aiwa製・テレビデオの修理
テレビデオが壊れた!
先日、我が家のテレビデオに、昔の私のライブを見ようとビデオ(VHS)をつっこんだら、壊れてしまいました。
あ、テレビデオって、こんな感じのマシンで、こんな可愛い箱型のスーパーメカ(?)です。
上の画像はシャープのテレビデオですが、うちのはaiwa製。
もう売られてない
どう壊れたのかというと、まず、巻き戻しも再生もできなくなった。
くわえて、電源も切れてしまい、リモコンからも、本体のスイッチを押しても、ウンともスンとも言わなくなってしまったのですね。
もう10年以上使っているから寿命かなぁと思い、買い換えようかなとネットショップを見てみたらもう売られてないようなのですね。
うーん残念だなぁ。
私、テレビデオ結構好きだったんですよ。
今回壊れたテレビデオも買い換えた2代目ですから。
店頭でのプロモーション用の需要はまだあるのでしょうね、楽天でみてみると、レンタル用のテレビデオの貸出しサービスはあるようなのですが、売り物としてはないようなのですね。
※注:現在はレンタルされていないようです。
ま、買う前に修理ができないものか、最悪、修理が無理だとしても、私の過去のライブのVHSは本体から取り出したいし。
というわけで、説明書の裏に記載されているaiwaのサービスセンターに電話をしたら、番号が変わったとのこと。
新しい番号にかけたら、ソニーのサービスセンターにつながりました。
そうか、aiwaは、随分前にSONYに吸収されたことを忘れていた。
簡単に直った!
そして、改めてソニーに電話をして修理をお願いして、本日、サービスセンターの方がいらして、修理をしてくれました。
というより、修理ではなく、ある裏ワザを使うことによって、本体につまって取れなくなっていたビデオがあっけなく取りだせたのです。
その裏技とは?
コンセントを抜く。
しばらく待つ。
たったこれだけ(笑)。
つまり、こういうことです。
本体につまってビデオが取りだせなくなった理由は、モーターの故障かなにかによりビデオがきちんと本体に収まっていなかった。
中途半端に収まってしまったビデオの位置を割り出すため、本体に内蔵されているマイコンが、ビデオの位置確認のためにずーっと作動しつづけているために、本体内でビデオがガシッとホールドされたままになっていた。
それにともなって、モーターかなにかがスイッチの回路にまで干渉し、電源も作動しなくなっていた。
だから、律儀にVHSの位置を確認しつづけているマイコンをオフにするため、電源をいったん抜く。
マイコンが切れる。
ビデオもホールドされなくなり、取りだせる、ということです。
なので、もしそのことを知っていれば、コンセントを抜くだけで問題が解決し、わざわざサービスセンターの修理担当の方を呼ぶ必要はなかったわけです。
しかし、出来ればビデオのモーターも修理してもらいたい、あるいは取り換えてもらいたいわけなのですが、残念なことに、モーターのストックは、すでに2001年の段階で切らしてしまっていたとのことです。
それから、10年以上も使っているのだから、逆にスゴイ!と褒められたというか、呆れられました(笑)。
だって、この小さいけど頼りがいがあって使いかっての良いテレビデオ大好きなんだもん、大事に扱ってましたよ。
いちおう、本体を分解した際、中身にたまったホコリの掃除もしてくれたのですが、思ったよりもホコリが少ない!と驚かれていました。
だから長持ちするんだ、と。
しかし、コンデンサーなどは微妙にふくらみ、シロウトの私がみても、中の回路の様子は全体的にいい感じにクタビレていたので、そろそろ寿命なのかな、と思うにいたりました。
残念だけど。
家電の寿命
ま、まったく映らなくなるまで使い続ける予定ではいますが、修理屋さんのお話によると、テレビの寿命はだいたい5~6年と見ておいたほうが良いでしょう、とのことです。
これは値段や性能に関係なくとのことです。
オーディオ機器になると、もっと寿命は短いとのこと。
だから、十数年テレビデオを使い続けている私は、非常に珍しいタイプのユーザーらしいです。
なんだか、今日は色々と思いもよらぬことで珍しがられました(笑)。
もし、今のテレビデオが本当に寿命がきたら、仕方がないので薄型のテレビに買い替えようと思います。
どうせ、4~5年でダメになるのであれば、あんまり高望みしないでおこう。
亀山とか、そういったブランドにこだわらず、とにかくコストパフォーマンスの高いものを選ぼうかと思います。
最近のテレビの価格下げには驚くべきものがあり、ブラビアの40インチは5万円台、レグザの32インチなんかは、2万円台で買えちゃうんですね。
ソニー SONY 40V型 フルハイビジョン 液晶 テレビ BRAVIA KDL-40V3000
TOSHIBA 32V型 液晶 テレビ REGZA 32C8000 ハイビジョン
でも、私はあんまり大きなテレビはいらないんですけどね。
ずいぶん昔ですが、神保町のジャズ喫茶「BIG BOY」のマスターが、まだデザイン事務所の社長をやっていた頃に、「テレビの大きさは、その人の民度に反比例する」というようなことを言われて、なるほどと思って以来、地方在住で大きな家に住んでいる人ならまだしも、東京のマンション暮らしの人が、デカいTVにこだわるのって、どうなんだろ?という思いがますます強くなったのですね。
そういえば、このこと過去にも書いていました。
>>テレビの大きさ
デカいテレビが好きな人、ごめんなさい。
記:2012/01/25