ウォーム・サウンド/ジョニー・コールズ・カルテット

   

ミンガス経由でジョニー・コールズを知った方も多いと思います。

私もその一人。

妖しいラッパを吹く人だなぁと、思いました(・∀・)b。

エリック・ドルフィーと同時期にミンガスのバンドにいたので、ブリブリ吹きまくるドルフィーと良い対比効果が生まれていて、アンサンブルのバランスも申し分ない、おそらくは、彼らが所属していた頃のミンガス・グループがもっともメンバーが充実していたのではないでしょうか?

さて、このアルバムは、ジョニー・コールズのリーダー作。

少ない音数と、少々か細い音色に込められたジャズ的情感は無限大!

ケニー・ドーハムもそうだけど、饒舌でも、鮮やかでもないトランペットから、どうして、こうも「ジャズなスピリット」を濃厚に感じてしまうのだろう?

▼収録曲
1. ルーム3
2. ホエア
3. 降っても晴れても
4. ハイ・フライ
5. プリティ・ストレンジ
6. イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー
7. ベイブス・ブルース <ボーナス・トラック>
8. ハイ・フライ (テイク2) <ボーナス・トラック>

記:2015/06/04

 - ジャズ