モンブラン100周年のパーティに行ってきました。
モンブランの100周年のパーティに出席してきました。
場所は、パークハイアット東京。
このホテル、高いけど、結構好きです。
韓国映画『ブラザー・フッド』のカン・ジェギュ監督も、来日した際はこのホテルに泊まってましたね。
公開前に部屋におしかけてインタビューした記憶がありますが、なかなか落ち着いた部屋でした。
それはともかく、ここの38階でパーティ。
モンブランの山頂をイメージした会場なので、会場内はドライアイスが充満していて、おまけに暗い照明。
なかなかムードある演出です。
クロークでコートと荷物を預けていたら、「あらら、こんなところで奇遇ですね」と声をかけてきたのが、服飾評論家、ファッション・エッセイストの出石尚三氏。
ちょっと前まで、邱永漢氏のサイトで「男はカッコ」を連載していた方で、先月、森英恵ビル内の「ル・パピヨンド・パリ」でのディナーでも私は出石さんの席に同席させていただいたのです。
そのときは、ロレックスについての話で盛り上がりましたが、今回は、モンブラン。
うーん、互いに好きなブランドが似てますなぁ、というより、お互いシゴトでの出席なんですけどね。
でも、私は仕事をはなれてもモンブランは好きです。
というか、モンブランの歴史や社風などを以前女房に熱く語ったら、女房のほうがモンブランのファンになってしまった。
だから、一昨年のクリスマスプレゼントには、宝石が埋め込んであるペンをプレゼントしたっけなぁ。
といっても、派手なデザインではないですよ。
趣味の良い赤が基調のタイプです。
MONTBLANC モンブラン パトロンシリーズ 限定品 1997年 エカテリーナ女帝 Catherine II The Great 万年筆 ペン先F 細字 [並行輸入品]
人気のモデルゆえ、在庫が帝国ホテルのショップにしかないといわれたので、シゴトの徹夜明けに、眠たい目をこすりながら帝国ホテルまでタクシーで取りにいった記憶があります。
万年筆以外にも、時計、手帳、バッグと、なかなかシックで、センスの良い機能的なデザインのモンブラン。
持っているだけで、シゴトの偏差値が5は上がりそうな雰囲気をたたえていますね。
残念ながら、シゴトが残っていたので、パーティは最後までいられませんでしたが、それにしても凄い人数でした。
300人、いや500人ぐらいは来ていたんじゃないかな?
さすが万年筆の老舗メーカーだけあって(インク・カートリッジ式のペンを考案したのはモンブランです)、招待状の封筒の宛名や住所は万年筆の手書きだったのですね。
とてもキレイな字で書かれていましたが、この会場に来た人数分、いや、それ以上の人数分の住所と名前を万年筆で丁寧に手書きをしたのかと思うと、ものすごい人件費を使ったんだろうなぁと思います。
パーティで出される料理や、アトラクション、お土産なんかよりも、手書きで送られてきた封筒のほうが私にとっては、嬉しい贈り物です。
おみやげといえば、帰りにいただいたお土産は、モンブランのマークを盤面にあしらったCDでした。
中身は、なんと、ジャズ。
しかも、ショーターに、リー・モーガンにボビー・ハッチャーソンにデューク・ピアソンに……。
うーん、センス良すぎだぜ、モンブラン!
▼まさか、モンブランのCDに《スピーク・ノー・イーヴィル》が入っているとは!
スピーク・ノー・イーヴル
記:2006/02/08