どうも我が家には座敷わらしがいるらしい(7)
>>どうも我が家には座敷わらしがいるらしい(6)の続きです。
昨日、久々に出ました。
例の子供が。
といっても、私が見たわけじゃないんだけども……。
あれは、確か午後11時30分ぐらいだったかな。
そう、『ジョシデカ!-女子刑事-』を見た後だったから、そうだよ。
『ジョシデカ!-女子刑事-』は、
仲間由紀恵と泉ピン子が主演のドラマなんですが、仲間由紀恵がこのドラマには相当気合が入っているという噂を週刊誌か夕刊紙で読んだことがあるので、「んじゃ見てみるか」とチェックしてみたのです。
なぜ、仲間由紀恵が、この“刑事ドラマ”に気合を入れているのかというと、篠原涼子が主演のドラマ『アンフェア』を相当意識しているから、のようです。
自分が刑事役のドラマで、仲間さんは、どうやら篠原さんを超えたい!と燃えているらしい。
なぜか?
それは、昔、東京パフォーマンスドール時代に、先輩・篠原涼子に冷たくされた「らしい」のです。
え? 仲間由紀恵もパフォーマンスドールにいたっけ? と思うでしょう?
見習いで在籍していたそうなんですよ、まだ無名な頃に。
でも、いいじゃんねぇ、大河ドラマ『功名が辻』や映画『トリック』に『大奥」、『エラいところに嫁いでしまった』などの数々のドラマの主役。それに携帯電話会社のCMなどで、仲間由紀恵はもはや国民的女優。
もちろん篠原涼子も『ハケンの品格』や『アンフェア』などのドラマでOLを中心に圧倒的な支持を得ている。
どちらが上か下か、人気があるか、なんて競う必要もない圧倒的な「時の人」である2人なハズなんですが、やはり、女の意地ってやつなんでしょうかね。「同じ刑事役をやるからには負けたくない」という気持ちがあるみたいなのです。
もっとも、夕刊紙に書いてあることだったので、どこまでが本当か分かりませんけどね。
┐(゚~゚)┌
で、肝心のドラマの内容ですが、予想とおり、新米でオッチョコチョイで銃を暴発する新米女刑事と、ベテラン中年女子刑事のデコボココンビのドタバタ劇でありました。
仲間由紀恵が演じる畑山来実という刑事は、射撃が得意で、視力が自称7.0もあるんですが、確かに「そんな馬鹿な!」と思うぐらい射撃がうまい。
なんたって、動くバイクと、そのバイクに引きずられている人を結ぶ鎖を100m以上離れた距離から弾丸で鎖を断ち切ってしまうんですから。
これはもう、目がいい、悪いの問題じゃなく、たとえ目がよくても、引き金を引く難しさを知っている人が見れば、あのフォーム、あの射撃後の反動姿勢からして、絶対に標的に命中するわけないことは一目瞭然です。
射撃は以前、私も何度か体験したことがあるのでよくわかるのですが、引き金を引くのは、弓道の「残心」と同じで、いつの間にか引き金を「絞って」いた、という状態が理想なのです。
なぜなら、脳が「撃つぞ!」と命令した瞬間に、指先がかなりブレるんですね。
これはカメラのシャッターにも似たものがありますが、要は「今だ!」と強く脳が指先に指令を送れば送るほど、筋肉は緊張してしまう。
だから、ブレてしまう。
理想は、少しずつ引き金を標的からズラさずに絞って、絞って、少しずつ絞って、気づけば発射していた、だから、射撃のフォームも発射後もそのままになっているはず、というのが理想なのです。
それなのに、あの仲間由紀恵の射撃フォームといい、動く小さな標的に向けて撃った後の銃のブレ方といい、ぜーんぜんリアリティがなく、笑ってしまいました。
でもね、以前に比べると、仲間由紀恵、ちょっと痩せたのか、顔の輪郭がスリムで精悍になっていて、なかなかカッコよかった。
左ほっぺのニキビがちょっと気になりましたが……。
ガサツな役づくりをしているのでしょう、しょっちゅう長い髪の毛を無造作にかきあげる仕種をクセにしているようでしたね。
なーんてことを思いながら「ジョシデカ」を見た後に、私は部屋に戻り、プラモの箱を空け、製作中のプラモを作り始めてしばらく経ったときに、
……出たんですよ。
いや、出たらしいんですよ。
息子いわく
「ほら、父上の背中のところにいるじゃない」
~つづく
記:2007/10/26(from「趣味?ジャズと子育てです」)
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