《サテン・ドール》~ギターとベースのデュオ

   

この演奏は、1993年の録音なので、私が学生から社会人になりたての頃の録音ですね。

ジャズ研時代の先輩が名古屋に単身赴任されていたので、ベースを担いで先輩のアパートにおしかけ、先輩の部屋で録音した音源を発見したので、先日YouTubeにアップしてみました。

ギターが大活躍する《サテン・ドール》といえば、バーニー・ケッセル、レイ・ブラウン、シェリー・マンの『ポール・ウィナーズ』が真っ先に思い浮かべますが、まだこの頃は、このアルバムの存在知らんかった……。

まだバーニー・ケッセルの『ポール・ウィナーズ』を聴いたことがない状態で、ほぼ生まれてはじめての状態で弾いた《サテン・ドール》ですね。

『ポール・ウィナーズ』を知ったのは、それから数年後に、当時『ジャズ批評』編集長だった原田和典氏から、別冊『ウェストコースト・ジャズ』の執筆を依頼されて、あわてて聴いたぐらいですから(汗)。

そういえば、この出来上がったこの本を読んでみると、三星氏という評論家の方が八面六臂の書きまくりをしていますが、その後、他の雑誌や書籍ではあまり見かけません。

個人的には彼の「ワガママガキ大将」的で、多少強引な書きっぷりが個性あって好きだったんですけど、今、どうしてるんだろ?

記:2015/10/11

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