『戦国BASARA』突っ込みどころ満載だからこそ面白い
2018/08/29
戦国BASARA + 戦国BASARA弐 1+2期コンプリート DVD-BOX
BASARA人気
仲の良い腐女子の友人が何人かおりまして(笑)、彼女たちと話をしていると必ず出てくるのが、きまって『戦国BASARA』の話題なんですね。
もちろん、CAPCOMのゲームだということや、最近では「AKB48総選挙」にちなんで、「BSR48総選挙」が行われている(こちら)ことも知っておりますです。
さらに、今年の総選挙ではなぜか石田光成が飛躍的にランクアップしているということも知ってます(笑)。
また、伊達政宗が、「レッツ・パーリー(パーティ)だぜぃ!」とか、「ユー・スィ?(You see?)」とか、「レディ?」など、戦国時代なのに、なぜか英語交じりの会話をするということも知ってます。
また、フィギュアも人気で(ねんどろいどやリボルテック)、特に、Amazonをみると伊達政宗のフィギュアの中古価格が急騰していることも知っています。
だから徳川家康の画像をはりつけておこう(笑)。
リボルテックヤマグチ No.94 戦国BASARA 徳川家康
「えっ?どこが家康?」と思った方、ふっふっふっ、甘いな(笑)。
長曾我部元親さんや、毛利元就さんにいたっては、「すいません、どちらさまでしょうか?ご職業は、本当に戦国大名様でよろしかったでしょうか?」なレベルなんですわよん。
ほら!
リボルテックヤマグチ No.87 戦国BASARA 長曾我部元親
ほらほら!
リボルテックヤマグチ No.88 戦国BASARA 毛利元就
このように、BASARAにまつわる断片的知識が、息子や腐女子たちを通して私の脳に少しずつはいってくる今日この頃なんですよ。
女子の目キラキラ
息子は塾や学校で最近、「お前の家族、カッコいい」と男子からも女子からも言われているそうで、その理由は戦国BASARAの影響らしいのです。
それは親のことを「ちちうえ、ははうえ」と呼んでいるから(呼ぶように言われているから)だそうで、そういうところも、戦国好き小学生にとってはツボのようです。
と、色々とBASARA情報が最近飛び交うので、最初はなんじゃこりゃ?な世界ではあったのですが、
もう周囲の腐女子(といっても可愛い子ばかりですよ)たちは、BASARAの話をしはじめると、目がキラキラしまくるんですよ(笑)。
もう、それこそジャズを語りだすと止まらなくなるジャズオヤジのように(それって俺?)、夢中になってバサラ談義をはじめる。
うーむ、これは何かあるぞと思い、先入観だけで決めつけるのではなく、きちんと見てみようと思ったんですね。
で、先日DVDを借りて、1話と2話だけ観ました。
突っ込みどころ満載の面白さ
以下、感想をつれづれに。
伊達政宗、ヤンキーじゃん。
暴走族の親分って感じです(笑)。
伊達政宗、刀6本も持ってるんかいな。
これじゃワンピースのゾロじゃん。
えっ?ゾロと同じ声優?(笑)
真田幸村、「おやかたさま~、おやかたさま~!!」
ああ、鬱陶しいぐらい熱いぜ(笑)。
幸村と政宗の戦いは、まるで、ニュータイプが操縦しているモビルスーツ同士の戦いのよう。
ロボットのない人間同士のモビルスーツ戦??
ま、ゲームのグラフィック、ヴィジュアルエフェクトを踏襲しているんでしょうけど。
武田信玄つえぇ~。
戦国大名というより、いくさの前線に立って活躍する百人力男みたいです。
上杉謙信、女性っぽい。
声優は朴璐美だしね。
ま、謙信女性説もあるぐらいですから、これはこれでええんとちゃいまっか?
毛利元就、若ぇ~。
もうこの時期になると、いい年になっているはずなんだけど。
それにしても、なんだ、その円型の武器は?
忍びの春日、
なんじゃ、その水着みたいな忍者服!(笑)
信長怖ぇ~(笑)。
第六天魔王という言葉のイメージから出来あがったキャラそのものですね。
明智光秀怪しい~(笑)。
ビジュアル系バンドの妖術使い係って感じじゃん(笑)。
今川義元、ベタ過ぎ。
いくら大将が「おじゃる」だからといって、家臣まで「おじゃ、おじゃ」だったんすか、今川家は?(笑)
なんで伊達政宗が桶狭間まで来るわけ?(笑)
しかも、この時期、政宗は生まれてないはず。
桶狭間の戦いは1560年でしょ?
政宗が生まれたのは1567年でしょ?
だから、政宗と信長が邂逅したあのシーンでは、
政宗の年齢はマイナス7歳なんだよね。史実どおりだと。
だいたい、桶狭間の戦いのときは、まだ明智光秀は信長に遣えてなかったと思うんだけど。
などなど、突っ込みドコロ満載で、いや、きっと送り手は、このような細かい突っ込みどころを設けて、あえて脇を甘くしているに違いない。
そして、私のような人間が釣られるという(笑)。
そういうこともふくめて、なかなか「銀玉」+「Zガンダム」を見る感覚で楽しめましたよ、
「戦国BASARA」は。
記:2012/01/29
追記
そういえば、伊達政宗のフィギュアの画像、貼り忘れとりました。