鍋焼きうどん、旨い!五臓六腑に染み渡るぜ
2018/01/14
昨日は音聴き会でした。
音聴き会とは、私が主宰するジャズを聴こうな会で(←なんかヘンな説明ですね)、毎回テーマを決め、そのテーマに則った選曲をし、選曲した曲をお店を借りて大音量でかける会なのです。
昨日は第二回目。
第一回目と比べると人が少なくてちょっと残念でしたが、初めていらっしゃる方も多かったので、みなさま、是非次回もご参加くださいませ<(_ _)>
で、この音聴き会最大の売りは大音量なのですが、いらした方の中には「デカ過ぎない?」って心配する方もいらっしゃるほどの大音量。
やっぱりドッカン!と大きな音でかけると家で聴くときとはまったく感触が違います。
とくに、『ゲッツ・ジルベルト』の《イパネマの娘》があんなにパワフルで粘っこい演奏だとは知らんかった。と、かけてる本人も驚くほどなんだから。(イパネマの娘のようなボサノバって普通、爆音では聴きませんからね←爆音でかけるヤツもヤツだけど…)
で、昨日の我が家はというと、息子は午後は恒例のバレエ教室。
女房は一日中働きどおし。
じつは、昨日の朝からワタクシ、風邪気味で調子悪かったのです。
怖いから熱は測らなかったけれども、あきらかに風邪を引いた様子。
しかし、音聴き会が控えているので、布団の中でまったりしているわけにはいかない。
風邪を引いたときは、鍋焼きうどんです。
「よーし、鍋焼きうどんをフーフーしにいくぞ!」←オレ
「おう!」←息子
本当はウナギで精をつけるのもいいのですが、残念ながらウナギ屋さんは閉まっていたので、近所の蕎麦屋さんへ。
迷わず鍋焼きうどんの上を頼み、息子はざる蕎麦と天丼のセット。
二人して、「うめぇ、しみわたるぜぇ、五臓六腑に!」なんていいながら食べていたので、店内の工事現場で働いているおじさんたちは怪訝な顔をして奇妙な親子を見ていました。
(日曜日なのに工事やってんでるね、ご苦労さまです)
鍋焼きうどんを食べると、いつもドワワワ~ッ!!と汗がしたたり落ちる私。
この汗の中に私の体の中のすべての黴菌がはいっていることにして、さあ体内の悪者の退治完了!
あとは、音聴き会まで帰宅して横になってじーっとしていて気力を充実させました。
息子はその間バレエ。
女房は仕事で家にいないので、誰もいない家に帰すのもかわいそうだから、帰りは「音聴き会」の会場に寄るように言っておきました。
店にやってきてカウンターでおとなしくジャズを聴いていた息子ですが、さすがにデカ音のジャズの迫力にまいったのか、それとも真剣にジャズに聞き入るお客さんの姿に圧倒されたのか、ほどなくして「ねえ、ボク帰っていい?」と私に聞き、とっとと帰ってしまいました。
まだ、子供にはジャズは早かったかな。
でも、家では小音量で結構耳にしているはずなのにね。
記:2006/05/29