ねずみ男のプラモデル
今となってはレアなキット
ヤフオクに出品するので、その前に記念撮影。
このキット、高校時代に作った記憶があるんだけど、当時は500円くらいだったけかな。
いつもの布をまとっているような姿と(『ゲゲゲの鬼太郎』で登場するいつもの姿ね)、全裸姿を選べるということで、そして、全裸になったときのパーツ「珍宝」も別パーツでついていて、発売当時は話題になったキットでした。
SF3Dオリジナル(現在はマシーネン・クリーガー)のメカをキット化するなど、当時はかなり注目を集めていた日東(NITTO)から出ていました。
A.F.S.やP.K.A.などのSF3Dのメカも、鬼太郎の妖怪系図のシリーズも、パッケージが無印良品っぽく、ダンボールの色のような厚紙だったので、そこがまた、そこはかとなく高級感というか、他のカラフルなプラモとは違うんだぜ感が濃厚に出ていて模型店の店頭では異彩を放っていましたね。
ところが、ニットー、倒産。
引き続き、金型を引き取った(?)童友社からもしばらく発売されていましたね。
ねずみ男って、もう何百年も風呂にはいっていないという設定なので、前人が皮膚病で、肌はガサガザ、ザラザラなんですよ。
で、全裸姿のパーツのモールドが、けっこうザラザラ、ガサガサで気持ち悪かったんですよね。
しかも、そのモールド、深く太く掘ってあるんで、茶系のエナメル系塗料でスミ入れをしたら、かなりグロテスク。
よっぽどのマニアじゃないと、全裸モードで作ろうとは思わないんじゃないかと。
作っているときは楽しいけど(ペーパーがけが少々大変だったけど)、飾る場所に困るキットではありました。
今は、絶版なので、けっこうな値がついているみたいですね。
記:2019/07/17