変わる六本木
先日、久々に六本木に行きましたが、ここのところ行くたびに景観が変わっているので驚いています。
かつて、まだ大江戸線が開通していなかったころ。
夜な夜な会社帰りにタクシーを飛ばして演奏できる店に顔を出していたころの六本木は、まだまだ人も少なく、怪しげな通りもあった(笑)。
安くて朝までやってる飲み屋(食べ物屋)がたくさんあったし、なんだかイカガワしさも含めた活気が感じられる町だったんですよね。
しかし、ヒルズが出来、ミッドタウンも出来、交差点のアマンドの建物が改修中の今、ちょっと狭めな丸の内という様相になってきていて、なんというか、フツーでオフィシャルな街と化した感じがしますね。
少し前、東京ミッドタウンが出来る前などは、ミッドタウンから通りをはさんだ前の通り(ホテルアイビスの並び)には、キャバクラの呼び込みがしつこいほどだったし、キャバクラどころか、おさわり何とかとか、なんとかパブとかも平気で雑居ビルの中にありましたからね。
さすがにミッドタウンの正面に「もみ放題」などと大声で客引きをするような店が現在はあるはずもなく、クリーンになった反面、なんとなく「フツーの街並み」っぽく変貌してしまった感じがします。
いいとか悪いとか、そういうわけでは全然なくて、時間の流れの早さを感じた次第です。
記:2009/04/18
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