜日に放送された『パティシエール』第12話、「七年目のメリークリスマス」の話はジャズでした(笑)。

いや、ジャズというか、ジャズトランペッターが登場する話でした。

恋人を置き去りにして、NYにジャズ修行に行ってしまった日本人トランペッターの話です。

そりゃ、来日した大物ジャズマン、マイルス・ジャレットにトランペットの腕を見込まれ、「ニューヨークに来ないか?ニューヨークでオレとジャズをやらないか?」と言われたら、普通行きますよね?

しかも、相手は、マイルス・ジャレットという大御所(笑)。

仮にマイルス・デイヴィスに誘われても、キース・ジャレットに誘われても、ジャズ修行をしている若者だったら、ふたつ返事で「是非!お願いします!」となるのがフツーだと思います(だよね?)

で、物語中のトランペッターも、やはり、ニューヨークに行き、7年間マイルスのバンドで、しかもワンホーン・カルテットでトランペットを吹き、あの競争の激しいニューヨークでも好評を博します。

しかし、彼は、恋人を捨てるようなカタチで渡米してしまっていたのですね。

だから、7年ぶりに久しぶりに帰国したときも、クリスマスケーキを買ったはいいけど、彼女のところに怖くて行けない……。

それを主人公の天野いちごと、スイーツ王子の3人が手助けするという、泣けるストーリーなのです。

もちろん、ジャズの演奏シーンもありましたよ。
トランペットの演奏はデキシーランド調(笑)。
マイルス・ジャレット・カルテットの演奏もデキシーランド調(笑)。

そうか!今のニューヨークで受けるジャズは、トニー・マラビーでも、クリス・ポッターでもなく、デキシー調ジャズが最新モードなんだ!と深く納得しました(するなよ)。

でも、トランペットの音色は、いかにもDTM用の音源にプリセットされているトランペットの音色だし、バンドの演奏の音色も、バンダイのリトル・ジャマー風。

おそらくは、著作権フリーのジャズっぽいアレンジの音源から引っ張り出して、子供が聴いても「いかにもジャズだよね」なテイストの音源をセレクトしたのでしょうね。

ほんわかしたテイストのアニメの物語の中に登場する“いかにもジャズだよね”なジャズは、たぶん、デキシー調が一番しっくりきたのかもしれません。

あ、そういえば、リトルジャマーは、今日のクリスマス・イヴみたいな日にパーティやるときにはピッタリの演奏玩具だと思うし、ちょっと高めの豪華なプレゼントには持ってこいかもしれませんね。

結構ユーモラスな上に、ジャズマンの特徴をよく掴んだ造形と動きゆえ、見ていてまったく飽きないのです。

記:2009/12/24

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