1/48 タイガーI・極初期生産型(アフリカ仕様)制作記

      2022/05/02

たまにはヨンパチ

たまには1/48スケールの戦車を作ろうと思い、タミヤのタイガーIの極初期生産型(アフリカ仕様)を作ってみました。

箱はこんな感じです。

箱の中はこんな感じ。

一気に組み立てました。

スプレーで下塗りをしました。
つや消しブラック、マホガニー、メタリックレッドという順番でランダム吹きです。

タミヤのアクリルミニの、ダークグレーやデザートイエロー、ダークイエローなどをランダム吹きしました。

スポンジにアクリルミニのフラットアルミや、ニュートラルグレーをしみこませて、エッジを中心に叩きつけた状態。

油彩のブラックやバーントアンバーを薄く溶いたものをモールドに流し込み、ホワイトでドライブラシをかけて完成!

木箱やスコップなど車体外部に搭載している備品の塗装は、伸びの良いエナメル系を使用しています。

正確には、タミヤのスミ入れ塗料。
キャップの裏にハケがついているので、お手軽に塗れるのです。なにしろ、容器の中の塗料をかき混ぜたり、塗料皿に塗料を出したり、塗装後に筆を洗ったりする面倒くささがありませんからね。

そのうえ、ダークブラウンを軽く塗るだけでも、周囲の色との対比効果で、なんとなく使い込まれた金属色っぽく見えるのもありがたい。

装甲板として代用されている履帯のパーツの塗装は、ダークブラウンやピンクブラウンやオレンジブラウンなど、ブラウン系のスミ入れ塗料を適当に塗り重ねることで、くたびれた金属感を出しています。

車体後部・上に備え付けられているワイヤーは、実際の寸法よりも太目のような気もするのですが、気にしない、気にしない。

今回はちょっと黒の要素多めです。

ところどころに、うっすらとハルレッドを吹き、色が単調にならないようにしています。

戦車兵のフィギュアは基本塗装をして、薄めた黒(油彩)を流し込んだだけ。

フィギュアを乗せると、砲塔や車体の大きさが実感できます。

足回りにはうっすらとバフを吹いて、砂っぽさを表現しています。

この角度から見るタイガーIは、力強く、そしてセクシーですらありますね。

細かいパーツの取り扱いには1/35スケール以上に気を付けなければいけませんが、それでも部品数が少ないため、組み立てはあっという間。
短い時間で組み立て、塗装が出来る、便利なスケールですね、1/48は。

ただ、表面積が1/35に比べると予想以上に狭く、ちょっとしたグラデーションをエアブラシでかけたつもりでも、塗料が乾くとかなり露骨な色味の変化になり不自然な色の変化に見えてしまうので、注意が必要かもしれません。

基本塗装はストレートに塗ってしまい、色の変化は油彩でつけていくほうが良かったのかもしれません。

記:2021/12/05

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