ドイツ兵のようなヘルメットがカッコ良いHGUC ザクII改

      2019/10/20

ドイツ兵を思い出す

『ポケットの中の戦争』に登場したザクII改。

これは一年戦争の後期に生産されたザクという設定なので、初期のザクに比べると、性能面においてはかなりパワーアップしているという設定。

性能面もさることながら、外観も「あのザク」とはずいぶんと違ったものになっています。

そして、これがプラモ化された、バンダイのHGUC(ハイグレード・ユニヴァーサル・センチュリー)のザクII改が素晴らしいのであります。

何が良いのかって、頭部のパーツを選べるんですよ。

普通のザクのアタマにももちろんできるんですが、やはりミリタリー心をくすぐる、第二次世界大戦のドイツ国防軍のヘルメットのような頭部のほうを
ついつい選んでしまう人も多いのではないでしょうか。

なかなかソソる頭部なんですよね。

しかも、口というかクチバシというか、要は口元とそれにつながる動力パイプが毒ガスのマスクを彷彿とさせる。

そんな要素もプラモ作りをする人の「ミリタリー心」をくすぐるんですよね。

『ポケ戦』もおすすめ

この「ドイツ頭」は、もちろん、『ポケットの中の戦争』の劇中には登場しないバージョンの頭なんですが、うん、なかなかカッコいい。

思わず塗装も、ドイツのフィールドグレーっぽい色を無意識に手が選んでしまいます。

銃も大きめ、突撃~!って感じがなかなかです。

さすが、ガンダム、それも最新鋭のガンダム(アレックス)のアタマを「首チョンパ」しただけのザクなだけに、カッコ良か~!なのであります。

結果的には相打ちに終わりましたが、あのガンダムを、しかも、あのケンプファーを簡単に屠ったガンダムを大破&行動停止にまで追い込んだザク。しかも、後期生産型の性能の良いザクとはいえ、一度は使用不能となったものを修理してなんとか使えるようになったザクと、ガンダムを追い込むトラップを駆使して、戦ったバーニーのアイデアと根性は素晴らしい。

つまり、モビルスーツのカッコ良さだけではなく、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』というOVA作品も名作なので、ご覧になっていない人はぜひぜひ見てみてください!

キャラクターデザインは、 美樹本晴彦氏。
「マクロス」好きも見逃せませんぞ。
そういう目線で見れば、ガンダムNT-1(アレックス)のテストパイロットのクリス(クリスチーナ・マッケンジー)が見せる微妙な表情は、リン・ミンメイに似ております。

記:2012/05/30

 - ガンプラ