ズゴックをゴッグのように塗ってみる。
2021/01/30
ゴッグファンの一言で
YouTubeの視聴者から先日メールをいただきました。
その方、ゴッグがお好きなようで。
そして、メールの最後にこう書いてありました。
「ズゴックをゴッグのように塗ってみたいと思います」と。
おお、それは面白そう。
ズゴックというと、どうしてもシャア専用ズゴックのピンクと赤のカラーのカニさん的兵器の姿がまっさきに思い浮かびます。次いで水色とグリーンの量産機の雄姿(こちらのほうがカッコいいと個人的には思っている)を思い浮かべる私ですが、このズゴックをゴッグの茶色と黄土色で塗ったら、ものすごく地味なモビルスーツになるであろうことは容易に想像できます。
しかし、考えようによっては、そのほうが兵器としては発見されにくくて良いことでもあります。
実際、ジャブローに潜入したアッガイたちのカラーリングは、黒っぽい茶色でしたからね。
岩や洞窟の多い地下基地に潜入するには、最適な色だとは思うのですが、その隠密行動にシャア専用の赤いズゴックが台無しにしていた感が無きにしもあらずでしたが……。
参考記事:隠密作戦台無し!シャア専用・赤いズゴック
そうそう、アッガイっぽい色合いになるのかな、アッガイのあの配色、けっこう好きだぞ、と思ったとたん、猛烈にズゴックを、それもシャア専用のほうのピンク色のズゴックを地味色で汚したくなったため、さっそくHGUCの1/144シャア専用ズゴックを買ってきて地味色ズゴックを作ってみました。
作りました、塗りました
旧キットや、お菓子のオマケのプラを含めれば、これでズゴック作るのは何度目だろう?
マシーネンのS.A.F.S.が好きな私としては、ズゴックのあの形好きなんですよね。なんか順序が逆ですが。
とりあえず、キットの箱を記念写真。
次いで、箱の中も撮影しておきました。
どんどん、もりもりと作っていきます。
後で塗装しやすいように、ブロックごとに分割して作っていきます。
モノアイは、ハイキューパーツのセンサー用メタリックシールの青にしてみました。
そして、完成。
パーツが少ないから一気に作れちゃいますね。
後姿。
シャア専用が海のカニだとすると、こちらは淡水エリアに生息するカニのようです。
ゴディバのクッキーが入っている缶のデザインだったり、スペクトルマンの色のようでもあります。
いつものように、プラスチックに塗料の食いつきを良くするための下地塗りとして、余っていらなくなったラッカー系の塗料をグチャグチャに混ぜた塗料を筆で下塗り。
乾いたら、タミヤ・アクリル塗料のフラットブラウンやハルレッドをランダム塗り。
スポンジでフラットアルミをぽんぽんとたたきつけた後に、今回の基本色のレッドブラウンやカーキをスポンジで塗装しました。
ちょっと茶色茶色した感じになってしまったので、フィルタリキッドイエローでフィルタリングを施し、乾いたら、紫でスミ入れをしました。
茶色のボディに黒やブラウンをスミ入れしても目立ちませんからね。
エラいボケをかましてもうた!
そんな感じで、さくっと完成したのですが、塗装している途中で気がつきました。
片足の足の向きが逆やん?!
片方の膝から下の下腿部の外装を逆につけてしまっていました。
アホ……。
しかも、ここの箇所のパーツは強力に接着してしまったため、もう直せん!
後は野となれ山となれ。
まあいいや、酔っ払ったジオン兵が寝ぼけてメンテナンス後に逆さまに外装を取り付けてしまったということにしておこう。
酔っ払い・水陸両用MS、この2つのキーワードからは、ミーシャ(ミハイル・カミンスキー)を思い出しますね。
『ポケットの中の戦争』に登場した、ジオンのサイクロプス隊に所属するランバ・ラル、ノリス・パッカード系の渋いオジサンパイロットで、後に強襲用MSケンプファーで、連邦軍のスカーレット隊を全滅させる大活躍をします。アレックス(ガンダムNT-1)のガトリング砲でズタボロにされてしまいますが……。
今回のカラーリングのモデルとなったゴッグ氏と。
茶色はもっと薄くても良かったかもね。
どうやって連邦のMSを叩くか打ち合わせ中。
以前作ったズゴック氏と。
悪ガキ2人組って感じですね。
さらにジオン水泳部仲間のアッガイ様もパーティに参加。
こんな連中が道端にいたら、目を合わせずに素通りしましょう。
それはそうと、ゴッグの場合はデップリとしたボリューミーなルックスを強調するかのごとくの茶色ですが、ズゴックの場合は地味さを強調するかのような茶色になってしまいました。
でも、それはそれで気に入ってはいますが。
記:2019/03/12
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