セロニアス・モンク・イン・イタリー/セロニアス・モンク

ダンロップのドラミングが面白い

個人的には『モンク・イン・イタリー』のジャケ写のサングラスをかけてモンクが好きで、この写真がプリントされたTシャツを長らく着ていたものです。

では内容はというと、演奏そのものは、他のモンクの諸作の中では、「中の上」ぐらいの位置づけなので、特にセロニアス・モンクを代表する一枚!というほどではないのだけれど、このアルバムが好きなモンクファンも多いはず。

魅力を2つ挙げるとすると、ひとつは、ピアノソロで奏でられる《ボディ・アンド・ソウル》の構築的でありながらも、しみじみとした情緒も感じられるモンクでしか出せない味わい。

もうひとつは、もうこの時期になるとさすがにマンネリ化した演奏内容の《エピストロフィ》だけれども、最初のテーマでフランキー・ダンロップが施すユニークで刺激的なドラミングが面白いこと。

全体的な演奏内容は、凡庸かつ中庸かもしれないけれど、だからこそ、ほんの少し、いつもと違うモンクの演奏が見つかるだけでも嬉しくなってしまうのです。

記:2015/06/22

album data

THELONIOUS MONK IN ITALY (Riverside)
– Thelonious Monk

1. Jackie-ing
2. Epistrophy
3. Body And Soul
4. Straight, No Chaser
5. Bemsha Swing
6. San Francisco Holiday
7. Crepuscule With Nellie
8. Rhythm-A-Ning

Thelonious Monk (p)
Charlie Rouse (ts)
John Ore (b)
Frankie Dunlop (ds)

1961/04/21

ジャズ

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