みなみ死亡、さくら撃たれる~マジすか学園5
みなみ死亡
『マジすか学園5』、第5話ではアントニオ姐さん(山本彩)が死亡し、今回の第6話では、定食屋のおばちゃんで、元・竜頭組の姐御だった高橋みなみが死にました。
今回も銃に撃たれて。
第4話を除けば、毎週人が死んでますなぁ『マジすか5』は。
義宗死亡
そういえば、おたべ(横山由依)の父親・義宗も死にましたね。
明智総業の跡継ぎを会長(リリー・フランキー)から指名された矢先に。
あれだけ喧嘩腰で反抗的だったおたべも、さすがに義宗から「末期の電話」を受けた際は、膝が崩れていました。
さくら撃たれる
で、さらに、今回の第6話のラストでは、さくら(宮脇咲良)が撃たれました。
6話の冒頭からさくらのことを尾行(つけ)けていた謎のライダーに、工場地帯のゴミ置き場の前で。
このオートバイ乗りは、ヘルメットから何から全身黒ずくめなので、今のところその正体は謎ですが、来週には明らかになることでしょう。
撃たれたさくらは、さいわい頬を銃弾がかすっただけですが、2発目はどうなる?
さくらも応戦しようとします。
太ももから中国人のチンピラから奪った銀色のチャカ(拳銃)を取り出し、構えて……、「来週に続く!」という流れでしたね。
いまひとつ持ち方がなってないような気がするのですが、訓練受けているわけではないので、それは仕方ないのだけれど。
もっとも、さくらは死なないのでしょうけどね。
『4』時代の主人公ですからね。
さくら空転
しかし、主人公でありながらも、『マジすか5』における現在までのさくらは、なんとなく空回りしている感が強いです。
1話から6話までは、なんとなく体力もてあましているというか、振り上げた拳の落としどころがわからないまま鬱屈とした状態が続いているようですね。
ソルトの仇とばかりに竜頭組を襲撃してみたり、矢馬久根学園のヤンキー集団と喧嘩をしてみたり、アントニオ姐さんと最後のタイマンはってみたり、今回はカツゼツと体育館でタイマンしたりと、毎回誰かと闘ってはいるのですが、『4』の時のように明確な目的を持った戦いではない。
ストーリーの流れに影響を及ぼすにいたる戦いには、さくらはいまだ参戦していませんが、私としては、宮脇さくらのこの「宙ぶらりん状態」も悪くないと思っています。
『4』の時代は、いささか主役主役し過ぎていましたからね。
世の中、そうストレートに真っ直ぐには進まないさ~。
だからこそ、来週の「銃vs銃」の決着が楽しみなんですけど。
記:2015/09/16