ジャズ・アット・オバーリン/デイヴ・ブルーベック

クラシック、現代音楽。
ブルーベックのバックグラウンドがよくわかるアルバムです。

『ジャズ・アット・オバーリン』。

ポール・デスモンドの美しい音色のアルトサックスが、かえってクラシック的な格調高さを出しているんですよね。

そして端正。

それでいて、さすがライヴなだけに、盛り上げるのも巧み。

ブルーベックが他のジャズピアニストと違う点、特異な資質、リズム感が、たとえば《スター・ダスト》のような誰もが知るスタンダードを演奏することによって、かえって浮き彫りになっているところが興味深いですね。

まだこの時期のブルーベックは硬い、というか、すごく真面目に己のバックグラウンドとジャズとの融合を模索しているように感じます。

このアルバムの6年後に、あの有名な《テイク・ファイヴ》が収録された『タイム・アウト』が発表されます。

この6年の間に、少しずつ角が取れていったんでしょうね。

▼収録曲
1. These Foolish Things
2. Perdido
3. Stardust
4. The Way You Look Tonight
5. How High The Moon

記:2015/09/30

関連記事

>>タイム・アウト/デイヴ・ブルーベック

ジャズ

Posted by