偵察型S.A.F.S.ラクーン制作記/NITTO 1/20

      2021/11/15

スポンジ塗装で荒々しさを強調

S.A.F.S.の偵察型パワードスーツ、ラクーンを作りました。

現在はウェーブからキットが発売されていますが、今回は古いNITTOのキットのほうで作っています。

箱です。

今回は使わなかったけれども、デカールです。

組み立て完了。

ラッカー系のあまり使わない塗料をランダムに吹き付けて下塗りをしました。
レインボー塗りもどき?

アクリル塗料をスポンジに吸い込ませ、叩きつけるように塗装をしていきます。

ロシア戦車のデカールを貼ってみました。

かなりラフな塗面となっています。

薄く溶いた油彩を筆で全体に塗りつけて色彩の「暴れ」を整えていきました。

うーむ、かなり荒い仕上がりですなぁ。

スポンジで同系色をポンポンする手数を増やせば増やすほど、荒々しい感じはなくなっていくのですが、今回は最小限の手数です。

ハッチ上と両腕のブルーが良い具合のアクセントとなっていますね。

この青アクセントは、横山宏先生・著の『Ma.K.モデリングブック』を参考にしています。

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このコードや動力パイプのゴチャゴチャ感の魅力はS.F.3.D.オリジナル(現在はマシーネンクリーガー)ならではのもの。

以前、ファルケやグリフォンを作ったときは、スプレーやエアブラシで塗装をしたのですが、やっぱりマシーネンは筆塗りやスポンジ塗装のラフで荒々しい感じがしっくりときますね。

ところどころ、塗り残しが見えていますが、特にメタリックレッドの下地がちょろっと見える左腕の肘関節なんかは、なかなかセクシーです。

デカールの影響だと思いますが、荒々しい鋳造の風合いが特徴的なソビエト戦車特有の雰囲気が出ているような?

やっぱり、SF3D系キットは、筆やスポンジでこねくりまわすようにして作ったほうが楽しいですね。

記:2021/09/17

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