Su-27 フランカーの作例が美しい『モデル・アート』と『スケール・アヴィエーション』
Scale Aviation 2019年 03 月号 [雑誌]
美しき機体 Su-27フランカー
スホーイ27・フランカー(Su-27)って好きなんですよね。
無骨なF18も悪くないんですけど、それよりも流麗で美しいボディラインがなんともかんとも。
電子装備などは、ライバルのF18には劣るんでしょうが、あと空戦性能はどうなのかは分からないんですが、性能面はともかくとして、見た目の美しさが無骨なロシア機にしては珍しく流麗。
もちろん、ロシア機ならではのアバウトな面も微妙に残しつつも。
特にウクライナ空軍のデジタル迷彩なんて、もはや芸術品ですがな。
塗りたい!
⇒無理
だから、代わりに『モデル・アート』の2019年3月号が、その私の無茶な願望をかなえてくれました。
デジタル迷彩の塗装手順が丁寧に紹介されておりますが、ページをめくるたびに溜息が漏れます。
それと、今月号の『スケール・アヴィエーション』ね。
こちらは、フランカー特集。
いいですよ~、まるで美術本みたい。
これを見れば、西側の飛行機好きも、思わず東側の戦闘機にも興味を持つようになるのではないでしょうか?
Tu-22 ブラインダーも!
さらにさらに、今月号の『スケール・アヴィエーション』には、大昔から敬愛するモデラー松本州平氏が制作したツポレフ・ブラインダーが掲載されています。
もうなんというか、美し、カッコよし、リベット多しの気絶ものな超力作なのですよ。
機体のリベットを打ち直すという荒行にトライされた松本氏の根性、執念には頭が下がりっぱなしです。
それに時間をとられて、塗装時間をそれほど確保できなかったそうですが、それでもなんと美しい仕上がりは気絶モノです。
ブラインダーって、見れば見るほど面白いカタチをしていますね。
ほんと、無骨で大雑把だけど、チャームポイントが必ずどこかにあるロシア機を象徴するフォルムといっても過言ではありません。
あ、飛行機のみならず、戦車もそうですね。
特に、機首下のふくらみ。
まるでペリカンのクチバシをシャープにしたみたい。
そそります。
ミクロミルのブラインダーのキット、調べてみたら、おっと!けっこうお高いのですね。
1/144でもけっこうするんですな。
でも1/144でもけっこう大きいんですね。
もっともっと上達したら、いつかはトライしてみたいキットのひとつです。
いずれにしても、今号は嬉しいほどにロシアづくし。
永久保存版ですな。
フランカー好きには、こういう本も出ております。
こちらも併せて手元においておきたいですな。
記:2019/01/18