素組み!ガンダムスローネアイン制作記
作ります!
『ガンダムOO』に登場した、地味悪そうな、ガンダムスローネアインを作ります。
別に悪くはないのですが……。
ごっついボディに、昔の南武線、あるいは阪急電鉄の車両カラーのようなシブいカラーリングがツボの機体ですね。
地味に見えるのは、この羊羹カラーであることが大きいような。
プラス、悪っぽく見えるのは、その武骨なボディからだと思います。
それと、『男塾』の死天王の一人・卍丸、あるいは『Zガンダム』に登場したバーザムを彷彿とさせるような頭部の巨大トサカがチャームポイントの機体でもあります。
まずはランナーをズラリと並べてみました。
なかなかシブい成型色のオンパレード。
今回は素組みでいっちゃおうかと思っているのですが、地味渋な仕上がりになりそうですね。
ベルトケーブルのランナー、そして濃い茶色を見ていると、局地型ガンダムの北米戦仕様を思い出します。
組みたて
まずはボディを組み立てました。
胸の奥に、チラリと見えるGNドライブの紫がオシャレ♪
あんまり目立たないけど。
なんとなく『仮面ライダー555』に出てきたサイガを思い出します(劇場版のみ登場)。
続けて頭部の組み立て。
斜め上から撮ったんですが、光がヘンに反射して輪郭が掴みづらい画像になっちゃいました。
横から見ると、トサカがかなりデカい。
頭に包丁が刺さったように見えますな。
バーザムの頭と似ております。
口もとの縦溝は、マジンガーや鉄人28号やゴーダムを思い出します。
なんとなく昭和風?
頭部と胸部を合体させた状態。
なぜか、ゴワッパー5 ゴーダムを思い出してしまいました。
デッパリ要素が多い顔と胴体ですね。
完成
あとは、1960年代のエレクトリック・マイルスを聴きながら半分ハイ、半分思索的な気分になりながら一気に組み立ててしまいました。
完成。
背中のGNランチャーがデカいデカい。
出っ張るところは出っ張らせる。
尖るところは尖らせる。
わりかし極端デザインな感じがしますが、だからこそ、ちょっと動かすだけで雰囲気がずいぶんと変わるんですよね。
やっぱり長いのぉ。
なぜか、フレデリック・フォーサイスの『神の拳』の前半に登場する150m級の大砲の話を思い出してしまいます。
長いけど、ちゃんと立ちます。
ひざ立ちも可能。
『鉄血のオルフェンズ』に登場しても違和感のないデザインですな。
動力源はGNドライヴではなく、エイハブリアクターなんですと言っても違和感のない機体。
阪急電車カラーでなく、トリコロール塗装だったら主役機になれていたかも?!
ま、個人的には羊羹みたいに美味しそうな色なので嫌いではありません。
胸のGNドライブ紫が映えています。
長ぇ~。
もういっちょ、長ぇ~。
消防車のハシゴ車を思い出します。
ボディを赤、GNランチャーをグレーで塗ったら消防車っぽくなるかな?
GNランチャーを折りたためば、普通にカッコいいですね。
普通にカッコいいバージョンをもういっちょ。
パーツからランナーを切り離して、ゲート処理したり、ペーパーがけをしながら作っても、正味3時間くらいで完成させることが出来ると思います。
安い、早い、カッコいいの3拍子そろった隠れ秀逸ガンプラといっても良いのではないでしょうか。
おまけに、今のところ間接の保持力もしっかりとしているし、手首のポロリもない。
劇中では、エクシアをはじめ、ガンダムマイスターたちのガンダムのほうがカッコ良く見えましたが、立体化されたプラモだとスローネアインの無骨さと大胆さがなかなかググッとこちらに迫ってきます。
なかなか楽しいキットを作ることができました。
記:2019/08/07
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