試験勉強と楽器の練習

      2018/08/10

violin

基礎が大事

試験勉強と楽器の練習は似ている。

ひとことで言えば、
「基礎が大事」。

シンプルだけれども、これに尽きてしまう。

反復が大事

応用問題が解けるようになるためには、まずは基本事項の暗記や、基礎的な問題に何度もトライすることが必要だ。

「分かっている」と「出来る」は違う。

だから、分かっているつもりでも、実際に出来るようになるまでには、単調なトライアル・アンド・エラーがどうしても必要だ。

そして、基本的なことをどれだけ我慢して繰り返したかが、今後の伸びを決定づけることは言うまでもない。

楽器習得も同じだ。

どんな楽器でも、基本的なフレーズをメトロノームに合わせたり、指導者の厳しい視線のもと、何度もエクササイズを丁寧に繰り返した人ほど、難しいフレーズを演奏したときには安定感がある。

反対に、基礎をおろそかにした人の演奏は、安定感がない。

練習をした箇所だけは、局地的にスムースな演奏が可能かもしれないが、曲によっての出来不出来の落差が激しい。

勉強もそう。

基礎のない人は、たまたま解法を知っている応用問題は解けるかもしれないが、基礎のインプット量の少なさから、解ける問題と解けない問題の落差が激しい。

勉強にしろ楽器にしろ、結局は、基礎練に時間を費やした時間と成果は比例するわけで、やはり投下する時間と練習の量は大事だ。

「あれもやりたい、これもやりたい、一つのことにじっくりと時間は割けないよ」なんて言っているうちは、深いレベルで物事をマスター出来ない。

そう認識するぐらいが丁度良い。

記:2009/12/01

 - 雑想 雑記