みんなのオオクワガタ 保存版
オオクワガタ
以前のことですが、TFMのプロデューサー氏が、息子にオオクワガタをくださいました。
わざわざ、通勤途中に、勤務先の半蔵門をスルーして、私が住んでいる下町まで朝やってきてくれて恐縮。
飼育セット一式もわざわざ息子のために持ってきてくれたんですね。
オオクワガタは、ミヤマオオクワガタと違い、気質はそれほど荒々しくないので、丁寧に飼育すれば5~6年は生きるのだとか。
息子は、毎日ゼリーの餌をあげたりして、オオクワガタを大事に育てている、というかじーっと見ています。
下手すると、30分も1時間も、じーっと眺めていることもあるので、そうとう見てて面白いのでしょう。
スイカやキュウリはNG
私はカブトムシは好きですが、カブトをペッタンコにしたようなクワガタのフォルムは、角が生えたゴキブリみたいなので、カブトムシほど好きじゃないんだけど、どうやら息子は、カブト派ではなく、クワガタ派のようです。
購入した『みんなのオオクワガタ 保存版』という本を読むと、いままでカブトムシやクワガタが早死にさせてしまう原因のひとつが、「スイカやキュウリをあげること」なのだそうです。
虫カゴの中のスイカというと、日本の伝統的な夏の風物詩的な風景ではあるのですが、実はこれが、早死の原因。
ウリ系は、水分あるけど、栄養ないんですってね。
スイカだけだと、ワンシーズンしか生きられないのだとか。
人間でいえば、野菜ジュースやポカリスウェットばかり飲んでいる状態ということなんでしょうね。
バナナの場合は、水っぽくないしクワガタの大好物ではあるけれども、糖分が高いので、週に一回くらいのペースで良いようです。
だから、最近の主流は専用のゼリー。
エネルギー源(主にタンパクシツ)を効率よく摂取できますからね。
もちろん、我が家もゼリーです。
それにしても、『みんなのオオクワガタ』(くぬぎ出版)は、よくまとめられた親切本です。
オオクワガタの卵の産ませ方から、 飼育方法から標本作成まで、すべてを1冊にまとまっているので、これからクワガタを飼いたい人にとっては必読の書といえましょう。