素組み!グラハム専用ユニオンフラッグカスタム(機動戦士ガンダムOO)

      2021/01/31

ユニオンの可変MS・強化バージョン

たまには、ガンダムOO(ダブルオー)に登場するMSも作ってみようと思います。

選んだのはグラハム専用ユニオンフラッグカスタムです。

真っ黒な機体とビックリするほど細い体躯がなかなか印象的な機体ですね。

顔面のフォルムは、鉄人28号に登場したブラックオックスを彷彿させます。


リボルテックヤマグチ No.44 ブラックオックス

このユニオンフラッグを操縦していた人は、ユニオンのグラハム・エーカーさん。

一流のパイロットではありますが、思い込みが激しく、なかなか強引な性格の持ち主です。

第1話の冒頭、AEUの新型機の発表会にガンダム・エクシアが初登場した際、隣に座っていた人の双眼鏡を奪ってガンダムに見入ります。

双眼鏡を奪う際、「失礼!」と言って奪っています。
奪われた人は、「あっ、何を!?」と彼にリアクションするのですが(ま、当然ですよね)、「失礼と言った!」と言い返しています。

「失礼!」と言えば済むと思っている、このワガママな性格と、自分が興味あることなら、他人から双眼鏡を奪うことも厭わないと考えるような自己中心的な性格。
これが後になってさらに増長し、ミスター・ブシドーなる、コスプレパイロットに変貌していきます。

本人はいたって真剣、ゆえに笑ったりいじったりできない空気を醸し出しているキャラ、それがミスター・ブシドーさん。

外国人が日本文化を自分たちの感覚で取り入れました的な、よくあるカリフルニアロール的なキャラでもあります。

彼が武士の世界(?)にイッチャう前の、ある意味いたって真面目だった頃、つまりグラハム・エーカーさんだった頃の搭乗機、それが、ユニオンフラッグカスタムなのです。

何しろ細い。

飛行機タイプに変形するこの機体は、ライバル陣営である人革連(人類革新連盟)のティエレンなどのMSとは一線を画するユニオンならではの戦術思想が色濃く反映されている機体だと思います。

この細さと変形可能な構造に魅せられました。

しかも、グラハムさん用にカスタムされた機体は、全身が渋いブラックでなかなかカッコいい。

このカスタム機体のHGは、1000円もしない安さ。

なかなか嬉しいですね。

箱の中

箱の中です。

黒いパーツだらけ。

それだけにソニックブレイド(プラズマソード)や、膝関節の白いパーツが映えていますね。

それでは各ランナーを見ていきましょう。

Aランナー

Aランナーは、多色成形のランナーです。

ソニックブレードをはじめとする白パーツ、そして頭部ユニットのバイザーのクリアオレンジのパーツ以外は、全部ブラックです。

Cランナー

Bランナーはなく、お次はCランナー。

関節パーツ中心で構成されています。

ABS樹脂製なので、パキンと割れないよう塗装の際には気を付けなければ。

Dランナー

Dランナーです。

やっぱり脚、細ぇ~!

シール

シールです。

バイザー裏の銀色シール以外は使わないと思います。

では、早速素組みで作っていきましょう。

頭部の組み立て

頭部を組み立てました。

パーツの内部には銀色のシールを貼って、クリアパーツを装着。

オレンジ色のバイザーをしたトンガリバットマンって感じですな。

胸部の組み立て

胸部を組み立てました。

まるで黒いランボルギーニ・カウンタック、いやアヴェンタドールのようですな。

飛行ユニットの組み立て

背部の飛行ユニットを組み立てました。

前傾翼。

X-29や、Su-47を思い出します。

1/72 Su-47 ベルクト(スホーイ設計局)

胸部とドッキングさせました。

さらに頭部を装着。

まるで飛行機から顔が生えているような感じですな。

腕部の組み立て

両腕を組み立てました。

拳骨デカい!

胸部に接続しました。

なんとなく、ガウォークを思い出しました。

腰部の組み立て

腰部を組み立てました。

上半身と接続!

後は脚ですな。

脚部の組み立て

脚部を組み立てました。

長い!
細い!

腰部とドッキング!

なかなかカッコいいですな。

細い脚と大きな手。

アンバランスなようでいて、なかなか良いバランスです。

武器類

試作新型リニアライフルを組み立てました。

持たせてみました。

なかなか大きいです。

パイロットのグラハム・エーカーの利き手に合わせてライフルを持つ手は左なんですよね。

でも関係あるのかな?
かぶりものというわけでもないし。

次にソニックブレイドをランナーから切り離しました。

持たせてみました。

けっこう長いです。

完成&変形!

完成しました!

黒い悪魔って感じで、なかなかカッコ良いです。

変形させてみましょう。

手首のポロリはいたしかたのないこととして、ゼータ系の変形プロセスに慣れている人なら、それよりもシンプルなので、いとも簡単に変形させることが出来ることでしょう。

裏返すと、こんな感じ。

無骨なウェーヴライダー?

カッコいいけど、中央のボリュームがちょっと厚ぼったいですね。

やっぱり、人型形態のほうがカッコいいかな?

とにかく、黒いパーツが多く、意外に組み立ての際には穴の位置や窪みの位置、パーツの向きを検討するのに苦労しました。

しかし、実際の完成イメージ写真と、手にとって作った時のシルエットの印象は大違いで、実物のほうが数倍カッコいい。

そういった意味では、新鮮な驚きを感じさせてくれる要素も多く、なかなか気分転換になったガンプラでした。

しばらく眺めた後は、塗装作業に移りたいと思います。

記:2018/12/07

続き⇒オーシャングレー2でユニオンフラッグ・カスタムを塗ってみました。

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