最高のおもちゃは、紙・鉛筆・セロハンテープのようです。
先日、ミニカーの話を書きながら思い出しました。
>>ミニカーをたくさん買い与えることは良いことなのか、悪いことなのか?
ミニカー以上に、わが家にはソフビやフィギュアがいっぱいある……。
ウルトラ兄弟、ウルトラマンの怪獣、仮面ライダー、ライダーの怪人などなど、おそらくは100体は優に超えていると思います。
これは、もう完全に私の趣味ですね。
安いので、おもちゃ屋で目についたものがあると、すぐに買ってしまうし、店頭在庫の無い怪獣は、専門ショップから通信販売で買っているぐらいですから。
それにくわえて、もう一つ手に入るルートがあります。私はバンドをやっているのですが、このバンドのメンバーの一人が、キャラクターグッズを作っている玩具メーカーの社員なんですよ。
しかも、部署がメンズトーイ企画の部署(笑)。
私は息子が赤ん坊の頃からバンドの練習に連れて行くことにしています。
だから、息子とバンドのメンバーはお友だち。
だから、自分の会社で作っているおもちゃや試作品をくれる(笑)。
だから、ますます、わが家は怪獣やヒーローのソフビが増える。
嬉しいことです(笑)。
怪獣もヒーローも大好きな息子ですが、どういうわけかソフビにはあまり興味が無いようですね。
もちろん、新しいものを手に入れると、しばらくは遊んでいるのですが、すぐに飽きる。
じゃあ、何をしているのかというと、ここ1年ぐらいは、絵を書いている。
あるいは、紙で工作している。
最近は少しばかり字も書けるようになったので、本も作るようになりました。血は争えませんね(笑)。
おもちゃが溢れすぎたゆえに、おもちゃで遊ぶのがつまらなくなってきているのかもしれません。
与えられるよりも、自分で何かを作ることの喜びに目覚めているようです。
ノートに絵や字を書き、プリンタに差し込まれているA4のコピー用紙で乗り物や変身アイテムをハサミとセロテープで組み立てる。
ここのところ、これがいちばん面白いみたい。
「なんかおもちゃ買ってやろうか?」といっても、「いらない。だって、うちにはいっぱいあるじゃない」
今の彼にとっては、ノート、コピー用紙、折り紙が最高の遊びアイテムなようです。
紙代なんて、たかがしれていますよね。非常に安上がりな趣味を持ってくれたと思う私は、浮いた金でせっせとオモチャやプラモを買っているという、しょーもない親父です。
しかし、さきほど、安上がりと書きましたが、じつは、とても大事で素晴らしい趣味だとも思ってもいます。
なかなかクリエイティブな趣味を持ったじゃないか、なんて親バカながら思っています。
おもちゃをあまり買ってもらえなかった私は、箱やダンボールで工作をすることによって想像をめぐらせ、物欲を解消していましたが、おもちゃに囲まれまくった息子も、紙やノートで想像をめぐらせる行為に没頭しています。
環境は正反対なれど、結局やっていることは親子一緒なんだなぁ。
お、そろそろ10分経過。
本日はここでストップです。
続きは明日!
またね。
記:2005/08/13(from「趣味?ジャズと子育てです」)