ソルトと大島優子はどちらが強い?マジすか学園

      2021/02/11

AKB48 公式生写真 マジすか学園2 DVD特典 【大島優子/大島優希】
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ラッパッパの部長

マジすか学園、最強武闘派集団ラッパッパを束ねる部長といえば?

『マジすか1』では大島優子が部長、『4』ではソルト(島崎遥)が部長でした。

2人とも、さすが馬路須加女学園のテッペンを張っているだけのことはあり、強さは人並み外れているのですが、では、この2人がもし闘わば?

シュワちゃんとスタローン

既に『1』の最終回で優子先輩は卒業式の会場で他界しているので、実現不可能な戦いではありますが、昔からよく雑誌や本でやっている「猛獣もし戦わば?!」、あるいは「剣豪もし闘わば?!」に近い興味はありますよね。

遊びで色々と妄想していると、これは、アーノルド・シュワルツェネッガー(以下シュワちゃん)と、シルヴェスタ・スタローン(以下スタローン)は、どっちが強い?という命題に近いものを感じてきました。

個人的には、過去の映画の戦いっぷりから判断するに、シュワちゃんのほうが強いと考えているのですが、好き嫌いとなると、私はスタローンのほうが好きかな。

シュワちゃんの場合、戦闘シーンになると、人間というよりは、もう完全にマシーンと化してしまうんですね。

冷徹な殺戮マシーンといっても良いでしょう。

『ターミネーター』のイメージも多少引きずっているのかもしれませんが、それでも、『コマンドー』や『プレデター』などの作品をご覧いただければお分かりのとおり、生身の人間の役柄でも、彼は戦いっぷりは、容赦ないほど冷徹なマシンさながらです。

一方、スタローンの場合は、人間味がある。

もちろん、常人の域を遥かに超えた肉体と強さを誇ることは間違いないのですが、シュワちゃんほどマシーンライクではなく、人間味がある。

それは映画のストーリーに則った上でのキャラ作りであることが大きいのでしょうが、彼は常に何かを背負っているんですね。

背負っているものは作品によって違うのですが、誰かのためだったり、怒りだったり、悲しみだったり、彼の強さの源泉は、肉体やスペック以上に、背負っているものにあるような気がする。

このあたりに感じる「人間くささ」のようなものが、ジャズでいえばジャッキー・マクリーンを感じますね。

彼は、決してアルトサックスの達人というわけではありませんが、その欠点もが長所に変わってしまう人間味あふれるジャッキー・マクリーンが昔から大好きなのです。

もちろん、シュワちゃんだって背負っているものが皆無というわけではありません。

ただ、露骨に表情には出さず、プロフェッショナルとして感情を押し殺して戦っているのでしょう。

この黙々と、淡々とミッションをこなす超然とした佇まいが、シュワちゃんの大きな魅力には違いなく、スタローンよりもシュワちゃんが好きな人は、彼の完璧ともいえるほどのプロフェッショナルな振る舞いに魅了されるのでしょう。

「コミュニケーション」と「捌き」の違い

大島優子とソルト。

まさに、この二人のキャラと戦い方は、スタローンとシュワちゃんのキャラクターを代入することが出来るのではないでしょうか?

2人のケンカは対照的です。

大島優子の場合は、回想シーンで30人を向こうに回して戦っているシーンがありますが、満面の笑みを浮かべてケンカしています。

ケンカそのものを楽しんでいる。

また、サドと闘う前の前田敦子との会話からも「ケンカ=不器用な人間のコミュニケーション手段」と捉えていることが分かります。

つまり、なんというか人間的なんですよね。

一方、ソルトの場合はどうなのかというと、とにかく強い、ムダがない。

相手の殴るために、わざわざ高くジャンプする大島優子とは、対照的な戦いっぷりです。

戦闘中の表情も、感情を爆発させることもなく、いたって冷静。

これは、最終回に宮脇咲良と体育館で闘った際も、また、数話前に、コビー(渡辺美優紀)が率いる地域のスケバングループと倉庫で戦った際も同様、なんだか淡々とこなしているように見える。

闘っているというよりは、雑魚を的確に捌いている感じがする。

まるで、マシーン・シュワちゃんではないですか。

戦いのモチベーションも、積極的に「人を知る」ための手段と捉える大島優子に対して、ソルトの場合は、降りかかってきた火の粉を振り払うような淡々さが感じられます。

純粋に強さだけを見ればシュワちゃんのほうが上だが、スタローンのほうに人間味が感じられる。

これと同様に、

純粋に強さだけを見ればソルトのほうが強いが、大島優子のほうに人間味を感じられる。

サシのタイマン以外における人間的な魅力、つまり自分を慕ってついてきてくれる部下(舎弟)の数は、圧倒的に大島優子のほうが多いのではないか。

そう私は考えています。

記:2015/06/19

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